タイトル未定

全くもって穏やかじゃないから、穏やかなフリをする。そうでないと保てない。
苦虫潰した顔で動くことも出来ず佇むか。
こめかみを抑えながら痛みと夢現。
または、凛とした姿勢でまっすぐ前を向いて、穏やかな振りをする。

そうでないと、バランスが保てなくなる。
「この線越えちゃ駄目」って、どこかで誰かが言っている。崩していいなら、今思ってること全部口に出して大声で、誰かに伝えるみたいに言う。相手がいなくても伝える。言葉にならずとも伝える。

気が狂いそうな夜。
気がふれそうな夜。
でも、それはきっと私の通常。
ただ、この線は越えちゃ駄目。きっともう戻らなくなる。

此処にいたいのかは分からないけれど、どうにでもなれとも思い切れない。でも、多分いつかどちらかに吹っ切れてしまうことだから、今悩んでる時間も愛おしいな。
分からないって、面白いね、知りたくなる。
分からないって、不安だね、全て把握したくなる。分かって貰いたくなる。

どちらにせよ”もっともっと”なんて、やっぱり強欲。
それも私。しかし、あれも私。どれもこれも私。
そろそろ自分でいるのが疲れたよ。それと同時にとても面白いよ。