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乃木坂工事中『4期生 売り込みショー!』まとめと感想

この三週間でオンエアされた『4期生 売り込みショー!』にて、遂に「乃木坂工事中」に4期生が出演した。

計11名の4期生、あの決して長いとは言えない紹介の間でも、みんな非常に魅力的!ていうか単純に可愛い!あとさすが、1,2,3期生たちの紹介も個性があって面白い!

タイムリーな話題はタイムリーな内にということで、諸々の感想を書いていきたい。

ちなみに、4期生についての知識は、今のところ今回の「乃木坂工事中」+昨年末発売の「BRODY 2019 FEBRUARY」以外は基本的にないので悪しからずご了承ください。

賀喜遥香

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では放送&オンエア順に。

まず、トップバッターの賀喜ちゃん。4期生はいずれも初出演で、普通なら緊張して固くなりがちなところ、彼女は割と自然体でいた印象。バナナマンの2人と絡んだり、先輩とのノリに乗ったり、中々上手くこなしていた印象。トップバッターとして良い雰囲気を作っていたと思う。

全体的に、喋る能力もあり、緊張などにも負けないタイプのよう。4期生の年長勢が比較的ほわほわしている子が多いようなので、しっかりものポジションで活躍してくれるような気がする。

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また、絵うまメンバーが減りつつあったところにあの腕前。良い感じに今後活かしていけそうである(塗りも細かい!)(おじさん達の描き方に遠慮が無いところも良い!)。ちょっと少女マンガっぽいタッチは、意外とこれまでいなかったか。

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紹介した先輩、衛藤・山下ペアもさすが。特に後輩の山下による「小悪魔劇場」が素晴らしい。なんといっても、言われている時の「私?本当に?」という細かい芝居が大変うっとおしくて良い。そういうのそういうの!

スッと自然にコントに入る具合がとても上手かったから、もっと出していってほしいところ。

柴田柚菜

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柴田ちゃんは目が半月型でデフォから笑顔な顔立ちの、優しい雰囲気な子。

新体操でしっかり動けるところが印象的。お見立て会でも一曲センターを務めたそうで、今後ライブなどのパフォーマンス面でダンスメンバーとして活躍しそう。

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と思いつつ、新体操を披露した時の「緊張しました…」、箸ペットボトルのくだりの「ごめんなさい…」がなんとなく不思議なテンポのように感じる。割とほわっとした独自のリズムで動くタイプの天然系な子かもしれない。

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紹介した高山・北野ペア、というか高山は、何であんなあからさまなボケなのに、何故か真剣に言ってるように見えるのはなんでなんだろう。

「親戚の前で披露するんだもんね?」も、「相性のいい漢字」のくだり(歴史上の人物からの「勝亦洲和さん」)も、白々しくなくならず面白いんだからスゴい。

あの声質がカギか。

矢久保美緒

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矢久保ちゃんは、まず何より、松村のいいところとしての発言「生きていてくださることが…」コレが良い。この感覚を、アイドル側の人が持っていることがすごく良いことだし重要だと思う。

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紹介に関しては、全体的に松村プロデュース色が強い。とにかく「アイドルオタク(コールする)」という取っ掛かりを押し出すことで、彼女自身のことが印象に残るような紹介として完成させているのだから、彼女のプロデュース力はさすがと言ったところ。

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かつ決して彼女のワンマンではなく、中田も含めさすが熟練の生ドルコンビ、息ぴったり。「ダメダメダメ!」のくだりも2人してぐいぐい発動させるんだから、やはりこのコンビは安心できる。というかボケたがりですよね、2人とも。

コールについての話題で、「私は自然発生…」という中田がまちゅをないがしろにするノリも最高である。いい関係性。

翻弄され気味だった矢久保は、ピコピコした動きがつい気になってしまうものの、「変なヤツ」的なキャラクターというよりも、どっちかと言うと根は落ち着いた子な気がする。喋り自体はバタバタせず、結構しっかり受け答えしていた。

遠藤さくら

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二週目は遠藤さくらちゃんから。彼女は「そば屋の娘」というプロフィールがまず良い。日本人らしい濃ゆすぎない顔立ちに整っており、『さくら』という名前も相まって、いかにも「看板娘」と言ったような印象。(好きな食べ物がみたらし団子というのも最高!)

桃子と近い、「磨くと輝く原石」といった期待を持たれているのだろうか、それもなんだか納得できそうな純朴さを感じる。

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クラリネットで自己紹介のくだりは、中々変化球な気がしないでもないが、特技を披露しつつコンパクトにオモシロでまとめつつ、とよいアクションだったと思う。「みたらし団子」「キムチ」のどちらも、ちゃんと音程を拾っているのが。

個人的には、先輩の回答が不正解だった時の「あ~、違う」という表情が、着飾らなさが見えてなんだかグッときた。あと緊張のせいか、ずっと顔がちょっと赤くて可愛い。

紹介した井上・佐藤ペアは、一見、前3組ほどアクの強さはないものの、「クラリネットで自己紹介」というプロデュースをする辺り、枠組の縛られない発想の持ち主である。また基本の進行を後輩である佐藤に任せているところが、井上らしさ。でもサックスで目立っちゃうところも、井上らしさ。可愛い。

筒井あやめ

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最年少メンバー・筒井あやめちゃん、大人っぽい顔立ちで「落ち着いてる感じがある」と評されつつ、緊張して言葉少なな感じが小っちゃい子のようでもあって可愛い。なんせ、書道時の汚れないための服が給食着にしか見えない。

(でも身長が既に160cmあるらしい!モデル路線も視野。)

というか、特技が「書道」「編み物」というイメージの良さ!ブログとかで定期的に見れたらいいなあ。

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紹介した白石・与田ペアの珍しい組み合わせは、白石のあのスイッチ入れた感じの高いテンションが楽しげで良い。書道で躊躇いなくアルファベットやカタカナを書くあたりは白石さんプロデュースの匂いがする。

逆に与田は全然しっかりしてないが、そのわたわた感が”らしくて”非常に良い。トートバッグを編むのに「6時間」と言った時に浮かべた驚いている表情なんかは、まだまだ与田ベイビーである。

あと、モノマネレパートリーを「スティ…」まで書いた時のひな壇メンバー(おそらく高山)のガヤ「スティービー・ワンダー」はもう天才。

金川紗耶

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神奈川出身ではなく北海道出身の金川ちゃん、主にバスケットボールと北海道を推していきつつ、早口言葉の印象が強かった彼女。

全体的に、先輩の飛鳥・梅澤ペア、というか飛鳥による演出が光った。彼女は割と松村の影響を感じる、わかりやすいくだりを用意するような傾向が最近あるので、結果「そだね~」と「酢が効きすぎた」をガンガンこするパターンが完成していた。

自分のスポーツ出来なさで盛り上げる辺りも、バラエティメンの一角を担う力強さを見せた。

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真面目な進行を務めた梅澤も、早口言葉の時の活舌の良さがなにげに重要で、あそこで彼女が「出来ない」になると成立しない(ちょっと危うかったけど)。

それ含め飛鳥劇場に淡々と付き合って役割をこなす感じ、結構いいコンビな気がするんだよなあ。お互いまだ遠慮している様子なので、壁が壊れるのを期待。

先輩に付いてばかり書いてしまったが、あの短い紹介の中でも、金川はセンスの良さを持っている片鱗を既に見せている。

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飛鳥のあのボヨンボヨンなバスケを、いけしゃあしゃあと「めっちゃ上手かったです」と答えたり、早口言葉のくだりで設楽さんにツッコまれた時に「ん?何のことですか?」という顔をしていたり、色々"出来そう"なアクションをしていた。

またBRODYさんインタビューによると、乃木坂に興味を持ったきっかけがあの「フィンランド民謡」だそう!この嗅覚だけで期待しちゃう。

北川悠理

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特に独特な雰囲気を持っている北川は、初期の生田や堀を思わせる。でも彼女らほど無軌道なことは言わなそうなので、どう活躍していくか。

久保にも近い雰囲気を感じるので、おしとやかなようで舞台に上がると熱気を放つタイプか。

何かとあのテンションをぶらさないまま挑んでいきそうなので、そのテンポのズレでいいノリを生み出してもくれそうである。

過去にも色々キャリアを積んでいるようなので、今後それらが露わになってくるのが楽しみ。

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紹介した堀・理々杏ペアは、完全に堀劇場である。良いんだか悪いんだか、あの子が出てくると全部食っちゃうくらい盛り上げてしまうので、もはや紹介側には不向きか。でも面白いから全部OK。

そつなく進行していた理々杏も堀劇場に巻き込まれ、マンドリンのくだりでジジ耳をつける時に見せていた「やるのか…」という顔が非常に良かった。

田村真佑

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もうあんまり言うまでもないような気もする彼女。

しっかり面白い誤答を繰り出すので、頭NO王の座を脅かす脅威と言える。でもまあやも麗乃も全く負けているわけではないからすごい。

また、あの雰囲気のおっとりバカはいなかったので、意外とキャラ被りは発生していない印象。(例えば、まあやは明るいバカ、麗乃ちゃんは赤ちゃんバカ。バカバカ繰り返すの良くないね。)

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乃木坂は、毎期最年長にふわっとしたお姉さんを配置しており、今回もそれに倣ったと思いつつまた違うキャラクターなので、新しい存在感になりそうである。

絵自体は上手いものの、タッチが独特だったのが気になった。さくらももこっぽいというか、蛭子能収っぽいというか。もっと見たいところ。

新内・まあやペアはポンコツがちだったのもの、おバカを最初から出させたのは良い選択。またすぐ企画に使われそうである。

また「真佑ちゃんお勉強が苦手で…そこはまあやと同じなんですけど」の時のまあやのバツが悪そうな顔が大変良い。彼女はまだ抗っている。

清宮レイ

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さっきまで泣いてたのにいつのまにかニコニコしてて大変可愛い。雛壇にいる時もついつい見てしまう。

そんな孫感のある無邪気さに加え、あんなに英語ペラペラで、アクロバットもキレ抜群、身長+スタイルも既に完成しているレベルと、ちょっと異様なポテンシャルである。

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真夏・桃子ペアの紹介は、真夏さんの真面目さが見える良い内容。上記の特徴を一通り伝えるよう、もろもろ組み込んだ芸を用意しているところはさすがのプロデュースといったところ。

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そんな中、清宮のバナナマン評『日村さんは…気持ち悪い』をバラす辺りは果敢にボケる姿勢が見える(かつフォローもちゃんとしてる)。

掛橋沙耶香

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岡山のかなり奥の方から出てきて、あの都会っぽいシュッとしたビジュアルはすごい。

方言の話はしていたものの、普段の喋りには大クセの訛りは出ていない様子。そこも田舎っぽさを感じない要因か。

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特技としてギターを披露していたが、ギター枠は結構埋まってる。果たしてそこがどう出るか。逆に言うとみんなで揃って挑戦というような企画があったら見てみたい。でも歌上手かったので、弾き語りをもっとしっかり練習して披露することがあったら是非見たい。

桃を初めて食べた時の「美味しい」、即興で演奏できるか聞かれて「できないです」の平然と言う感じは、どこか掘ったら出て来るキャラクターを感じる。

お見立て会でも、1万人の前で堂々とギターを披露していたようなので、その辺の度胸にも注目。

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紹介していた優里・久保ペアは、久保による3期生小悪魔劇場もありつつ、やはり優里のつつがない紹介は目を見張る。何故かグループではそこまで目立っていないが、やはり「喋り」は彼女な気がする。

早川聖来

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シャープな美形の顔立ちからは予想していなかった、すごい明るい子。「面白いが好き」というだけじゃない陰の無さも感じ、樋口・優里くらいかもしれない。

それでいて、見た目に違わないあの佇まい!やはりバレエ経験は姿勢から何から現れるので良い。ターンのカウントを先輩にペコッと頭を下げてお願いしたり、(そこにいない)くまだまさしに「ありがとうございます」と御礼を言ったりと、礼儀正しさも◎。

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くまだまさしの芸も、「頑張ってやり切った」というより純粋に楽しそうにやっていて良い。日村さんが「はい可愛い!」と言ってしまうのも納得。

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紹介したのはみなみ・葉月ペア。あまり普段は言わない言葉(「くまだまさし」)に弱いみなみ 、何もしてない葉月(たこ焼きだけ勝手に食べようとするところが最高!)。

噛んだところを編集で無かったことにしようとするみなみちゃん、と思ったけど、あれは人の名前を出してるのもあって「ちゃんと言う」をしようとしたと思われる。偉い。

日村勇紀

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冗談です。

矢久保ちゃんコールの「あ、忘れた!」の時の「謝んなくていい!」、あやめちゃんの半紙がよれないよう押さえてくれたり、早速優しさが見えてよい。

かつ、田村のデニーズコント時の「カツ煮御膳」というリアルかつちょっと外してくる引き出しは、プロ力に感服するほかない。

まとめ

相変わらず、ポテンシャルの高い子を揃えてきている。そしてちゃんと可愛い。今回はキリッとした顔立ちよりも、安心する顔立ちの子のほうが多いかな。

なんとなく、それぞの出来ること・出来ないことのバランスも良い気がする。4期内のポジションが固まってきたら、またより際だって見えてくるだろうか。

紹介側が2人になったことで、3期生紹介の時よりもバリエーションが増え、かつ笑いもしっかり起こし、企画としても大変面白かったので、1,2,3期の腕の仕上がりっぷりにも感心させられた。

乃木坂の未来は明るい!


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