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「ホテルライク」の概念の考察

家族が会いに来ることになりました。ホテルも良いのですが、都内観光がしやすいように何泊かはおうちに泊まらせてあげようと思いました。小さい部屋ながら、ホテルのような、ホテルよりも良い部屋作りとは何か考察してみました。

星が沢山ついている良いホテルとはなんだろうかと調べると、審査基準にコンベンションホールやジムなどの施設があることがわかりした。おうちにコンベンションホールは必要ないけど、その他の「良い体験な何か」がホテルでのお泊まりを素敵にしていると思ったんですよね。

ホテル泊まりがくれる非日常

ウェルカム

日本旅館では玄関から女将さんがお出迎えに来ていただいたり、ウェルカムドリンクをはじめ、暖かいおしぼりを渡されたり、部屋に入るとまるで「お待ちしていました」なアメニティと、たまにホテル側で書いていただいたウェルカムカードがあったり。

ちょっとホテルぽくするために、自分も家族が部屋に入ったら日本の梅酒でウェルカムドリンクと和菓子屋さんのお菓子を提案したり、アメニティセットをプレゼントしたりしようと思います。

統一性

ホテルは最初から全てのレイアウトやデザインのシミュレーションが状態から設置されるので、物の色や系統に統一性が現れるのが部屋作りをプロフェッショナルに見せていると思いました。

おうちの場合統一性をもたらすものを難しくしているのは、シャンプーなどを個別に少しずつ買い足すことがどうしても発生する事。そこで、とりあえずメーカーやボトルの色を揃えることをやってみることにしました。

サービス

送迎をしてくれるところもあれば、観光地を紹介してくれたり。
ホテル内ですと、自由に飲み物やお菓子が食べられるラウンジがあったり。
ルームサービスが使えて、食事を部屋で食べられたり。
お茶からお酒までが用意されているコーナーがあったり。 
ホテルのレストランで朝食が食べられたり。
ジムやプールが使えたり、ショーが見れたり。

家族旅行をガイドしていると、家族は大概慣れない地名と場所を結びつけられてないことが多いので、近所のおすすめスポットをマップにして渡してみようかと思いました。

高級アメニティや家電

ネット上で調べたものによりますと、高級ホテルのアメニティはリンクのようなハイブランドのものが使われているそうです。普段は何なら業務用でも使われるレベルの大容量でコスパ重視のアメニティを買って使ってるものの、家族だってせっかくのお客さんですので今月は大好きなAesopのものを買い足して自分も贅沢に便乗をしようと。

ホテルで使える美容家電もちょっとした楽しみポイントで、最新の家電が試せるので嬉しいです。

音楽や音、香り

ホテルに入った瞬間から始まる別世界体験。ディズニーランドとかもそうですが、どこも静かに音楽や噴水などの音が聞けて、誰もいない廊下でも安心感をくれたり、空間が変わったことを認識できたり。
香りもホテルのシグネチャーアロマがあったりして、5感全てにインパクトを叩き込むようなことが全て計算されていると思いました。

ExclusivenessとPersonalized service

初期のFacebookが流行った背景にExclusivenessがあったように、制限された場所に入れるのはマリオゲームのスターを探し出したような面白さがあります。ホテルの利用者のみ使える施設だとか、ホテル自体が会員制だったりとか、好みをわかっていたりとか。

自分は家族の好みがわかっているので、無言の「これ好きでしょう?用意しておいたよ」的なアピールをしておこうと思います。

不慣れな場所

不慣れな場所だからこそ、面白い発見があるんですよね。

ブランド

ホテルのブランド力というのもあったりして、ロゴやコンセプトがしっかり決まっているのも商業的でカッコいいなと思ったりします。

お土産

日本の旅館ではたまに巾着袋をプレゼントしてくれたりしますよね。いい思い出にもなりますし、実用的なものはその後も使ってたりするので自分もアメニティやエコバッグを訪問中にも、帰宅後も使えるように用意しようと思いました。

外泊がお家には勝てないもの

チェックアウト・荷造りを心配せず荷物が置ける

自宅に泥棒が入らない以上、セキュリティーは○。移動が多かった出張をする時にいつも気にしていたのはチェックアウトの時間と荷造り、そしてスーツケースでの移動でした。過去家族がホテルにパスポートを忘れたままチェックアウトしたことがあり、物忘れがないことは何よりも大事だと思っています。スーツケースでの移動ってとても不便ですので、荷物をどこかに置いて身軽にお出かけを楽しめるのは大きなプラスポイントです。

好きな慣れの良いものに囲まれている

高くて良いホテルでも、家電や生活雑貨はまあまあのものが置かれていたり、古かったりすることがあると思いますので、思わず心の中で「うちにある、あれを使いたい」と思うことがあるかも知れません。家電は特に、慣れているものが良かったりするので、自分で持参するしかないこともあるかと思います。

便利のためにわざわざお金を使わなくて良い安心感

お荷物はホテルのロビーで預けていただければオッケーですが、移動時にはスーツケースの保管ロッカーに500円。ホテルなら洗濯さえも1000円単位でお金が支出されるので、便利のためにお金を使わなくて良くて安心。お金を使う罪悪感はなくなるかと思います。

ホテルでお金をかけられた人件費と建築・インテリアは一気にどう変えようとしても限界があるのですが、自分がホテルに泊まった時のような感動や満足をしてくれるか、楽しみですね。普段自分がどういう風に生活をしているかが気になるというのが妹の言葉でした。「自分のお家のように過ごしてね」ってほどまでは行かなくても「お家以上の体験」ができればと思っています。

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