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【10/17開催】「プラトーを使うことで生まれるサービスとは?」オンラインイベントレポート!(後編)

札幌の大規模ビジネスコンベンションNoMapsが学生の挑戦をサポートするために設けた学生向けセクション”NoMaps for Studennts”とSpreadが連携し、国土交通省が出す3D都市のプラットフォーム『プラトー』を軸にその可能性を考えるオンラインイベントを10/17(日)に開催しました。

イベントは、「XRビジネスの先駆者からみて『プラトー』ってどうみてますか?」をテーマとしたSpreadTalkと、『プラトー』を活用した新しい街づくりや新しい都市に必要なビジネスを考えるアイデアソンの二部構成。

後編、4チームに別れて『プラトー』の活用方法を考えたアイデアソンのレポートです!

前編、SpreadTalkのレポート記事はこちらから▼
https://note.com/spread_magazine/n/n4d06e1de8418

アーカイブ動画はこちらから▼
https://twitter.com/spread_hs/status/1449555803782873092?s=20

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チーム①

アイデアソン発表まとめ1

二つのアイデアが挙がりました。一つ目は「リアル×バーチャルの融合ゲーム」。『プラトー』のバーチャルワールドを活用し、プレイヤーがリアルとバーチャルに分かれておにごっこなどで対戦するバトルゲームだそう。バーチャルプレイヤーはVRを活用して『プラトー』のバーチャルワールド上で、キャラクターの能力やアイテムを駆使して戦います。一方、リアルプレイヤーは特定商品の購入でアイテムをゲットできたり、筋トレで能力が上がったり、実際の移動でテレポートできたりするそうです。バーチャルとリアルのプレイヤーが連携によって楽しめるゲームになっており、リアルの活動がバーチャルに影響することがポイントで、たとえばご当地商品の購入で限定アイテムがもらえるなど地域経済の活性化に貢献できる可能性も秘めています。

アイデアソン発表まとめ2

二つ目は「タクシーシミュレーション(VRトレーニングコンテンツ)」。『プラトー』上にリアルな人の動きを再現し、効率的なルートや方法を学ぶことができるシミュレーションで、タクシー会社の新人研修に導入することもできるのではないかとのことでした。

チーム②

アイデアソン発表まとめ3

三つのアイデアが挙がりました。一つ目はゲームに関連するアイデアで、バトルロワイヤルゲームを『プラトー』上の都市で行い、広告や商店街などの物販を掛け合わせるというもの。またその都市に関連したゲームをインストールできる『プラトー』に手を加えたプラットフォームも提案されました。
二つ目はプラットフォームに関連するアイデアで、プラトーの人流データを駆使した広告掲載場所をコーディネート、ニュースを追体験できる体験型ニュースプラットフォーム、また『プラトー』上で実際の買い物が体験できるプラットフォームなどが考案されました。
最後は観光に関するアイデアで、街の変遷を辿る事前修学旅行ができる観光ガイドアプリ。時代を遡り、その土地に流れる文脈を学ぶ体験ができるそうです。

チーム③

アイデアソン発表まとめ4

ベン図を用いてエンタメ・社会・実用をかけあわせた三つのアイデアが挙がりました。一つ目は、エンタメと社会にまたがる、ARを駆使し現実を主体としたゲーム。現実世界に敵キャラを出現させるタイミングを決定するために、『プラトー』の交通状況や人流を可視化するシステムを併用するそうです。また、敵を倒したら周辺店舗で利用できるクーポンを発行するそう。ゲームによるコミュニティ形成や経済活性化を狙っているとのことでした。
二つ目もエンタメと社会にまたがる実店舗とVRを組み合わせたVR居酒屋とVR書店。VR居酒屋は飲食店の店内をVR上に再現しオンライン飲み会用のスペースとして提供するというもので、売上を飲食店に還元することで営業回復を見込んでいるそう。

アイデアソン発表まとめ5

VR書店も同様に市内の書店を再現し、その場で試読・注文ができるプラットフォームとして、さらにはオンライン自習室としても提供するそうです。またどちらも店舗のプロモーションを担っています。
最後は実用に特化した建築計画のシミュレーションをVRで行うサービス。景観や日照条件などをシミュレートでき、また防犯カメラの可視域の確認や効果的な配置が行えるそうです。

アイデアソン発表まとめ6

チーム④

アイデアソン発表まとめ7

好きなことややってみたいことが軸になったアイデアを画面いっぱいに挙げたのちに四つのアイデアに絞って発表が行われました。
一つ目はチョコレートに関する提案で、街にチョコレートをかけたり、各チョコレート会社がチョコレートで領土を奪い合うゲームをしたりするもの。もちろんそのあとはスタッフがおいしくいただくそうです。
二つ目はレースゲームに関する提案で、アイテムを用いたレースゲームに加えて生物になりきることができるレースゲームも挙がりました。
三つ目は映画の再現で、再現によって登場人物の気持ちが理解できたり、破壊や爆破ができるというもの。
最後は音楽ライブに関する提案で、天空からDJをしたり、街中のいろいろな壁に液晶ディスプレイを埋め込みフェス会場にしたりするというものでした。


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文・佐藤遥

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