Kakko's Gun Of The Year 2023

Kakko san ga choice shita Gun Of The Year 2023です
2022年の購入した銃器の中で最も素晴らしいと感じた物をお勧めします
ガン・オブ・ザ・イヤーです ジじゃないのは糞ゲーの方のパロディ(日本語だとザの方が締まりが良いンザミラー)

中古購入OKなので古い機種やカスタム済みと気付かず高評価もあります

評価
初速 初速の高さ 及び 安定性(無改造時)
精度 精度の良さ(基本7m 4cmの的へ 無改造時)
値段(お値打ちかどうかも含めるので絶対的な値段ではない)
簡易性(どれだけ手を掛ければよくなるか ☆5なら弄る必要が無かった 4ならちょっと加工orパーツを一つかそこら変える程度)

手動アクション長物部門

大賞

S&T モシンナガン M1891/30
初速☆☆☆☆
精度☆☆☆☆☆
値段☆☆
簡易性☆☆☆☆
文句なしの堂々とした高性能(インナーバレルを除く)
非常に良い精度で一番今年購入の中で1番だと思われる
10mという近距離屋内でだが2cmの的にヒットを人的理由以外で外していない
実用性の欠点をあげれば長すぎるところだが美的感覚では高評価となる
これをうまい具合に解決したカービンモデルも発売しているが…さすがにAR15じゃないんだからと手を出していない…

次点

CYMA M24 SWS
初速☆☆☆☆
精度☆☆☆☆☆
値段☆☆☆(購入は中古だが新品の実売価格から評価)
簡易性☆☆
意外や意外CYMAのボルトアクションがまさかのランクイン
調整程度でパーツ変更なしでかなり高精度を記録 モシンナガンに次ぐ高精度を発揮した
こちらはプラスチックパーツが多いため安物感は強いが実際中古とはいえ6000円弱
なお記事には書いてないが比較のために知人のAPS-2のトリガーユニットの分解して調べてみたのだが…完全に一致っすね
セーフティを除き外装はほぼ互換(そのまま付け替え可能) 内部は少しだけバネが違う程度
こっちは金属なのでどちらかというとこっちの方がよい

なおVSR-ONEは初期ロットゆえか普通に短縮化に無理があったかはわからないがとにかく初期の性能(パーツ組み換え無し調整のみ含む)に大きな不満があり大きく評価を下げた
パーツ組み換えまでやると良いんですがね
S&TのM870もそのサイティングの難を考えると到底評価できるものではなかった(L96やCA870はレビュー忘れなので今年購入ではない)

M1887が選出されていないがこれは「自分が」購入したものではないため
ただし、来年にはなんか安値でもらえることになったので来年の選出に期待したい
ベネリM3はクリスマスに来たため単に遅かった…
特例として2023年の選出対象とする

オートマチック長物部門

大賞

S&T URG-1
初速☆☆☆☆
精度☆☆☆☆
値段☆☆☆☆☆
簡易性☆☆☆☆
高性能で安価という素晴らしい一品だった
惜しむらくはS&T全体に言えるがインナーバレルのアルミ化程度
軽量というのも中々良く、長さ=閉所での取り回しに関しても最近10.4と13インチの間である11.5インチが流行る理由もよくわかった

次点

CYMA AK74M(CM047M)
初速☆☆☆☆☆
精度☆☆☆☆
値段☆☆☆☆(購入は中古だが新品実売価格から評価)
簡易性☆☆☆☆☆
弄る必要を感じなかったほど素晴らしい一挺だった
初速は微妙に遅いが屋内戦に使うなら十分な初速でレスポンスも良いとなかなかの逸品


AKは2丁+@を買ったがまさかの高級メーカーE&Lを退けCYMAの方がランクイン
半面中古とはいえマルイもいくつか買っているが惜しくもランクを逃す
最近中華の躍進が強すぎる
グリスもエイリアングリスではなく非常にきれいなグリスを塗るなどしているためだ
それでいて粘度の高いエイリアングリスを使うこともある
スプリングなどの共振を抑えるなどにだ そして内部の摺動部には通常の白や透明の柔らかめのグリスを使用する
シム調整もほぼ完璧と正直言って日本製とそう変わらない性能に迫っており、それでいて電子トリガーなどの新技術を使うので立つ瀬がなくなっていく
それを一気に打ち破った去年の次世代MP5A5だったがそれ以降の次世代に積むことは無くようやく先日のMP5SD6で積んだという体たらく
M4も積めよマルイ…

ハンドガン部門

大賞

バトン コンバットマスター
初速☆
精度☆☆☆☆
値段☆☆
簡易性☆☆☆☆☆
CO2ハンドガンとして非常に安定しておりかなり良い…
欠点をあげればいくら何でも68m/sという屋内戦でも遅すぎる初速はいかがなものかといった感じだ

次点

タナカ ブラウニングハイパワー ミリタリー M1935
初速☆☆☆
精度☆☆☆☆
値段☆☆☆(中古購入だが新品の実売価格から評価)
簡易性☆☆☆☆
絶版品が今年のガンオブザイヤー次点というのはルール違反っすよね
アマチュアはルール無用だろ

普通に売っている中ではマルイS&W M&P9PCポーテッドが惜しくも選出外
結局ハンマーレスよりハンマー有の方が好きなのよね

2022年総合大賞

…まさかのトンプソン(これも2022年のM3と同じく来たのが年末の末なので翌年持越し枠)
初速☆☆☆☆
精度☆☆☆☆
値段☆☆☆☆(中古購入だが新品の実売ry)
簡易性☆☆☆☆
まさかの通常枠でランクインしてないのに総合大賞を掻っ攫う
何が良いってとにかく使用感が良いのだ
特にリアサイトは使い勝手の良いアジャスタブルとリアリティのある一枚スタイルを両立したものとなっている
重量もあり割と大きいため使い勝手自体は悪いが決して屋内戦をこなせないわけでもないのも中々良い
素晴らしい銃なのだがこれ以降マルイはWW2物を作ることは無いという呪われた銃である
残念だがマルイも企業 多数の人がこういう銃欲しいと言っても実際に買う人が少ない事がバレてしまったのだ
正直こういうのが結構続いたため割と最近までマルイが冒険をしなくなり次世代M4の水増しばかりになったというのは半ば事実と思われる
実際マニアと言っていい者たちは買わないが、ミーハーやニュービーはM4を買ってくれる つまり売れるのだ
結局欲しい欲しい これ作ってほしいは要望としてはともかく期待はあまりできないだろう
そういう意味でもこのトンプソンはこの業界の「マルイストーン」になった訳だ マイルストーンだけに

今年は去年のMP5に引き続きマルイは道を歩んだ一年ではあった
だがそれでもMP5の様に性能第一という感じはあまりなく、SAAは10歳以上故の低射撃性能と内部までプラの多用による低強度が足を引っ張り
VSR-ONEは非常にデザイン(造形美も機能美も)がよく、それに伴う使用感は非常に良かったのだが…
残念ながら超短銃身はまだマルイは慣れ切っていないのかシリンダー動作量を短くするわけではなく加速シリンダーにするというやり方や、それでも多くエアがあまり乱気流を起こしてしまう等が多発した
M40A5も280mmという短いインナーバレルだったが、今作は200mm前後
明らかに初速が遅く、それでいてM40A5ではかなり短かった動作量もVSRの長さそのまま、さらに乱気流を起こすという非常に使い勝手の悪い銃に仕上がっていた…
ただしインドア限定で考えるとさらに短くするのもアリではある

とはいえいきなりタクティカルボルトアクションのVSR-ONEと需要より供給が多くもそれでもエアコキを待ち望まれていたSAAなどの冒険を再開し始めたマルイには感謝しかない
して…M-SYSTEM…M4に装備しないんですか?買い換えてもいいんすよ?次世代M4系統ももうそろそろ…

あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!