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情シスに必要なスキル マインド編

こんにちは。
スプリングコンサルティングの植本と申します。
本業ではカスタマーサクセスマネージャとして日々業務に取り組んでいます。副業にて、IT企業の新規事業立ち上げ支援などをおこなっています。

本日は、事業会社の情シスに求められるマインドに関して書いていきます。
そもそも「情シス」にはどんなマインドが求められるのでしょうか。

「情シス」に求められるマインドは?

「情シス」に求められるマインドとしては、大きく下記3つが挙げられると考えています。

多能工エンジニア として活躍したいか

ビジネス、業務に興味を持てるか

システム以外の業務を行えるか

多能工エンジニア として活躍したいか?

ITベンダーの場合、「インフラエンジニア」、「ネットワークエンジニア」、「アプリケーションエンジニア」など専門性が求められますよね。

情シスは、幅広くシステム全般の知識が求められますので、多能工エンジニアとしてあれこれチャレンジしてみたいという方にはお勧めです。

システム関連のことを幅広く何でもやってみたいというエンジニアであれば、システムの利用現場も見えますし、自社ビジネスも深く理解する必要がありますので、単に「〇〇エンジニア」という仕事から幅を広げたいという方にはお勧めですね。

転職先のシステム状況と自分のキャリアプランの擦り合わせ

多能工エンジニアとしてはスキルアップする為には、転職先候補がシステム投資を積極的に行う予定があるのか確認しましょう!

求人の中には、「前任者が退職し、既存システムの運用保守をメインにしてほしい」という求人もあります。

転職先候補会社のシステム投資に対する姿勢・フェーズを確認しながら、自分のキャリアプランと整合するのか、確認してみると良いかと思います。

課題解決 = システム化 というわけではない!

システム担当である自分に話を振られたから、必ずしもシステム化という手段にて課題解決する必要はありません。

最初に、その業務は、本来はどう行うべきか、なくせないのか等、業務の流れや既存の処理をヒアリングし、整理した上で関係者と対応方法を検討します。

「業務のやり方を見直す」という解決策も、情シスに取っては重要な解決策の手段の1つです。

課題解決の為には、システム化が必要と判断した場合には、

業務部門とすり合わせをした上で、予算感やいつから利用したいのか等のすり合わせを行った上でスタートするようにしましょう。

中小企業の情シスの場合、既存のクラウドサービス、パッケージにて課題解決できないか 一番最初に検討すべきです。

コストも時間もかかるスクラッチ開発は、最後の手段ととらえた方が良いと考えます。

ビジネス、業務に興味を持てるか?

転職先候補のビジネス、業務に興味が持てるのか、自分なりにしっかり検討しましょう。

私の場合、実家が商店街で小売業を営んでいたということもあり、小売ビジネスの情シスとして2社お世話になりました。

平日は、事務所でシステム関連業務に取り組み、週末は、自店舗やライバル店舗などの視察をして自分なりに自社の強み、他社のいいところなどをメモするなどしていました。

「情シス」として経験を積むと、システム視点だけでなく業務視点、現場視点をしっかり持った提案、課題解決が求められます

システム以外の業務を行えるか?

主担当であるシステム業務が閑散期の時には管理部門の業務を手伝うこともあるかと思います。

私の場合には、店頭でバックヤード業務や、ドリンクの提供などを行ったこともあります。

中小企業の情シスの場合、一人何役もこなしながら、ビジネスを進めていくことが求められます。

そんな状況を楽しみながら前向きにチャレンジしていけるそんなマインドが一番求められていると思います。

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