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松本清張 けものみち 雑談

松本清張の「けものみち」で、民子はジュエリーデザイナーとしてのしあがって行きます。

このジュエリーデザイナーという設定にも意味があるという気がしました。

最近、けものみちの登場人物には、モデルとなる人物がいたと知ったんです。

民子は、辻トシ子  辻嘉六の娘 
トシ子本人が、あれは私だと言っているようです。。


ひとつ、面白い記事を見つけました。

自民党結成時にダイヤモンドが使われたという話です。

このダイヤモンドの出所は、上海の児玉機関からのようです。

自民党結成時に莫大な額、現在のお金で数千億が児玉から出てるんです。

この人、大物右翼という振る舞いでしたが、実際はCIAのスパイです。

CIAの資金の出所は何処なのか?と考えるのは自然の流れです。

(そのひとつが麻薬とも言われてますよね。

雑談なので脱線します。
ラオス、タイ、ミャンマーを結ぶゴールデントライアングルや北朝鮮が麻薬、阿片の生産地なんですよね。)

戦時中には、日本人は、ダイヤモンドを供出させられたそうです。

それは何処に行ってしまったのでしょう?

この辺りのダイヤモンド💎
裏金、裏組織…
このイメージから清張は民子ジュエリーデザイナーにしたのかなと思いました。

話をけものみちに戻すと、
ドラマの演出では、廃墟の十字架のようなものの中に、宝石が隠されていた記憶があります。(うろ覚えです。違っていたらごめんなさい)

この十字架が象徴してるのは何かなと考えてみると、小滝=佐藤浩市の裏にいるものなのではないかと。

十字架を倒す すなわち悪魔の道、けものみちに入ることを意味する。

こう考えるのが普通でしょうが、

十字架の中に宝石が 隠されていた。
このことを考えると、十字架=裏組織
宝石=裏資金
と私は感じました。

「けものみち」
よく考えると誰も幸せを掴んでいないお話でした。若村真由美さんの役だけは、愛に生きようともがいていた気がして悲しく印象的でした。

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