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エクレア(ドラマ「仮面ライダーセイバー」)

とうとう私が作っていない、買ってきたそのまんまのスィーツが登場します。それはエクレア。シュークリームの皮を長めに作り、その上にチョコをトッピングするというもの。かなり前シュークリームは自宅で作ったことがありますけれど、なかなかうまくできなくて(シュー皮というよりもカスタードクリームが)、苦戦した記憶があるのでした。たまーに食べたくなると迷わず、作らずに買います。失敗から学ぶこと、それは「時には撤退も必要」。

今回は私が毎週唯一見ているテレビ番組、「仮面ライダーセイバー」のお話。メインの主役よりも2番手のライダーさんの方に愛着を持ってしまうので、今回「セイバー」も、倫太郎さん推しなのです。倫太郎さんついに変身するとライオンそのものになってしまい。脊椎は?骨格は?あの謎のメタモルフォーゼぶりから目が離せません。エクレアは倫太郎さんの大好物。主人公のお姉さん役が買ってくるというパターン。仮面ライダーは自分が子供のころよく見ていましたが、久々復活した「クウガ」を見た時には子供たちが小さかった頃。それ以降あまり見ていなかったのですけれど、「ジオウ」あたりから、子供と一緒に見るようになりました。石ノ森先生が今の仮面ライダーみたら、どんなお言葉を述べられるのだろう?と思いつつ、おばちゃんのノリで楽しく鑑賞しています。

「セイバー」はイケメンライダーがたくさん出てきて、アイドルグループのミュージカルを見ているような。ですが仮面ライダーでみかけたなあ、という俳優さんがあっという間に有名人になることも。そしてこの世界観、見ている子供たちは理解できるのかしらん?と不思議に思ったり。タイムボカンの「解説しよう」と親切な語りが入るアニメを見ていた世代としては、戸惑うところもあるのです。また仮面ライダーと言えばマスター役、「ジオウ」では、美味しい食事を作るおじさんに、主人公たち一緒に食べる和やかなシーンもありました。さらに「クウガ」には国家権力である警察もアンノウン(敵)と協力して戦うのです。それらは「セイバー」には出てきません。

毎回災害級の大事件が起こっているのに、警察も自衛隊も出てこない。「ひょっとして敵さんが出てきた時点でパラレルワールドに飛ばされている?」みたいな考察も個人的に交えながら、数か月見ていてやっとこの世界観に慣れてきました。もしかしたら今のお子さんたちはあまり解説されないゲームのような世界を理解する、というよりも慣れるのは大人世代よりも簡単にできるのかもしれません。それにしても変身するときの、飛沫が飛びまくりそうな、プロレス実況のような大きな声の語り。あれが解説?と思ったり。

そして「平成ライダー」というパワーワードも頻出。年号と仮面ライダーの相関関連性とは何なのでしょうか。でも「令和ライダー」とはあまり耳にしません。あれは何だったのか、考えだすと夜も眠れなくなりそうです。そして炎上しそうなすれすれラインのコマーシャル。ケーキについているおもちゃを横領するサンタさんに、お子さんの催眠誘導で食玩を買いに走るお父さん。パジャマに光れ光れと踊りだす平安の麿様。たしか一度、ランキングに乗ったワードをたたき出したコマーシャルも記憶に新しく。周辺の話題にも事欠かない令和のライダー。おばちゃんとしては毎回目が離せないのです。


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