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作りたいよりも残したい。叫びたい。

上手く伝えられない想いは祈りになって、届けるつもりのない祈りは呪いに変わって、いつまでも私は出逢った人達の幸せを遠くで呪うと思う。

一方的に告げるさようならも出逢ったこその特権で、出逢えたのなら、その日々が大切であったのなら、敢えてのさようならは要らない気もする。

要らない感情なんてないよ。
抱えるか手放すかは選べるけれど、この身があって、なにかと触れて、全てが在ったから生まれたのなら、大切だよ。

それでもいつか忘れてしまうのだから、形にしてしまうことの恐ろしさはあるけれど、これから無くし続けるお気に入りは形にしようと思う。

せめて、せめてね。


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