【お悩み相談】 羽ばたくとき
NY在住 何歳からでも諦めない人生をデザインする心理カウンセラー・コーチ 平野さきです。
今日は”ココロノマルシェ”に寄せられた、mさんのご相談に
お答えします。
⇩こちらがご相談です
mさん
ご相談ありがとうございます。
ご相談文から、mさんの強い”セクシャリティ”を感じました。
ここでの”セクシャリティ”とは、女性としての魅力、に留まらず、
生きるエネルギー、です。
mさんは女性としての魅力も、生きるエネルギーも、両方を強く持ち合わせていると思います。
エネルギーが強い分、それによって幼少期にトラウマ的な経験をしてしまい、自らのエネルギーを封印して生きてこられたのかもしれません。
その抑圧されたエネルギー、本来の自分が、今になって、解放してくれと叫んでいるイメージです。
mさんがご自分のエネルギーと上手に付き合えるようになったら、
もっと楽に生きやすくなりますよね。
そのお手伝いができればと思い、回答させていただきます。
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抑圧されたエネルギー
>なるべく辛くない方法で破りたいです。
>私は羽ばたきたい…!
というのがmさんのご相談の目的ですね。
殻が破れた、本来のmさんって、どんな自分でしょうか?
相談分から、mさんは自分が好きなもの、自分がやりたいことをしっかり持っていて、そのために突き進む行動力も備えている方だとお見受けしました。でなければ、小4の頃に好きな男の子を追い回すことはできないと思います。
また、恥ずかしがり屋ということですが、本来は人前で自分を表現することが好きなのではないでしょうか。大学時代に意を決してチアリーダーをされていたのも、そこからきているのではないかと。
>誰かに見つけてほしくてしょうがなかったです
>25歳になっても仕事でさえ自分の意見をはっきり言えません
>恥ずかしがりなことが恥ずかしいです
自分の意見をはっきりいうことができない、自分は恥ずかしがり屋、というmさんの自己嫌悪は、”自分の意見をはっきり言うべき”、”恥ずかしがるべきではない”というmさんの思い込みから来ていませんか?
なぜそのような思い込みがあるかというと、本来のmさんは、自分の意見をはっきり持っているし、恥ずかしがり屋でもないからです。だから、本来の自分とのギャップを感じていて、自己嫌悪に陥っているのかと。
>ませていたので彼とのエッチを妄想して1人で遊んでいました。
さらに、mさんは女性としてのエネルギーも豊かで、魅力的な女性に違いありません。13歳年上の彼と5年お付き合いされていることで、女性としての自信も身につけられていかれたのだと思います。
本来の自分を抑圧するもの
ではなぜ、mさんは本来の自分を抑えて生きてきたのでしょうか?
>家族が平和でいてほしいので子どもの頃から自分を抑えることが癖になっていました
ご家族の影響は、確かに大きいようですね。
家族のために自分を犠牲にしてきたmさん、大変家族思いで、優しいですね。
>4つ上の兄貴からモラハラDVが当たり前の毎日
>お母さんは自分に自信がなく
>私は家族の中で何も主張できなくて自信も学べなくて
兄からのモラハラを連日浴びて、自分はダメな人間だ、と言う無価値観が身についてしまうのも仕方ありませんよね。
逃げ出したくなるくらい、辛かったことと思います。
そして、親の自己肯定感は子供にも影響を与えると言われています。
そういった環境で育ちながら、自分を抑圧することが日常になっていたのですね。
また、
>すんごいトラウマになりました。中学に上がってもあの出来事がバレてまたいじめられるんじゃないかとヒヤヒヤしていました。
この出来事をきっかけに、またいじめられないように、人の目を気にして自分の行動を抑える習慣が身についてしまったことも考えられます。そのために、本来の、活動的で情熱的なmさんの性格が、思春期を通してどんどん抑えられてしまったのかと。
エネルギー・セクシャリティの解放
mさんの人生で、今は本来の自分を取り戻すタイミングなのかもしれません。抑圧されたエネルギーが、叫びをあげているのです。あまりの生きづらさのために。
それなら抑圧を取りさらって、自分を解放することができたらどんなに生きやすくなるでしょう!
でも、それができないから、相談されているのですよね。
自分を解放できない原因は何でしょうか?
mさんは大変優しい方です。ご家族の平和のために、自分を抑えて生きてきたのですから。その優しさのために、職場の上司や年上の彼との平和を壊すことも恐れているとしたら、思い当たるところはありますか?
>甘えちゃって抑圧した自分のままでいるのがもう苦しいし私だって自由になりたい、なんの後ろめたさもなく無邪気に笑いたい…。
今まで散々上司に甘えて面倒を見てもらったのに、その関係を去ることに罪悪感を感じていますか?
でも、考えてみてください。mさんの中ですでにその関係に違和感を感じている、歯車がずれ始めているのです。そのような状態で、このまま関係を続けていても、問題が起こるのは時間の問題かもしれません。
必要以上に責任を感じてしまうこと、問題を必要以上に自分のせいだと感じること、それは他人軸で考えていることから来ていませんか?
ただし、どんなに相手の気持ちを考えても、他人の気持ちをコントロールすることはできません。
そこで、まずは自分軸で、自分を大切にすることを考えてみませんか?
優しいmさんですから、心が痛むかもしれません。しかし、自分を大切にすることなしに、本当の意味で人を大切にすることはできません。自分が持っていないものを人にあげることはできないからです。
5年付き合っている彼氏に対しても、当てはまります。
ちなみに、甘えられる彼氏、上司がいると言うことは、大変感謝なことだと思います。そこは素直に感謝して、受け取って良いと思います。なぜなら、そのような彼氏や上司がmさんの周りに現れるのも、mさんが魅力的だからです。ご自分の魅力をしっかり受け取り、感謝することも大切です。
仏のような彼氏に出会える人はなかなか多くありません(笑)。
mさんがもしも30代で真剣に結婚を求めている、と言うことであれば、そのような彼氏を手放すことは、ちょっと待って、と言うことになるかもしれません。
しかしmさんはまだ25歳、もう少し刺激的な要素を彼氏に求めているのかなぁ、と感じました。また、
>一緒にいると自分が自分でない気がします
というところが気になりました。
彼と一緒にいると自分が自分でない気がするのはなぜでしょうか?
mさんのセクシャリティが、彼の前では100%発揮できない、そんな欲求不満的な部分もありますか?
カウンセリングではその辺りもさらにお伺いしたいと思います。
自分に向き合い、大きな決断をしていく中で、迷いは沢山あると思います。
そんなとき、カウンセラーの客観的な視点の助けを借りることも、
良いでしょう。
大きな可能性を秘めたmさんのこれからの人生を応援しています!
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心理カウンセラー・コーチ
平野さき
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