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プロダクトマネジメントの存在

毎年Rakuten Technology Conferenceにリスナーとして参加しておりますが、2022年のRakuten Technology Conferenceのキーノートでは三木谷さん以外にもSlackのChief Product officer、Google cloudのChief Decision Scientist、Red HatのChief Technology Officerさん達の”プロダクト”マネジメントに関する話が多くありました。私は楽天さんとは異業種で働いているエンジニアで、プロダクトマネジメントという役割はもしかしたらIT業界なら普通にあるものかも知れないですが、私には言葉自体には馴染みがかったです。そんなところに丁度知り合いの方がプロダクトマネジメントに関する本を3冊おすすめしてくださったのを読んでのまとめnoteになります。

プロダクトとは

ユーザや顧客に価値を運ぶもの。プロジェクトとは異なり、育てていくもの。プロダクト主導のタスク、プロセス、組織はビジネスアウトカムを軸に最適化し、プロダクトの目標を自分たちの目標に合わせてロードマップを調整する。価値を顧客に届ける上で必要になるすべての活動をValue streamと言う。

ダメな例(異なる例と解釈できる)
セールス主導(顧客カスタマイズリクエストで同じものを大量生産できない)
ビジョナリー(アップルのスティーブ・ジョブズの例、持続不可能)
テクノロジー主導(買い手のないクールな技術)

プロダクト・マネジャーの役割

ビジネスと顧客の両方を深く理解し、価値を生み出す適切な機会を見極める。ユーザ分析、顧客フィードバック、マーケット調査、ステークホルダーの意見なら、チームがどんな方向に進むか決定する責任を持つ。Vision, goal, and guardrailが必要。

プロジェクトマネジャー: whenに関する責任
プロダクトマネジャー: whyに関する責任
-なぜこれを作るか
-どうやって顧客に価値を届けるか
-ビジネス目標を達成する上でどう役に立つのか
プロダクトオーナー:スクラムマスターで、プロダクトマネジャーの役割の一部

プロダクトのカタ

問題発見→目標設定→アイデアの創出→デリバリー
の意思決定を下すのに役立つフレームワーク
-プロダクトポートフォリオ、各々のプロダクトでの活動、チームが選ぶソリューションの選択肢を含む。(目標、現在点、最大の問題や障害、解決方法、予想、結果と学び)

1.方向性の理解:データを使って方向性を決める
(虚栄の指標・AARRR・ファネル・Heartフレームワーク)
2.問題の探索:悪いアイデアを捨て、適切な質問をし、問題を検証する
3.ソリューションの探索:”学習”のための最小限の実験・努力
(コンシェルジュ・オズの魔法使い・コンセントテストなど)
4.ソリューションの最適化

プロダクト・マネジャーのキャリアパス

Associate PdM > PdM > Senior PdM > Product director > Product VP > CPO

キャリアによって、戦術・戦略・運営面でのバランスが変わる
戦術 機能開発での短期的な行動(every field you intend to put and content strategy)
戦略 マーケットポジショング 将来像と至るために必要なこと
運営 ロードマップなど、戦略を戦術的な仕事に結びつける

おすすめの本

プロダクトマネジメント
ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける

ビルドトラップ: 組織がアウトカムではなくアウトプットで成功を計測しようとして、行き詰まっている状況のこと.実際に生み出された価値ではなく、機能の開発とリリースに集中してしまっている状況

お客様と話しにくいのは官僚主義によるもの。

プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける

プロダクトマネジメントのすべて
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プロダクト・レッド・オーガニゼーション
顧客と組織と成長をつなぐプロダクト主導型の構築


引き続き更新します

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