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うまく愛せなくても、愛をとめられない
“丁度いい”って瞬き。
幻なのかもしれない。
今日は水平線が見たかったんだけど、なんだか現実から離れ過ぎちゃいそうでやめといた。
水平線の先には何も見えない。
なにもないから、なんでもある。大好きだ。
海の先に何かが見えるのは、途方もない気持ちになる。
手放しに大好きだとは言えないけど、言えることがあるのなら、愛おしい。涙が出るくらい、愛おしい。胸が苦しい。
今日は、現実と向き合う為に海の先をしっかりとみた。
今、ここに、自分がいる事を、ただそれだけの事しっかりと噛み締めてた。
………
私達は、加害性を有してること。
それから逃れられないこと。
どれだけ自分が傷ついてもいいから、他人を傷つけたくないと思ってきたけど、奴隷にもなりきれず、知らず知らずに傷つけてきた。そして、誰かを傷つけてでも、私は私でいることを諦めきれなかった。逃れられなかった。
奴隷に近づかされる度、反動の様に人間潔癖症状。扉を閉ざしていく。
奴隷に自ら近づく度に、ゆっくり自殺してる気分だった。
そんな自分が好きじゃなかった。
奴隷になるのなら”私”がココにいる理由がない。
ならば傷つけてでも、それが苦しくても、生きていこう。
たったそれだけのことを、やっと認めることが出来た。
傷つけてしまった時でも、貴方という存在を丸ごと愛してることは変わらない。
貴方は貴方あることが美しいのだから、誰に何を言われたってそれは絶対揺らがないことは忘れないで欲しい。変わることは恐ろしい事でもあるけれど、どんだけ変化していっても貴方である事は変わらないこと。そして私も私である事は変わらないこと。それも忘れないでいて欲しい。
愛したい様に愛せるのは奇跡だ。幸運だ。
でも、愛したい様に愛せなくても、愛したいんだよ。
あの時は、人でなしでごめん。ちゃんと伝えてくれて、余白をくれて、本当にありがとう。それが出来るのならば、何度だってやり直せる。
私達には、たったそれが、一筋の光だ。
そして、その光が貴方や私に当たった時に乱反射して溢れんばかりにキラキラするんだ。
私と貴方はちゃんと他人であるべきだし、互いには一生なれないし、なりたくない。それぞれの色で光ろう。
ただそれだけを、再確認して、ちゃんと噛みしめてた。
壊して、取り戻していく日々。
自分の器だけで生きてこれたなんて思い上がりだ。
いつだって、誰かの器に助けられてきた。
自分自身に関しては、不器用過ぎて笑っちゃうな。笑
そんで、このタイトルも赤裸々過ぎて笑っちゃうな。笑
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