なぜ、女性プロゲーマー『たぬかな』はカレンダーを発売しないのか?

今週末に迫った3回目のEVO Japanに向けて色んなゲームの皆さんが盛り上がっているのを見ると、いよいよ始まるな!と思うのですが、私には1回目の前から思っていることがあって毎年この時期になると思い出すので、記事書くか!と思い書いていこうと思います。

プロゲーマーのグッズをもっと発売したらいいのに!と思っていた2017年。

最初に、私の興味のあるプロゲーマーというのは格闘ゲーム界隈がメインとなります。冒頭にEVO Japanの事を書いているので何となく察知してもらえるとは思いますが。

1回目のEVO Japanが2018年1月開催なのですがそれより以前からプロゲーマーとかプロゲーミングチームに対して思うことが多々あり、特に「ゲーミングチームって選手で利益を出そうとしてなさ過ぎる!」と思っていました。
野球やサッカーなどのメジャースポーツではチームのグッズも選手のグッズも色々と発売されています。その一連の流れをなぜどこのチームも出来ないのか?
『お金の問題』の一言で片づけるのは夢が無いし、何よりも「自分のチームの選手で利益を出してチームや業界を大きくしてやろう!」という気持ちがないんだなという印象を受けました。

2017年当時の格闘ゲームのプロゲーマーで言うと、ウメハラさん・ときどさんの2人が本を出版していました。2020年になりプロゲーマーがTVやラジオ等のメディア出演はかなり増えましたが、本の出版やグッズの販売はあまり変わっていないと言えると思います。

単刀直入に言う!選手にお金を払って自分が支えているんだ!という感覚が欲しい!!

選手それぞれが行っている個人配信の有料会員になったり投げ銭システムでの課金などはありますが、あくまでシステムにお金を払っている感覚になるので、もっとダイレクトにお金を払った対価をユーザーが得られる様にして欲しいんですよね。
もっと具体的に気持ち悪い書き方をすれば、昨日今日配信を見始めて課金した人とずーっと応援をしている自分が同じ扱いを受けているのは納得がいかないと思う人もいると思っています。

そろそろ本題。『たぬかな』さんのカレンダー欲しくないですか?

800字以上書いてきてようやく本題かよって話なのですが、具体的に『いつ・どこで・誰が・何を』って考えると『年明けの EVO Japanで たぬかなが カレンダーを』っていうのが個人的には売れる可能性が高いと思っています。

理由は様々あって、まず『ある程度絞られたゲームユーザーが集まる大型イベント』ってのが1番大事だと思っていて1つのタイトルの大会だと新規で興味を持ってくれる人が少ないと思われるのと、逆にTGSみたいな超巨大ゲームイベントだと競合が多すぎて知らない人が興味を持ったり情報をキャッチするのが不可能に近いと思われるので、それよりは小さい数万人規模で開催されるEVO Japanなら丁度いいと思います。

さらに、会場内はお祭りムードが充満している雰囲気であり、選手自らが販売や会場内で購入し別会場での手渡し会の販促イベントがあればついつい購入してしまう人も多いのではないでしょうか。
カレンダーにした理由は1月に買わないと意味がない!と思わせるためです。基本的に年末年始か年度末にしかカレンダーを欲しいと思うタイミングがないと思うので複合的なレア感みたいな物をつける事でファン以外でも手にしやすい空気作りが可能だと思います。(究極的に言えばカレンダーは毎日使う物なので最悪無駄にはならない)
価格も2000円前後であれば売れる可能性は高いと思います。また、会場内には海外勢も多くいることを考えると日本のカレンダー売ってもしょうがないので、同じ服のポーズ違いや撮影場所は同じで衣装違いなどの変化をつけたミニ写真集を売れば二毛作的な作戦で製作費を抑えつつ多くの写真を撮影する事が可能です。
撮影した写真を生写真・ポストカード・クリアファイルなどにも展開して全部セットで5000円であればコアユーザーは買うと思うので、ライトユーザーコアユーザー共に満足できるラインナップを作る事が出来ます。

ちなみになぜ、たぬかなさんを例に出しているかというと、やはり会場内は圧倒的に男性が多いので売れる可能性が高い女性プロゲーマーがいいと思う点と現時点で男性プロゲーマーの方が圧倒的に多いにも関わらずそういったチャレンジがあまりない事を考えると既存のファンが多い人がやってみたら面白いと思いました。
同じく格闘ゲームの女性プロゲーマーでいうと、はつめさんもいるのですが多分無難に売れると思うので(2人のTwitterのフォロワー数は2.5~3倍違う)そういう活動をしなさそうなたぬかなさんを例に挙げてみました。

具体的な売り上げ目標は?

たぬかなさんのTwitterのフォロワー数は約27000人なので1/10の2700人くらいは購入してくれると思います。具体的には関東1200人関西1000人その他の地域(国内外問わず)500人くらいは余裕で売れないと業界として夢が無いと思います。

2700人×2000円=5,400,000円+その他グッズの売り上げ

製作費を莫大にかけなければ赤字はもちろん、第2弾第3弾のグッズ展開の資金として賄えるくらいの額にはなるのではないでしょうか。
当日の会場販売以外にも通販や鉄拳の大会を店舗で行っている『ヤマダ電機』などの家電量販店や、販売イベントを連日行っていてゲーマーとも親和性の高い『アニメイト』などであれば追加でイベントを行うことも無謀ではないですし、各都道府県のesports協会のイベントに呼ばれた際の前後でブースを設けて販売の形を取ればイベントがさらに盛り上がる形になるのではないでしょうか。

プロゲーマーそれぞれが自分に合ったグッズ展開や新規ファン獲得の道筋を開拓して欲しい!

今はチームのユニフォームのレプリカを販売しているチームが多いですが、選手個人をモチーフにした普段使いの出来るTシャツなどが一般化して販売される様になれば、有名ブランドとのコラボグッズ展開もありえると思います。Tシャツに限らず靴やバッグなどが商品化されてファンが購入することが話題になればどんどん話が広がっていくと思います。

最後にこの記事を書こうと思った最大のきっかけ

最後に自己紹介的な事を書くのもアレなのですが、私はプロアマ問わず女性ゲーマーの配信などをよく観ます。Twitterを見てリプしたりといういわゆる『オタク』とか『追っかけ』みたいなことをよくしているのですが、これ自体のイメージは良くないんですが(理由はわかるけど…)でも、よく言われる『姫と囲い』みたいな関係性は前時代的だと思っていて、今はもっと進化出来るのではないかと思っています。
クローズドな関係でやっている人たちもいるとは思いますが、姫と呼ばれる人達が強力な磁場を作る事が出来てインフルエンサーと呼ばれる所まで進化出来れば、より強力な磁場を作る事が出来て良いサイクルが生まれると思っています。
姫とは言うものの極論、神輿の上で周囲を巻き込んで鼓舞出来る人であれば性別や年齢は関係ないと思います。

ちょっと話は逸れましたが、とにかくどっかのタイミングで誰かがやった方がいいなら良いタイミングで影響力のある人がバズりやすい事をやってそれまでの常識を変えて欲しいよね!って話です。
気づいたら3000文字以上どうでもいい事を書いてました(汗)

以上、たぬかなグッズが発売されたら全速力で買います!!って話でした。
それ以外の人が出しても買うけどね!!!!




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