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Amazonプライムビデオで学ぶスターの人生

出張中に会った中年ギリシャ人の同僚と会話しながら面白い観点だと思って忘れられない言葉があります。

この地球人の行動をエアリアンが見た時にどう思うか、
彼らにバカな地球人って思われたくないよね。

ギリシャ人の同僚曰く

宗教的な観点で神様は見ているとか、サンタさんは見ているからとか、ならありましたが、おっと、エアリアンは斬新な発想。彼のこの言葉をふと思い出したのは、Amazonプライムビデオで最近配信中の今は空の星になった以下のアーティストをテーマにしたドキュメンタリー的な映画を観てからでした。

・Michael Jackson
・Elvis Presley
・QueenのFreddie mercury
・Whitney Houston

どうだい、人類の誇る歴代のアーティストたちは?と、完璧な人間は居ないけれど、エイリアンに紹介したい人々。この映画が事実100%を再現しているかどうかではなく、彼らがいかに実力があり、運があり、表では輝いてる完璧な姿でありながら、紆余曲折の多き映画のような人生を生きていたかに注目してみます。さぞエアリアンさん観点でも「この人々たちが人類の格分野でトップ飾っていた人々だったのね」と感心するだろうと思いました。これらの映画の彼らの人生を分析する際に、時代的な背景から共通している部分もありますが、以下の部分が挙げられると思いNoteしてみました。

有色人種・性的指向差別の中、実力勝負で勝ち抜いたパフォーマンス

白人が優位に立ち、黒人やアジア人のような有色人種が差別をを受けていたアメリカ・イギリスの社会的な背景がありながら、実力で世間の評価を受けビルボードなどのトップに上がっていた実績は彼らのスタイルのクリエイティブさ、策略、機会を見逃さない力があったからこそ出来たものだと思います。性的指向の相手もこの映画をみる前まではわからず。あきらかに、この世代のトップたちには私たちMZ世代よりも自分への信頼があり、無礼な社会からの質問に「その質問は間違っている」と言える人々の多い世代でした。彼らの走馬灯にも映画の名シーンは観客として流れてましたのでしょうか。

家族同士の人々の裏切りと薬物中毒

なぜ有名なアーティストさんの多くは薬物と関わってしまうのでしょう。この薬物のせいで、今もっと活躍してさらに名作を出したり、後世を指導したはずの方々がいなくなってしまって、エアリアンが見ても惜しいと思うのでしょうか。自分の人生で俯瞰して思うことの一つは「人は売り物としての耐久性を持たない。良い人ほど搾取されたり、早死にする」です。人を頼りにやるビジネスの脆弱な部分は傷付きやすい人の心。その人を信じてくれるべき両親、配偶者、子供のような家族や家族同様の人も、お金と各々の私利私欲に与えられた権力が使われて、結局破綻することになってしまうのが残念でした。

Whitney Houstonの父やElvis Presleyのマネジャーを見ながら、彼らはビジネスマンやマネジャーなんかじゃなく、自分が守れない約束を会社という盾を使ってやっている詐欺師と違わないと思いました。

彼らのスタイルと実力を作り上げた少年時代

歌のアーティストさんの場合は、20代前後にデビューと有名人になったことも多く、逆算すると彼らのほとんどは10代前後から良いダンス・歌を近場で接することの多い人生だったと思えました。かつ、自分の実力がわかっていながら、好みや直感があり、才能・素質に対して周りの客観的な気付きや指導があったことも。

音楽アーティストの全盛期は20代ー30代であることから、彼らの人生の前半は私の人生に比べるととても密度の高いもので格差を感じました。私も残りの休日を忙しく密度濃く生きねばと思った映画たちでした。アーティストの皆さんがどうか、健康に長生きしながら人々の心をワクワクさせる、癒す、そんな人類の文化遺跡をたくさん残していただきたいです。




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