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kamui trackerでデータに基づいたYoutube広告運用を。【株式会社エビリー】

皆さんこんにちは!
今週も過去配信のHello New Projectから、まだ知られていない大企業の新規事業やスタートアップのお話をご紹介していきます。

「Hello New Project」#ハロニューは、応援・共感する企業に友達を紹介するコラボレーションSNS「Spready」上のプロジェクトを題材に、これから生まれようとしている新規事業や新サービスをゲストともに掘り下げていく番組です。

今回ご紹介する第17回・第18回は動画の活用で企業のDX推進を支援する株式会社エビリーの和田さんをお迎えし、YouTubeマーケティングを支援するサービス 「kamui tracker」についてお伺いいたします。

#017 動画で企業のマーケティングをDXする!YouTubeマーケ素人の2人がYou Tubeのプロに学ぶ回 
https://propo.fm/hellonewproject/17
#018 大量のYouTube データを蓄積。競合分析に基づく、企業のチャンネル運用を実現する『kamui tracker』
https://propo.fm/hellonewproject/18

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本日は株式会社エビリーの和田さんをゲストにお迎えしています。
(聞き手:Spready柳川/DJ TOMO)

早稲田大学卒、医療機器メーカーを経て個人事業主としてコンサルタント・マーケターとして活動された後、株式会社エビリーでYouTube事業におけるマーケティングの統括をしています。 国内最大級の動画SNSデータ分析ツール「kamui tracker」やYouTuberタイアップ、YouTubeチャンネル運用などの事業を展開する事業部です。

DJ TOMO:まず和田さんのご経歴が多様ですね。

和田:そうですね。エビリー入社前に個人事業主でまた会社員になったというのは結構珍しいかもしれないです。簡単に話すと、社会人になってからずっと独立して何か事業をやってみたいという思いがあり、2社会社員を経てから独立をして、主に個人向けのコンサルティングや企業内でマーケティング支援などを行っていました。

それはそれで充実していたのですが、一人で事業をスケールしていくことにやり切った感があり、後半は企業の中でチームとして働くことも行っていて、大きい事業をチームで育てていくということも楽しいなと改めて思いました。あとは、マーケティングも個人事業主としてしていただけなので、企業の中でのマーケターという経験はなく、そういった経験を積んでマーケターとしてここからは成長していきたいという思いが芽生え、もう一度ベンチャー企業で勉強していこうと思い、エビリー に入りました。

DJ TOMO:個人事業主の時はYoutubeとかそういうものにマーケターとして馴染みはありましたか?

和田:全くないです。

DJ TOMO:では今回エビリーに入社されてから、Youtube事業については勉強されていったんですね。

柳川:改めて、株式会社エビリーさんがどんなサービスを運営されているのか、ご説明いただけますか?

和田:弊社エビリーは、動画で企業のDXを推進するということを掲げています。DX=デジタルトランスフォーメーションですけども、今いろいろな分野でデジタル化というのが進んでいて、その中で動画という領域に注力して企業の支援をしております。具体的には2つ柱があり、一つが私が担当している「kamui tracker(カムイトラッカー)」やYoutube活動の支援です。もう一つは、「millvi(ミルビー)」という、動画配信プラットフォームをもっていまして、例えば社内などのクローズドな環境で動画を配信して社員に見てもらう、そういうシステムを提供しています。こちらのほうが事業として長いんですけど、この2つの柱で動画活用の支援を行っています。

柳川:では動画の制作や動画の配信プラットフォームを運営されている中で、そこから派生して今のkamui trackerという事業が生まれてきたのですか?

和田:そうですね。kamui trackerはリリースしてちょうど5年くらいなんですけど、5年前は少しずつYoutubeが力をつけてきていて、弊社の代表が「これからはYoutubeが伸びてくるのではないか」と予想して、立ち上げたサービスなんです。

柳川:最近でも結構コロナ渦でおうち時間が増えて、Youtubeの視聴時間が増えているというのはニュースで目にしたんですけど、そもそも他のTVCMや広告と、Youtubeを使った広告の違いは何ですか?

和田:企業のYoutubeを使った広告やプロモーションは3種類あって、一つ目は、Youtubeチャンネルを自社で持って運用していくもの。よく企業チャンネルと呼ばれるものです。二つ目が、Youtuberとのタイアップ。三つ目が、Youtube広告です。よく動画の前後や途中で流れているものを企業が配信する、というこの三つのパターンがあります。

一番実績があるのはYoutuberタイアップの支援かと思いますが、他の二つも力を入れています。

柳川:その中で一番と三番はイメージが湧きやすいかと思うのですが、二番のYoutuberとのタイアップというのは、彼らの番組で商品などを紹介してもらうということですか?

和田:その通りです。よくYoutuber側の言葉で言うと、企業案件と言われるのですが、企業からYoutuberさんにお金をはらい、商品を提供して、動画内で商品やサービスを紹介してもらうというものです。動画の構成も両者で一緒に考えていったりします。

動画の概要欄にリンクを貼って、ここから商品購入できます、詳細はこちらからといった感じで導線をつくったり、もし店頭で販売している商品であれば、お店で使えるクーポンを発行したりします。場合によっては、コンビニで売っている商品にYoutuberさんが写っていて、そのキャンペーンと動画でプロモーションしたりと、いろいろなパターンがあります。

柳川:Youtuberタイアップ広告で相性の良いジャンルはあるんですか?

和田:いわゆるBtoCといわれる一般消費者向けの商品・サービスであれば、幅広く実施でき相性もいいかなと思っています。一番最初に広まったのはゲーム業界でした。ゲーム実況者さんとかたくさんいらっしゃるんですけど、ゲーム業界はそういう新しいプロモーションとかを取り入れる体質があるので、Youtubeでも一番早くタイアップを始めたのではないかと思っています。よくあるのは、提供されたゲームを紹介して、一緒にプレイしてみるような動画が基本的です。

柳川:じゃあ実況者として人気のYoutuberの方に、そのゲームを取り上げていただいて実況するとか、プレイしてみる、といったタイアップをされるんですね。最初、わたしはサプリとかコスメといった美容とかが主流なのかなと思っていたのですが。。。

和田:おっしゃる通りで、今は美容系が一番多いです。一番最初に増えたのがゲームで、その次に美容が伸び、今は業界別で一番件数が多いです。商品数も企業数も多いので、本当にいろいろな会社さんが取り組んでいます。美容といっても幅広くて、コスメやスキンケアはもちろん、脱毛サロン、美容整形などの、実際に店舗におもむくタイプの商材もあります。美容といっても本当に様々な商品があり、タイアップも行われています。

柳川:最近わたし美容にはまってYoutubeを見て買ったりしているのですが、まさによくタイアップされた広告とかを見ていて、自分の好きなYoutuberやタレントさんがやっていると、広告だとわかっていても、もともと馴染みがある人だからこそ広告だと身構えずにスッと受け入れられることがあるなと視聴者として感じています。

そのあたりの視聴者側の広告の受け取り方において、他のTVやSNSとの違いってありますか?

和田:他の広告と大きく違う点はいくつかありまして、一つ目は、仰っていただいた通り、「企業が発信する情報という見え方ではない」ということなんです。知り合いや友達に紹介してもらうのと、芸能人が言う中間くらいの、会ったことはないけどもよく知っている・信頼できる人が紹介してくれる、というイメージがあります。

企業が「これ良いですよ」という広告はみんな信じなくなってきています。どうせ広告でしょという。若い人は特にそういうことに敏感なので。ただ、Youtuberやインフルエンサーの発信であれば、比較的信じてもらえるというところがあります。

もう一つは、例えばインスタやTwitterのインフルエンサーと圧倒的に違うのは、情報量だと思います。やっぱり10分の広告動画を見てもらう機会って、Youtuberタイアップ以外にないんですよね。

柳川:確かに、そんな長くは広告動画は見れないですよね。

和田:15秒のTVCMや6秒の動画広告でもスキップしたくなるのに、10分の動画をとなると難しい。もちろん10分ずっとその商品のことを話しているわけではないんですけど、その中にある程度の情報量を込めることができるという媒体ですね。特に、ちゃんと説明しなければわからない商品の場合は、重宝されているのではないかと思います。

柳川:面白いですね。先ほどYoutuberが説明しているほうが、企業広告よりもスッと入ってきやすいというのはあるのですが、それでもPRということは示した上で発信しているんですよね。

和田:そうですね。PRだといわないとステマになってしまうので、暗黙のルールで提供表示は付けるようになっています。

柳川:でも不思議ですね。同じ広告ではあるのに、発信の仕方とか、誰が話者として情報を提供するかによって、視聴者の心に響くかどうかが変わってくるというのがすごく面白いなと思っていて。それを分析されていらっしゃるのが御社なんですね。

最初に仰っていた、Youtubeチャンネルを自社で持つとか、タイアップ・広告を出すことも、ご相談いただいた企業さんによって、どれが合いそうなどのコンサルもしていただけるんですか?

和田:Youtube使って何かしたいという会社さんは結構いらっしゃるので、その企業さんの状況に合わせて、どういった活用方法がありますという提案はさせていただいています。

柳川:Youtube広告を出すにあたって、大変心強いですね。

和田:ありがとうございます。その中で弊社は「kamui tracker」という分析ツールを持っているので、経験だけではなく、データに基づいたご提案をさせていただけるのは、弊社独自だと思っています。

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気になる続きはこちらから🔽

▼株式会社エビリー Spready上のプロジェクトhttps://spready.jp/projects/934

「Spready」上に掲載されているプロジェクトを紹介するコーナー
「HOT PROJECT」では以下をご紹介しています。

▼MIL株式会社
https://mil.movie/
※放送で取り上げたプロジェクトは掲載終了しております。
▼パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
【募集】 非エンジニア職だけど、プログラミング学習の必要性を感じている方のお悩みを教えて下さい!
https://spready.jp/projects/968

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是非Spreadyを使ってみてくださいね。

それではまた次回👋

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