【お悩み相談】結婚を申し込まれて、受け入れたけれど

NY在住　何歳からでも諦めない人生をデザインする心理カウンセラー・コーチ　平野さきです。

ここニューヨークでは、
最高気温が氷点下の日が続いたり、
1月に入りいよいよ冬も本格化。

雪が降っても、氷点下でも、
タフなニューヨーカー達は
通常通り遊び、働き、忙しい。

ニューヨークの冬は長く、
ようやく折り返し地点、
という感じです。

本日も　ココロノマルシェ　に寄せられたお悩みに回答します。

初めまして、こんにちは。
結婚を申し込まれているお相手について相談させてください。
・彼がわたしのことを発達障害と思っている点
・結婚の話を具体的に進めるのを避けているように感じる点
・わたしを激しく批判したり、愛情表現したりという不安定さについて
2022年の夏頃から熱心に結婚してほしいと言われていましたが、その時は前の彼のことが思いきれずにいました。
2023年になってからは前の彼を追いかける気持ちがなくなって、4月にプロポーズを受けました。
その後具体的な日程を決めたりするお話にはなかなかならず、
わたしへの連絡やデートの回数も減っていきました。
毎週のように会っていたのですが、誘われることがなくなったのでちょっと違和感がありました。
彼の仕事が忙しくなり始めた時期でもあったので
急かしたりせず流れに任せればいいかなと思っていました。

その中で彼がわたしのことを発達障害だから病院に行って治療をしてほしいと言われました。
わたしのせいで彼も病気になってしまったとも言っていました。
とてもびっくりして泣いてしまいました。
このことをお友達に相談すると、彼の言い分が一方的すぎるから
そういう人と付き合うのはやめたほうがいいと言われました。
わたしも結婚して共同生活すると苦しくなるかなと思いました。

そして、8月頃にいきなり来月入籍だけすると言われて、
両親へも伝えていなかったのでとても驚いてしまい、
周りの人も交えて改めてお話してもらいました。
入籍は唐突すぎるから、まずは一緒に暮らしてみたらいいのでは？
と言われ彼も賛成していましたが、具体的な話になることがなく、
デートの機会もほとんどなく、きちんと話す機会がなく年末を迎えました。
(まったく音信不通だったわけではなくて、
気軽な内容の連絡は取り合っていました）

大晦日にみんなで忘年会をした際、
わたしたち二人の関係のことが話題になり、
彼がわたしの発達障害のことを話し始めて、
普通じゃないから無理と言われました。
やっぱりそう思ってたんだなあと悲しくなりました。
さらに驚いたのは、周りの方々も
彼のようにわたしを愛してくれる人は今後いないから
結婚したほうがいいと言ってきたことでした。

忘年会の後、二人で帰ったのですが
お酒を飲んでいることもあり、彼の言葉がどんどん激しくなっていきました。
わたしのことを異常とか、わたしといてもつまらないと言ってきました。
こちらには書けないような表現のようなこともいくつか言われました。
翌日になると、昨日言ったことを忘れているのか
「愛してる♡」とLINEがきます。

わたしに対して批判的になったり、
真逆になったりする状態が続いていて、
このままだと一緒にいるのは難しいのかなと感じています。
これだけの文章では不完全かもしれないですが
関係を良くしていくためのアドバイスをもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

なおこさん

ご相談ありがとうございます。
なおこさんの本当の気持ちはどうなのかなぁ、
と思いながら、ご相談文を何度も繰り返し読みました。

一番肝心な「なおこさんの気持ち」、
が中々見えてきませんでした。

なおこさんはきっと、
自分よりも相手の気持ちを思いやる、
優しい女性なのだと思います。

”関係を良くしていくためのアドバイスをもらえたら嬉しいです。”
と最後にありますので、
それがなおこさんのご希望であり、
カウンセラーとしてその点にフォーカスして回答したいと思います。

ただし、彼との関係を良くするためにも、
まずはなおこさんの今のお気持ちに向き合うことが大切です。
まずはそこから始めていきたいと思います。

2023年になってからは前の彼を追いかける気持ちがなくなって、4月にプロポーズを受けました。

なおこさんがプロポーズを受け入れたのは、
前の彼を追う気持ちがなくなったという
”消極的”な理由だけでしょうか？

もしくは、
彼のことを愛しているから、
という”積極的”な理由でしょうか。

プロポースを受けたからには関係を改善していくのが当然、
という固定観念にとらわれて、自分の気持ちを押し殺していませんか？

なおこさんは、彼のどんなところに
惹かれていますか？

そこまで強く結婚を求められるくらい、
なおこさんはきっと魅力的で、女性としての豊かさを
備えた方なのだと思います。

前の彼も、彼からなおこさんにアタックしてきたのでしょうか？
これまでの恋愛も、いつも相手から誘われるパターンが多いですか？
ご自分からアプローチしたことはありますか？

まずは、自分の心の声を
しっかりと聞くことから始めてみましょう。
自分は彼のことをどのくらい愛しているのか。
どんな関係になりたいのか。
どんな生き方をしたいのか。

なおこさんはどうしたいの？
と聞かれても、今は、はっきり答えることができないかもしれません。
なぜなら、自分とコミュニケーションが取れていないからです。

その状態で、彼との関係が良くなるように
と色々なアドバイスを聞いても、
どれもいまいちしっくりと入ってこないと思うのです。

頭で色々考えているとわからなくなってしまっても、
実は身体では、自分が本当にどうしたいのか、
すでに感じているかもしれません。

一度じっくりと、
自分に向き合ってみてください。

そして、その気持ちを、
勇気を出して彼とシェアすることも大切です。
なぜなら、パートナーシップは、
一方通行ではなく相互的な関係だからです。

＊

パートナーシップという点で、
今のお二人の関係は、
彼の言動になおこさんが振り回されている部分が
大きいようですね。

大晦日にみんなで忘年会をした際、
わたしたち二人の関係のことが話題になり、
彼がわたしの発達障害のことを話し始めて、
普通じゃないから無理と言われました。
やっぱりそう思ってたんだなあと悲しくなりました。

わたしのことを異常とか、わたしといてもつまらないと言ってきました。
こちらには書けないような表現のようなこともいくつか言われました。

そのようなことを言われて、
なおこさんがどれだけ辛い思いをしたか、
彼にシェアしたことはありますか？

翌日になると、昨日言ったことを忘れているのか
「愛してる♡」とLINEがきます。

彼の「愛してる♡」は
「ごめんね」の代わりであって、
自分の失言に罪悪感を感じているのだと思います。

彼は自分の感情をコントロールできずに、
感情のままになおこさんに当たってしまうところがあるようですね。

そんなことを繰り返しても、
自分のことを受け入れてくれるなおこさんに、
彼は甘えているのかもしれません。
そんな彼を受け入れているなおこさんは、
きっと包容力のある女性なのだと思います。

ただし、ご自身でも感じているように、
例えこのまま順調に結婚することができたとしても、
結婚生活の中で
色々と問題が発生しそうですよね。

まずは、こうすべき、という固定観念を取り払って、
なおこさんご自身の気持ちと
じっくり向かい合ってみてください。

自分ひとりではなかなか難しいかもしれません。
そんな時は、
カウンセラーの助けを借りてみることもおすすめです。

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個人セッションでは、さまざまな視点からさらに深く問題をみて、
継続的に変化をサポートしていきます。

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心理カウンセラー・コーチ
平野さき