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超納得!英文法 文型と語順Ⅰ vol.1

初めまして、英語学習Springです。
今日から理屈でわかる!超納得英文法解説をしていきます!

英語を書いたり、学校の問題を解いたりするときに語順がわからないという方は多いと思います。

そういう方に特におすすめです。

ラインナップは以下の通りです。無料で読めます。

  • 日本語と英語の違い

  • 英文の構成要素

  • 文型

  • 自動詞と他動詞

まずは、英語の前にみなさんが使っている日本語について考えてみましょう。

みなさんは日本語を使用する際に語順に気を配りますか?あまり気を配らないですよね。

例えば以下の例文はどうでしょう?

①私はリンゴを食べる。
②リンゴを私は食べる。

①②のどちらとも日本語として自然ですよね。
(日本語話者でリンゴは私を食べると入れ替える方はいないはず)

ですが、英語の場合は単語を入れ替えてしまうと意味が通じなくなってしまいます。

① I eat apples.
② Apples eat I.

①は私はリンゴを食べるですが、②はリンゴが私を食べるという意味になってしまいますね。

文法的に正しい形にしたいのであれば、Apples eat me.になりますが、食べる動作をする人(私)=主語食べられるモノ(リンゴ)=目的語が入れ替わってしまいましたね。

では、日本語と英語にはどのような違いがあるのでしょうか?

日本語では助詞(てにをは)を使いますよね。
単語と単語を繋ぐ接着剤の役割を担います。

そして、使う助詞によって主語になったり目的や場所などを示す語になったりします。

だから、同じ場所に置いても「私を」と「私が」に大きな意味の差が生まれてしまいます。

一方で、英語は助詞がないため単語を置く場所によって主語や動詞などが決定されます。

基本的に最初に主語次に動詞が置かれます。
大体、その他の語はそれらの後に置かれます。

なので、例えばI like you.という文章ではlikeするのは主語であるIで、動詞likeの対象はyouになります。

さて、このlikeの対象となったyouは目的語というものにあたります。

目的語は動詞の影響を受ける語です。

例えば、「私は食べたんだ!」と言われたら「何を!?」と返したくなりますよね。

取り敢えず、そう突っ込まれないために置いてあげる単語だと理解して良いです。

また、「私は行ったんだ」と言われたら、「どこに!?」と返したくなりますが、この「○○に」という部分は目的語ではありません。これについてはまた後ほど。

目的語は名詞とそれに準ずるもの(代名詞、動名詞、不定詞など)しか置けません。

さて、目的語の説明の次は補語の説明をします。

補語とは何ぞや?と思ったかもしれませんが、主語あるいは目的語何である(名詞)か、どんな状態である(形容詞)かを説明する語です。

I am happy.
You are a student.

という文章のhappyやa studentに当てはまります。

上記の例文のように、主語+動詞+補語では主語=補語となっています。

I=happyという状態、You=a studentですね。

また、happyは形容詞、studentは名詞ですので、補語には形容詞名詞、またはそれらに準ずるものが入ります。

動詞はbe動詞を含む状態動詞、一部の動作動詞が置かれます。(状態動詞?動作動詞?と思った方はもう少しお付き合いください)

さて、ここまで説明し終えたので文型について説明します。

基本的に英語は5つの型があると考えられています。

その前に、主語をS動詞をV補語をC目的語をOとさせていただきます。

この記号を用いて5つの型の例文を挙げます。

第一文型 SV
I go to school.
The door will open. ❶

第二文型 SVC
He is a teacher.
The door is open. ❷

第三文型 SVO
She knows him.
I will open the door. ❸

第四文型 SVOO
I bought her a flower.
I'll tell you the truth.

第五文型 SVOC
We call the cat Pochi.
I kept the door open. ❹

さて、第四文型以外は共通する内容の例文が含まれていたのはお気づきでしょうか?

それではまず、第一文型。主語と動詞のみで成り立ちます。

1つ目の例文の後ろにto schoolが着いてる!!目的語か補語じゃないの!?と思ったあなた!

先ほども説明しましたが、「私は行く」と言われたら「どこに?」とはなるけど「何を?」とはならないですよね。

toという前置詞を使ってどこに行ったか場所を示してあげているので、目的語ではありませんね。

また、I=to schoolではないですよね。それならば補語でもありません。

前置詞+名詞等のまとまりを前置詞句と呼びますが、これは名詞でも形容詞でもありませんね。(形容詞的な働きをするときもあります)

続いて、第二文型です。主語動詞補語が必要になります。

He=a teacherと言えるのでa teacherは目的語ではなく補語です。

そして第三文型に移ります。主語動詞目的語が必要です。

She=himですか?違いますね。

また、動詞の直後に名詞が置かれていることから、目的語と判断できます。

続きまして第四文型です。主語動詞、それから目的語が2つ必要なパターンです。

1つ目の例文では、I=herでもI=a flowerでもないため、どちらも目的語です。
2つ目の例文も同様、Iがyouでもthe truthでもありません。

ここで注目したいのは、主語から、1つ目の目的語(主に)にの元に2つ目の目的語(物や事柄)が移動しているという点です。与えるなどして、何かを誰かに移動させる時に使う型です。

そして最後は第五文型です。主語動詞目的語補語という順番になっています。
この場合、We=the catではないので目的語です。

しかし、We=pochiでもないからこれも目的語だ!とならないように注意です。

この場合は目的語のThe cat=Pochiですので、Pochiは補語です。

つまり、第二文型SVCでは、S=Cであったのに対し、第五文型SVOCでは、O=Cになるんですね。

さて、第四文型を除く4つの文型では、2つ目の例文が似たようなシチュエーションでしたね。

文型にも重要な要素である、自動詞他動詞の違い、それから動作動詞状態動詞の違いが現れています。

ですが、一度にたくさん学ぶと処理しきれないかもしれないので、次回に回します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

どうしても続きが気になるという方は、ここから先の有料版をどうぞ。(次回と同じ内容ですのでご注意ください)

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