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横アーチ低下が引き起こす体の痛み


こんにちは!RYOちゃん(@sprittr7)です!


今回は横アーチの話です!

横アーチが低下した状態を『開帳足(かいちょうそく)』と言いますが、
外反母趾、内反小趾と比べ、これまたあまり知られていません。


横アーチとは、


内側縦アーチ、外側縦アーチと合わせ足にある3つのアーチの1つで、
各指のMP関節(指の付け根)を結んだアーチになります。



『足マガジン』今月配信のたくみさんや白須さん記事で


機能解剖や

評価、エクササイズについて触れられています。


今回の記事では、


横アーチの低下(開帳足)が体にどんな変化を引き起こすのか

膝の痛みなど、具体的な怪我や症状を出しながら

自分自身や周りの方が開帳足だと気づいてもらえるきっかけになる知識と

エクササイズをご紹介していきます。


開帳足は、


タコやウオノメをよく作ります。

足の裏の、人差し指と中指の付け根(MP関節下)部分の皮膚が固くなっていませんか?

ここの皮膚が固い、タコやウオノメがある(あった)という方は開帳足になっている可能性が高いです。


これは


スポーツをしている方

サンダルやクロックスをよく履く方

大きいサイズの靴を履く方


ヒールや革靴を履く方にも多いです。


ほとんどの人ですね。笑

裸足で生活する方もなっています。


外反母趾や内反小趾に比べ、関節の変形などが見た目の変化としてわかりにくいため気付きにくいのですが

臨床では、今まで原因がはっきりしなかった膝の痛みが、開帳足によって引き起こされていたこともありました。


そんなこともあるの?と開帳足が気になってきましたよね!


みなさんの生活や臨床の参考にしていただきたい記事になっていますので

ぜひ詳しくご覧ください!


それでは今回の内容、詳しくいってみましょう!

人差し指と中指の付け根にできるタコやウオノメ


足の裏の、人差し指と中指のMP関節(付け根)あたりの皮膚が固くなっていませんか?


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ここにタコがある場合、横アーチの低下が疑われます。


踏み込み動作があるスポーツで、強く地面を蹴って一歩を踏み出したりジャンプ動作をする時

横アーチで衝撃を吸収したりバネを作り高く飛ぼうとしているため横アーチが低下


横アーチのトップになる第二中足骨頭あたりが擦れることになりタコができます。皮膚の中に細菌が入って芯を作ればウオノメとなり、タコに比べ強い痛みを伴います。


一般の方でも、


大きい靴を履いている方

ジョギングやウォーキングが趣味の方

立ち仕事の方

しゃがみ込み動作がある方

など


可能性はみなさんにあります。


寝たきりの方の足でも拝見しますし、横アーチ低下とタコは子どもにも増えてきていますので、一度ご自身やご家族の足の裏をみてみてください。


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