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再読「アミ 小さな宇宙人」

10年ほど前に初めて「アミ 小さな宇宙人」シリーズを読みました。
10歳の少年の空想の世界として描かれているこの本ですが、宇宙の真理のお話に深く感銘したものです。

それから何度か読み返し、その度に心に残る言葉を見つけます。
選挙に関して、がっかりするようなことがあった時には
「暗闇ばかりを見つめてはいけないよ。世界は影よりも日向の方がずっと多いんだから」という言葉にハッとさせられたことを思い出します。

そして、最近また読み返してみました。
アミが地球の人に伝えたかったメッセージが、まさに今起こっていることの為のものだったんだなと、再び驚きと感銘が蘇りました。

この「アミ」シリーズで、宇宙人のアミが伝えたかったことは、ただ一つ
「愛」こそが宇宙の唯一の法である、ということです。
アミからしたら、地球は未開な野蛮な星で、恐ろしい地獄のようなものです。
発展した星に住むものは、愛が唯一の法であることを知っており、その法を守っています。

「近い将来、君たちの惑星には、いくつものたいへんなことが起こりはじめるよ・・・」
「たいへんなことって、どんなこと?」
「地質や気象・生物界の大きな変化、そして大異変や疫病、さらに数百万の人たちが感染して苦しむ新しい病気が生まれる。ある程度の内的純潔さをたもっていれば大丈夫だけれど・・」
「いったい何が原因で起こるの?」
「二つの要因があるんだ。まず第一は化学が自然破壊を引き起こす方向に使われていて、それがとても大きな不均衡を生み出していることなんだ。
さらには人々の発するマイナスの脳波。これが君たちの周囲を取り巻く心理的エネルギー層にとても危険な状態で蓄積され、深刻な影響を与えている。
第二の要因は人々には直接関係していないことで、きみたちの惑星の自然な進化・発展によるものだ」

均衡の崩れた世界はいずれ破滅や崩壊に向かうらしい。

本来、自然に進んでいくべき惑星の変化の過程というものが、人々の抱く邪悪な行為や感情・思想が原因となって、とてもせわしなく、速められているんだよ。
人々が宇宙の調和に根ざした生き方をはじめない限り、ゆっくりと自然に進むべきこの変化は、非常に暴力的に、破壊的になっていくよ。
それでも、まだまだたくさんのことができるよ。人命が失われるのを最小限にくいとめ、全滅をさけるためにね・・
「それは世界の終わりということ?」
「あるいは始まりかもしれない。それは君たち次第だよ。この最後の試練を乗り越えなければ、このまま変わらなければ、それは終末を意味してくる。自滅ということだ。
でも、すべて神の望むように生きるようになれば、それはほんとうの天国の始まりになるよ。」

うむ、地球は暴力・戦争・自然破壊・分離をしている限りは、どんどん終末に向かっているのですね。
でも、心を改めて、調和の取れた生き方に変われば、天国になると。
化学を自然を守る方向に使うこと。愛のある行動をすること。
所有からシェアに意識をシフトすること。

愛とは、求めるものではなく、あたえるものだ。
どうやったら愛が手に入るかって?
愛をあたえることによって
愛することによって

今日も読んでいただきありがとうございます。
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