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Games for Change Asia-Pacific Festival 2022にてオンライン登壇しました

■オンライン登壇

2021年での講演に続いて、2022年10月4日に開催された Games for Change Asia-Pacific Festival 2022 でもオンライン登壇させて頂きました。
今回はオーストラリアのメルボルンにてリアル開催されると同時にオンラインでの開催と合わせての開催となりました。私はオンラインによるビデオ登壇になりますため、事前に撮影した動画を置くました。

■講演内容

残念ながら、2021年のときとは違い講演内容がYouTube等では公開されていないようです。ざっと下記の内容について今回は英語にて登壇しました。

■ゲーミフィケーションカオスマップについて

SEGA XDが中心となり制作委員会を組織し制作した日本でのゲーミフィケーションを活用した企業名を一覧したカオスマップが制作されました。私も制作委員会のメンバーとして関わりました。SEGA XDは、ゲームメーカーとしても老舗のSEGAと電通の夢のコレボレーションによって設立された会社です。主にゲーム技術を使った様々なビジネスを展開されています。

ゲーミフィケーションカオスマップは下記からダウンロードができる

このゲーミフィケーションカオスマップに意義はとても大きいと思います。ゲーミフィケーションやゲーム技術を活用した商品販売をしたい、または商品開発をしたい、どこかとコラボしたい、など新しいビジネス展開を考えたときにどこにアクセスし相談すればよいかがわかりません。このカオスマップによって日本におけるゲームを活用したビジネスの「フック」として十分に活用ができることが期待されます。
講演後、カオスマップの問い合わせが何件かあり、海外への紹介できたことはとても大きいと思いました。

■ギャンブル依存症チェックゲームについて

これは、パチスロ大手のダイコク電機様よりSDGsの一環として依頼を受け弊社にて制作し2022年に公開されたギャンブル依存症チェックゲーム「チェッパチ」について紹介しました。
ゲームは下記よりWEB上で遊ぶことができます。

「チェッパチ」ギャンブル依存症チェックゲーム

ギャンブル依存症は、ゲーム障害と同じようにエンターテイメント向けコンテンツを制作する側としては意識する問題の一つです。私の大変興味深いご依頼でしたので、一緒に制作することになりました。

■ギャンブル等依存症の調査

制作にあたりギャンブル依存症についていろいろ調査をしました。中でもSOGS (The South Oaks Gambling Screen) ギャンブル等依存症のスクリーニングテストを利用が広く利用されていることがわかりました。ここから、SOGSxゲームによるチェックのアイデアが浮かび企画をねることにしました。

■スクリーニングテスト✕ゲームの可能性

この制作を通して、スクリーニングテストはゲームと非常にマッチしていることに気づきました。仮に100項目あるスクリーニングテストでもゲームプレイの中で判定されるとすると、より自然体での判定に近づけると思います。
これがより多くのシリアスゲーム開発に繋がりましたら幸いです。

Game for IT, Inc.
後藤 誠

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