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未完成、彼らの物語

わたしは本を読むのが好き。中学生の頃本が友だちだった。図書館に通って、放課中(放課って方言なんだよね)そして授業中もずっと本を読んでた。(先生ごめんね)(でも山田悠介とか止められなくない??続き気になって読んじゃうくない?!)

あ、ちゃんと未完成の話します。もうちょっと読んでくださいお願いします。

少し大きくなってなんで本を読むのがこんなに好きなのか考える時があった。中学に入学してすぐ友達ができなかったってものあるけど、本を読んで「この世界じゃない別の世界を生きることができる」ってことが楽しくてたまらなかからだって。本を読んでいるときは自分じゃない誰かの人生を覗いたり、一緒に生きることができた。現実がいくらつまらなくてどうしようもない時でも、物語の中では別の人生を生きることができた。物語に出てくる登場人物と一緒に涙したり笑ったり、胸くそ悪い感情になったり言い表せないような感情になったりそんなことが楽しかった。
誰かが言ってた「読書って人生のカンニング」って言葉も好き。その通りだと思うし。

今までたくさんの物語を読んできて、物語の分だけ出てくる登場人物の分だけの人生に触れてきた。作者さんによって創り出された彼らの人生を覗いてきた。彼らの人生は小説の完結と共に終わってしまう訳ではない。小説をひらけばいつでもその中で生きていて、読者の中では彼らの人生は続いていく。そう考えると小説って「未完成」なものだと思うんです。いくら完結したとしても、完成はしていない。だってわたしの中では物語は続いているし、生き続けるから。中学生だった少女はただ現実逃避のために読書をしていたけど、少し大きくなったわたしはこういうことを考えるようになりました。


全然未完成の話しないじゃんって思った?
それでは本題に入ります。


JO1 THE MOVIE 「未完成」 GO to the TOP

11人いる泣泣みんなかっこいいよ

わたしはこの映画を公開初日の1番の上演見ました。なんなら連続で2回見ました。もちろん泣きました。OTDのシーンは本当にね、涙を止まらなかったね、ライブ行きたくなるね。ま、それは置いといて。

今更ながら自己紹介ですが、私は20年間生きてきてアイドルというものは興味なくて、去年の春に突然変異でアイドルオタクになった者です。(あ、沼落ちnoteもあるのでぜひ)(ちゃっかり宣伝)
急にJO1に沼ったのはもちろん彼らの魅力が素晴らしいんですけど、なんでこんな急に、そしてどっぷり沼ったのかわからないままだったんです。

でもこの映画を見てわかりました。ありがとう「未完成」。映画見ながらスーーってなった。
映画を見終わってすぐこんなツイートをしていました。

映画見終わって秒でツイートしたやつ


JO1、彼らはオーディションで選ばれた11人。
わたしはリアルタイムで見ていた訳ではないけど配信されていたプデュ全部見ていました。
オーディションの時ずっとカメラが回っていて、彼らの努力、葛藤、友情、いろんな感情が映っていた。彼らが喜べば一緒に喜んで、涙を流している時は一緒に涙を流した。
オーディションを勝ち抜いてデビューするっていう壮絶な物語。その一部をずっと覗かせてもらっていた。
今回の映画「未完成」もそう。彼かのデビューしてからの2年間がぎゅっと詰まってる。デビューを勝ち取ってから、有観客ライブができるまでの2年間。映画になっているところはほんの一部だけど、いろいろな表情をみれた。いろいろな感情が見れた。
彼らが笑顔で喜んでるときは私たちも嬉しくて、感動して涙を流しているときは私たちも涙を流して。

あ、これ小説読んでる時と一緒だなって。
彼らと一緒になって、彼らの人生を彼らの物語を楽しむ。小説読んでる時と一緒じゃーーん!って。

そして彼らは私の知らない世界を見せてくれる。
アイドルにハマるのが初めてだった。JO1に出会ってハマって、CD買ったりコラボカフェ行ったり、イベント行ったり、これまで出ているコンテンツ見漁ったり、推しができたり。これまでの人生で経験してこなかったことをこの一年でたくさん経験した。今まで抱いたことない感情を抱くようになった。(推し尊いーーー!!!!とか推しになりたい!!!!とか推しと同じ世界みたいー!!とか推しの誕生日幸せーー!!!!とか)
JO1を通してたくさんの知らない世界に触れて、それが新鮮で楽しくて。これまでとは別の人生を生きているみたい。そしてそれがとっても楽しい。

私はどんなジャンルの小説も好きだけど、青春キラキラストーリーが好きなんです。スポーツがんばってるとかそういう。(風が強く吹いているとか熱くない?!何回読んだかわかんない!!すき!!)
景瑚君も映画の最後に言ってたけど、JO1ってまさにそうじゃん、Go to the topを目指して努力する青春物語。
そんな彼らの人生を覗かせてもらってる。しかも創作じゃなくて現実。This is no fiction,so realってね(英語わかんない、あってる?)

そして彼らは私たちをただの読者じゃなくて、物語の登場人物にしてくれてる。Go to the topを目指す仲間みたいな。おこがましいかな、でも12人目のメンバーって言ってくれたしいいよね。
だからこそJO1を応援することはこんなにも楽しくて、幸せで尊いものなんだって。
蓮くんがGo to the topを覚悟って言ってた。私も12人目のメンバーだし()生半可に生きてちゃダメだな。

よく友達に「お前がアイドルにハマるなんて思わなかった」って言われる。私も思っていなかった。
でも、これは必然だった。
わたしは終わりのない長編小説を読むようにJO1を応援させてもらってるってわかった。
小説は完結しても未完成だって言ったけど、JO1もそう。これから先何が起きるかわからないし絶対にいつかJO1も「完結」する時が来る。これは自然の摂理。でも完成はしない。悪い意味じゃないよ。だって私たちの中には生き続けるから。だから永遠なんじゃないかって。無限大〜!!これは違うか。

JO1、これは11人(+JAM)がGo to the topをつかむ物語。最高の物語。これからも素敵な物語を描いてほしいし、その仲間でいたい。


なんか映画の感想じゃない感じになっちゃったけど、私が映画を見て感じたことでした。とりあえず未完成めっちゃよかった。JO1最高!!!!


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