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「世界の架け橋」となり、日本企業に最新の技術や情報を届けていく【株式会社ゲシェル】

皆さんこんにちは!
今週も過去配信のHello New Projectから、まだ知られていない大企業の新規事業やスタートアップのお話をご紹介していきます。

「Hello New Project」#ハロニューは、応援・共感する企業に友達を紹介するコラボレーションSNS「Spready」上のプロジェクトを題材に、これから生まれようとしている新規事業や新サービスをゲストともに掘り下げていく番組です。


今回ご紹介する第15回・第16回はイスラエルを中心に海外のスタートアップの情報を日本企業に提供する事業を行なっている株式会社ゲシェル原田さんをお迎えし、イスラエルスタートアップの魅力やゲシェルの事業についてお伺いいたします。

#015 日本とイスラエルの「架け橋」に!ゲシェル原田さんにお伺いするイスラエルスタートアップの世界【前編】
https://propo.fm/hellonewproject/15
#016 日本とイスラエルの「架け橋」に!ゲシェル原田さんにお伺いするイスラエルスタートアップの世界【後編】
https://propo.fm/hellonewproject/16

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本日は株式会社ゲシェルの原田さんをゲストにお迎えしています。
(聞き手:Spready柳川/DJ TOMO)

人事系コンサルティング企業を経て、デジタルガレージへ入社。 同社でマーケティングテクノロジーカンパニーファイナンスマーケティング部の グループリーダーとして勤務した後、「世界の架け橋」というビジョンで株式会社ゲシェルを創業。
https://gesher.co.jp/

DJ TOMO:早速ですが、原田さんが株式会社ゲシェルを創業されたきっかけを教えてください。

原田:そもそも起業するということは社会に出た時から単純な好奇心としてありました。それを現実的に考えたのは、デジタルガレージという会社で役職につき、もう1-2つ役職が上がる段階で研修を受けた時です。「管理職というのはこういうものだ」という役割を教える研修だったんですけど、その内容を聞いた時に、自分が管理職になって活躍するよりは、自分がやってみたいこととか興味があることでビジョンを作り、経営から管理職の人たちに落としていく、ということが自分の人生において楽しそうだなと思ったので、その時に起業を決意しました。

ゲシェルという言葉は、ヘブライ語で「架け橋」という意味でして、僕自身新しいことも好きですし、知らないことを知るということも好きなので、情報収集をしていて。世界で色々なことが起きているのに、その状況を知らなかった、いい技術があることを知らない、という人たちが沢山いると思っていまして、そこで僕たちが架け橋になることで、日本企業さんに情報やいい技術を届けていくことを大きなテーマとし、「世界の架け橋」をビジョンとして掲げて起業しました。

柳川:世界の架け橋というビジョンに至るまでは、なにか経緯はあったんですか?

原田:もともと、僕の父も家族もそうですし、ひいお爺ちゃんはアメリカで亡くなっていたりして、非常にグローバルな家庭でして、生きているベースが日本というよりは、地球人という表現がしっくりくるんですよね。なので、世界で、地球で、活動していこう。場所に限定することなくそういう価値観で生きていきたい。そう思った時に、日本は島国ですし、なかなかそういった発想のある人は多くないなと感じていたので、それを会社という手段を使って僕が発信していくと、日本にとっても、みんなにとっても、良いことなのではないかということで、「世界の架け橋」というテーマにしています。

柳川:じゃあ遺伝というか、家族のテーマが「世界の架け橋」であると言ってもいいくらいのご家庭なんですね。

原田:そうですね、自然と世界で生きなさいという雰囲気はあったかなと思います。

DJ TOMO:会社名とビジョンで、先に来たのはどちらなんですか?

原田:ビジョンです。最初はベタに「株式会社ブリッジ」とか考えたんですけど、ブリッジとか結構いっぱいありそうじゃないですか。みんな考えつきそうで。SEO的な観点で上に上がるのが難しそうで、それで「ゲシェル」と検索したら、日本は出てこなくて。これはいいと思い、ゲシェルにしました。

柳川:ヘブライ語にした理由はありますか?

原田:まず、マーケティング的な意味で珍しく、日本にはなかったということが一つと、弊社はイスラエルスタートアップのデータベースを作っていまして、イスラエルの第一言語がヘブライ語なので、そこでビジネスをしているという意味でヘブライ語を使おうと思いました。あとは、僕の父がイスラエル関係の仕事をしていたこともあり、僕も会社を作ってすぐにイスラエルに行きまして、約1年弱くらい向こうに住んでいました。なのでイスラエルというのは僕にとって非常に距離の近い国でしたので、第一言語であるヘブライ語でゲシェルとしました。

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DJ TOMO:それでは改めて、株式会社ゲシェルの提供しているサービスについて教えてください。

原田:テーマとしては二つで、一つは「世界中の新しい最新技術の情報インフラになる」こと、もう一つは、「世界の販売網のインフラをつくる」です。一つがイスラエルのスタートアップデータベースを作りまして、約1万社くらいイスラエルのスタートアップと投資家の情報が載っています。大体イスラエルのスタートアップは1万社ほどと言われていますので、8割くらいは情報をカバーできています

あと、大体外国の企業のデータベースが英語で読まなくてはいけないのですが、僕たちはそれを全部日本語に翻訳していまして、提供をしています。また、機能として情報の収集ではなく、情報管理をする機能をそのデータベース内につけて、サブスクリプションモデルで提供しています。

もう一つ、ワールドテクノロジーセンターという会員ビジネスをやっておりまして、こちらはイスラエルに拘っておらず、日本では珍しい技術や海外のスタートアップ情報を僕たちでリサーチして、日本企業に紹介し、協業を実現するというサービスを提供しています。

両方ともコロナの影響で海外出張に行けなくなってしまっているので、遠隔で外国のスタートアップ情報を収集したり、出資・協業したいというニーズが非常に増えていまして、色々な企業様からご相談いただいています。

柳川:イスラエルのスタートアップのデータ、1万社っておっしゃいましたよね。すべて網羅されているんですね。それが現地に行かずとも、日本語で情報をキャッチアップできるサービスだと。

例えばこの会社と協業したいなとなった時に、そのデータベース上でアプローチすることも出来るんですか?

原田:そうですね、そのデータベース内にコンタクトインフォメーションが出ています。例えばそのスタートアップのCEO、セールスチームの責任者とか、そういう方々の連絡先が載っていますので、そこに直接メールを送ることも可能です。

柳川:コロナ前はイスラエルに限らず、海外のスタートアップと協業したいとなると、現地に行くのが普通でしたか?

原田:そうですね。日本は現場主義というか、会うとかリアルな関係が好きなので、皆さん現地法人を作ったり、支社を作りたいというニーズがすごく多くて、イスラエルにも90社くらい日本法人の支社がありまして、ここ2-3年で一気に増えました。

逆に現地法人を作らないとそういうことは出来ないんじゃないか、というような考えを持っている企業さんも多かったので、僕たちはそこを無理に現地に人を置いてオフィスレンタルする必要がなく、違う選択肢があるよという話をコロナ前にもしていました。それが僕たちのビジネスで解決できると思います。

DJ TOMO:「日本の方に向けて(サービスをつくりたい)」という思いは最初からあったのですか?英語のデータベースが多い中で、日本人にはリーチできてないな、とか。

原田:そうですね。ローカライズは非常に重要だと思っていて、特に日本は特殊なカルチャーが世界に比べてあったりしますので、ただ売るのではなく、ちゃんとローカライズしようと決めていました。

DJ TOMO:ということは、ゼロからデータを収集するのではなく、そもそもあるデータを日本のためにローカライズしているということですか?

原田:そうです、現地にデータパートナーがいるので、彼らが現地の情報を取得して、それを僕らに提供してもらっています。なので、そのデータは海外仕様になっているので、それを日本版で提供しています。

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気になる続きはこちらから🔽

▶︎株式会社ゲシェル Spready上のプロジェクトhttps://spready.jp/projects/881

「Spready」上に掲載されているプロジェクトを紹介するコーナー
「HOT PROJECT」では以下をご紹介しています。

▶︎株式会社マリモホールディングス
【ロードサイドのホテル運営/開発の経験をお持ちの方へ】郊外型ホテル設立を検討中。事業案の壁打ちをお願いします!
https://spready.jp/projects/977
▶︎キヤノンマーケティングジャパン株式会社
※放送で取り上げたプロジェクトから内容変更しております。

【会社員から農家に転身された方へ】事業検討にあたり、ご自身の体験談から情報収集〜意思決定のプロセスを教えてください!
https://spready.jp/projects/962

【都市農家・農業関連事業者の方々】都市部や住宅地の農家さん支援事業!営農の持続のため解決すべき課題検証にご協力ください!
https://spready.jp/projects/930

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是非Spreadyを使ってみてくださいね。

それではまた次回👋


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