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社外の知見は経験のトレース、未来を予測することで事業スピードも上がる

「社外の知見を取りにいったら、決断力にもつながって事業のスピードがあがった」と話す株式会社ナレッジ・マーチャントワークスの染谷さん。


「Spreadyを使い倒している自信がある」とまで断言してくれた染谷さんにSpreadyをどのように使っているかお話を伺いました。

染谷 剛史さん
リクルートを経て、2003年株式会社リンクアンドモチベーション入社(東証一部上場)。2012年には同社執行役員に就任し、その後サービス業に特化した組織人事コンサルティングカンパニー長を担う。2017年、ナレッジ・マーチャントワークス株式会社を設立し、代表取締役に就任。チェーン展開する店舗サービス業に特化した「シフトワーカーマネジメントアプリ”はたLuck®”」の開発
はたLuck®
サービス業に特化した店舗に勤務する店長及びシフトワーカー(アルバイト・パート社員)に使用してもらうビジネスアプリ。「はたLuck®」を活用することでコミュニケーション・人材教育育成・シフト作成・エンゲージメント診断機能をひとつに統合、店長の負担を軽減することで業務効率化、生産性と従業員エンゲージメント向上を狙う。

本気だからこそ、サービス業界を変革したかった

ー創業した当初から「はたLuck®」のようなアプリ開発の構想はあったのですか?

創業前からITを活用したいとは思っていたんですが、はっきりとした構想はなかったです。だけど、3月に創業した時に、お祝いで飲食店に連れて行ってくれた方がいて。

そしたら、「接客の神様」と呼ばれる株式会社HUGEの代表の新川さんがたまたま隣に座っていらっしゃったんです。そのお店のオーナーが紹介してくれて挨拶させてもらい、色々とお話していたら「うちのためにアプリを作ってくれよ!」と言われたんです。

ー創業のタイミングでいいご縁に巡りあえたわけですね。

それで次の週にアポイントを取って、「2ヶ月後くらいに作れる?」なんて言われて「やっべぇ!ゆっくりしていられない」と思いました(笑)。
もうこれはやるしかない、と創業してすぐにプロダクト開発を始めました。

未来を予測できるから決断スピードが上がる

ー今年の4月からSpreadyを導入していますが、どういう時に案件募集しようと思うのですか?

悩んでいたり、決断しづらい時ですね。Spreadyを使って話を聞くとスッキリするんです。この半年で、13人の方とお会いしてますが、格段に事業スピードが上がっています。弊社の事業責任者も同席して私と一緒に話させていただくので、その場で事業の方向性が決まるんです。

初めて募集した案件は「店舗サービス運営企業に対する業界特化型SaaSとしてのプロダクトやエンジニア組織のあり方について相談させてもらえませんか?」という内容。

僕自身、人事の経験はありますけど、エンジニアの組織を作ることは未経験。当時、エンジニアが辞めていってしまったことも背景にあって悩みの種でした。スプレッダーさんに紹介してもらったのは、有名なグルメアプリの開発に携わっていた方です。

主に、エンジニアの評価の仕方を始めとした失敗談を教えてくれました。その方も組織崩壊が起こったことがあると聞いて、その時はどういう風に立て直したのかなど聞きました。これから起こりうるであろう、未来のことを事前に知っておきたかったんです。例えば、人数が増えていく段階で起こる事件、会社全体がどんな風になるのか、時間軸で聞いていきました。未来予測をするためにヒヤリングしてましたね。

当初エンジニアの人事評価は、コンサルに頼んだ方がいいのではないかと迷っていたんですけど、自分が知っている人事評価の基本原則と同じことだとわかったので、コンサルはつけない、という決断ができました。

あとは別の方に営業の相談をさせてもらったんですが、代理店経由での販売施策を取るか悩んでいたんです。それを相談したら、まだ代理店施策を採らない方がいいという決断もできました。

カスタマーサクセスに関しても3人の方に相談。カスタマーサクセスもいろんな本は出てるんですけど、アメリカの事例が多いんです。「日本はそこまでいってないよ!」というのがあって(笑)。だから、実際にカスタマーサクセスを社内で立ち上げた人に、「立ち上げ期にひっかかることはなに?」「プロダクトマーケットフィットした時にどんな組織体制を作らないといけない?」とかリアルな経験談を聞きまくりました。1社では偏ってしまうので、複数の会社でヒアリングすると共通点が出てきて、参考にしました。

面白かったのは信用スコア。これはすごく勉強になりました。どこにも書籍になってないので。そもそも信用というのは何か。何を信用と考えているのか。目指す世界はどこに設定しているのか。そういったことを伺いました。一通り知識としてわかったことで、2人目の方とお話した時には、Spreadyでのヒアリングから事業のアイディアをもらうこともできたんです。

畑違いのサービス開発、知識や人集めが急ピッチ

染谷さんは元々プロダクト開発のご経験があったのでしょうか?

はじめてです。何も知らない。だから急ピッチで人集めをしなければならなかったので、人づてにエンジニアを紹介してもらっていました。日中はクライアント店舗向けの研修を作ったりしていたので、紹介してもらったエンジニアには夜な夜な集まってもらい、サービスのことを一緒に考えてもらっていましたね。報酬は乾き物とビールなんですけど(笑)。

ーはたLuckのローンチが2019年6月。それまでにも社外の知見は取り入れていたんでしょうか?

業務委託のエンジニアさんのつてで、知見を取り入れていました。まず、ほとんど知らない領域なので、話をちゃんと聞こうというスタンスを大事にしていました。最初のスタートが急ピッチだったので、外部の知見を借りて、早く情報収集しないけないというのはありました。

ーSpreadyを導入しようとおもった理由はなんでしょうか?

Spreadyとは投資いただいているVC(GMO VenturePartners)が一緒なんです。当社の社外取締役でもあるのGMO VenturePartnersの宮坂さんに、採用で困っていると相談すると、「Spready代表の佐古君に会ってみるといいよ。佐古君がこういうサービスを作るから染谷さんも使ってみたらどう?」と提案をもらいました。その時はSpreadyは構想段階だったので、採用ツールだと思っていたんですけど(笑)。

でも、宮坂さんが何かSpreadyに光るものがあって投資されているんだよなと分かっていたので、PLは苦しいけれど、人脈を増やし、知見を増やすことで事業スピードをあげる目的で導入しようと決めました。創業の時期が一緒だったから、Spreadyとは切磋琢磨したいというのもありましたね。

ーナレッジ・マーチャントワークスさんは個人で行かれた方もすごい満足度が高いんです。

まず、お会いしたら必ずサービスについて丁寧に説明します。そうすると、共感してくれる人が多くて、深いところまで話せるんです。
最初にお会いした方は、その後も2回お会いしていて、その方のメンバーの方が経営者と話す機会が欲しいということで、「僕でいいんですか?」という感じで、ざっくばらんにお互いの悩みを相談できるカジュアルな会を持ちました。

Spreadyを使う前は、知人を介して紹介してもらうということが多かったんですけど、やはり知人の中でも優先順位が低いので、なかなかすぐに動けないというストレスがありました。
でも、Spreadyはスプレッダーさんに信頼があって紹介してくれるので、本当に優秀な方が来てくれるんですよ。社外から知見を借りれるサブスクとして使い倒してますよ!

このサービスを活用していなかったら、あらゆる決断が間違っていたかもしれません。第一線の領域で活躍されている方の経験をトレースできることは本当に価値があります。

ーありがとうございました!
Spreadyの中でも、頻繁にご活用いただいているナレッジ・マーチャントワークスさん。
未経験分野だからこそ、社外の知見を素直に聞き入れ、正しい決断で進んでいっているのだと思いました。Spreadyを利用してから事業スピードも上がっているというお話を伺い、私たちとしても嬉しかったです!

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