はじめて図書館に行ってました。

※この記事数日に分けて書いてあるから数日のことが一緒くたになっていて同じ今日って書いてあっても全然違う日とか有り得るけどすみません。

引っ越してからというもの、驚く程に私は元気です。
先日、日を空けて激暗記事を2連続投稿してしまって反省。
引越し前日に偏頭痛を起こしてからというもの感覚の無くなるほどの右肩凝りが治らないし3日前から左足の親指を中心に痺れが収まらないけど心は以前よりも元気。
5日連続の外出とお風呂なんていつぶりだろうか。

前の前の家には13年住んでいたけどオリンピック以上超転勤族以下のペースで引越しをしている中で人生で初めて私の思うマンションというマンションに引っ越してきた。
玄関を入れば廊下があり、お馴染みの音楽にお風呂が沸いたという知らない女の知ってる声、対面キッチン、オートロック、宅配ボックス、白くて縦長のデカスイッチ、玄関ドア前の一軒家に憧れたかのような謎の柵

車には詳しくないので2t?4t?地面に振動を与えて来るでかくて派手にデコレーションされているタイプのトラックが前から来た時「俺の行先は俺が決める」と書かれた札がフロントガラスに置いてあって
運転手の金髪混じりのサングラスお兄さんがニヤつきながら発進してきてとても良かった。似合ってたよ。これからも続けて。

新居まで叔母が車で送ってくれたので小さな骨壷を持った不審者にならなくてよかった、ありがたい。
前よりもその前よりも日当たりの良いお家で、画眉鳥の美しい鳴き声が部屋の中まで響き、糞害が心配だけれど鳩やカラスも来ます。
明るく賑やかで死んだ鳥も喜んでくれそうな気がしています。

引っ越して最初の2日間は粗方の片付けに追われ、それ以後は午前中に片付け、午後から図書館へ通ってみています。
外に出て1人の時間を作らないことで元気になっているだけなのかも。そんなこと考えないの!

図書館とっても楽しいです。
幼少から長いこと住んでいた地域の図書館は「(図書館が)狭い!(建物と職員が)暗い!(建物の内外と席を陣取るご老人の性根が)汚い!」の三本立てだったもので
街の治安も悪かったし、校区外だったので図書館へ行く習慣が小学生をすぎても身につけられず、本を読みたくても数少ない座席を陣取ってこちらを邪魔者の目で見てくるおじいさんたちが居て居心地の悪いちっとも楽しくない場所でした。
職員さんの対応も苦手で、高校生になってカードを作ったけれどその時借りて後日返してから二度と行かなかった。

けれど今回の図書館は以前と比べて「広い!明るい!綺麗!」なんですね、本当に窓も大きくて天井も高くて建物の外壁もズズ黒い煤埃に包まれていなくて周辺の治安も良し。
おじいちゃんたちはいっぱいいるけどみんなちゃんと本や雑誌,新聞を読んでいてびっくり!これぞ図書館。もう以前のようにしているフリをした囲碁を広げてなんかいません!
昨日、「もう帰んのか、気いつけてな、ばいばーい」って言ってるおじいちゃん達がいて永遠にこれが続けばいいと思った。
今日は熱心に料理本を分厚いキャンパスノートに写すおばあさんがいました。選ぶおかずはご馳走する人のことを考えて選んでいるのかな。すてきヒューマンだ。

まだ住民票移せてなくってカードを作れず借りれない。
「転送された郵便物でもいいので(私)宛の住所が証明出来るものを持ってきてください」と言われてしまった、私に郵便物なんて来ないよー!泣
と、思ってたんだけどそれから2日後の今日に前役場から来てた、有り得ない、アリエール、ありがとう。ヤッター!
明日持って行って聞いてみよう、同じ人居なくて職員によって意見違って ダメです って言われたらどうしよう、職員さんとはその人とそれ以外話したことないからわからないけどみんな優しいといいな。

図書館に社会見学以外で1,2度くらいしか訪れたことがないから図書館初心者すぎて本の探し方とか知らなくって、よくわからない記号に慣れるのに頑張っています。
日本十進分類法だったっけ...国語の時間に少し習ったけど忘れちゃったな、覚えすらしなかった、使いどころがなくって。
本棚の番号、謎の2桁、片仮名(平仮名もあったかな?)1文字
加えてまだ続いてたりするのもあった気がして混乱
同じ番号の棚で目当ての本が無くって振り向いたらあったりして。
難しいよ、よくわからないよー泣(多分小説とエッセイとか似たようなので引っかかってる、今日は9番の棚に翻弄されてた)
よく通っていそうな小,中学生たちの方が詳しそう。
今度ゆっくり調べる。練習中あるのみ。

どうして母は図書館に通ってくれなかったんだろう、って幼稚園帰りの親子や小学生を見て思ってしまった。
こういうことがある度自分に失望する。この癖はいつまでも治らないのかもしれない。
してもらったことも覚えていないのにしてもらわなかったことを羨むなんて、十二分に幸せな生活を送らせてもらってまだ何かを求めるなんて
母は忙しかったの、必死だったの、わかってるでしょう!?ってシャーペンの芯が折れた時みたいに正気が飛び込んできて一緒に本に戻った。

「ままー?(当人)ちゃん、あっちに"も"いるかもしれない」と言って本棚の間を走り去って行く少し賢い女の子が可愛かった、いっぱい好きな本を見つけておいで。

数日ほとんど同じ時間に行って帰ってしているとなんだか学校みたい。学校、中学の最初はこんな気持ちで帰り道疲れているのに行きたくないとか思えなくて明日のことわくわくして考えていたな。
こんな単純な事で「生きるの楽しすぎー!」って文字が脳に突如として降ってきて声に出して言いたくなるから本当は生きるの向いてるのかも。躁なだけかなぁ。
虚しいからもう「(私)さん、それは躁なだけですよ。それが躁って言うんですよ。」って諭さないで先輩、楽しめる時に人生楽しんでおかなきゃ損な気がしてるから。

約4年引きこもり生活してた人間が5日連続外出しているので天変地異起きるかもしれない。(1ヶ月に5回外出れば良い方だった)
3日目にしてようやく正しい歩行を学び習得しました。体重をここにかけてこう移動させれば太ももやふくらはぎの筋肉が使えるんだ...!感動的でしたね。それまでスネばっかり痛くなって頭捻ってた。

とても身体が疲れている。しんどいから行きたくないけど楽しいから行きたい、が、積み重なってこうして学校も行けなくなったんだっけ。
連日身支度をして日焼け止めを塗って外に出てお風呂に入って寝てを繰り返すことの出来る自分に酔って過信してるだけなのかな、また愚かに繰り返すのかな。
お昼は同世代が1人もいない図書館、以前居た大阪のド真ん中よりも当然田舎なので尚更、当たり前だけどこのままでいいのかって怖くなり焦ります、浮く、通行人や建物の利用者,職員さんの目が怖いし痛い。
でも自分の読むことに忙しい人達は私のことちっとも気にとめない。みんなそれぞれで楽しむことに忙しくしてる。
眠い。外に出たら早く眠りにつける気がしてる。

エレベーター、塾帰りの小学生と乗り合わせてすっごく疲れた顔してたから降りられる時「お疲れ様でした」の一言でも言うべきか迷って結局ドアが閉まってまた上昇を始めて1人の空間で呟いた。

寝転べば余計に痺れてくる足を感じながらもう少し涼しくなったらおばに教えてもらった方の少し離れた図書館にも行ってみたいと思いながら眠るここ数日。
今通っている図書館と毎週の休館日がズレていて嬉しい。

今日は近所の画廊にも初めて寄った。
緊張はドアを開けるまでが最高潮で チリンチリンチリーン とか音鳴ったら泣きたかったけどそんな音は鳴らなくて安心した。
入るとすぐ作品に目がいって いらっしゃいませ に こんにちは とだけ返して作品を見て回った。貸切でうれしい。
ハイジは家庭教師のCMでしか知らないんだけど、おんじみたいなおじさんがお店番だった。
帰り際 よかったらまた来てください って社交辞令言われた時、私が上機嫌すぎて はぁ〜い とか言ってしまって、画廊から出てしまってから「返事は はい! だろう!」と言うタイプのおじさんじゃなくて良かったと思った。びっくりした、上機嫌な私に。今まで蚊の鳴くような声しか出せなかったのに。

幼い子が読み聞かせする声が聞こえる、精一杯ゆっくり、かわいいなと思って声のする方へ行くとアンドロイド。
だまされるもんなんだ、さっきまでかわいいと思っていた音がこわい、身体が固まっていく気がした。単調でも頑張って読んでいた文章は全て棒読みに聞こえるようになった。
やっぱり読み聞かせは人間の方がいい。
うるさかったけど終わって1時間後くらいに幼子達が机に乗って大暴れしていたらしい、のちに出てくる職員さんが叱りに行ってた、けど場を温度感あるものにしてくれてありがとう。

図書カードつくれた、学童に居そうなくらい柔らかいママ〜って言いたくなる感じの職員さんに声掛けて、上手く話せない私の小さくて途切れる声と単語たちと一所懸命会話にしてくれてありがとう。最初数秒私声出てなくて尋ねてる"風"になってて笑ったよね、でも1人で話しかけて会話して手続きできたんだから少しだけ成長かな?
「まずはこちらで用紙に記入して」とカウンターとは別の小さな教卓のような机に案内されて説明を聞いている間、ママから隠れている小さな女の子が机の下に潜っていて、私と説明に熱心な職員さんが何も気がついていないのがおもしろくって、見上げる女の子は可愛かった。出入りできるように斜めの位置に立って書いた。

図書館に入った時、パパに手を引かれる幼子が にぃー? と言いながら笑いかけてくれてたその時から今日はなんだか上手くいく気がしてた!

お節介まではいかない面倒見の良さで開館カレンダー,休館日,図書館の案内,電子図書の案内,その申込書,全部説明しながらおばさんはくれた。私は字が汚いので心配していたけれどそれは無用で図書カードには綺麗な字で既に名前を書いてくれていたのが嬉しかった、小学1年生の気分。
帰りにもう一度お礼を言いたかったけどいらっしゃらなくて言えなくて、違う一所懸命なお姉さんとぎこちないやり取りして本借りれた、お姉さんもありがとう、カウンター前の本を私見てただけだったんだけど"かえすところ"まで走ってきて借りさせてくれて。借りた本と一緒にレシートみたいな貸し出し記録表?を渡された、なんかうれしい。借りた本に前の人が上限まで借りた記録表が挟まっていて、それも嬉しかった。折角なのでどんな本だったか今度見て、また優しいおばさんがいる時に折角勧めてもらったんだから電子図書の手続きをしよう。

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