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チャレンジャー号: 悲劇のフライト

Netflixで見たドキュメンタリー作品。
チャレンジャー号: 悲劇のフライト

1986年1月28日、アメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げたスペースシャトルが爆発、7人の乗組員が亡くなった事故について、当時の映像と関係者の証言で構成されたドキュメンタリー。

時間は40~50分程度×4エピソードで、内容はエピソードごとに分かれる。最初はアメリカの輝かしい宇宙開発の時代。その中で、飛行士ではない一般人を宇宙に送り届けようと急いだこと。その中でくすぶり続けていた問題。それでも最終的には強行して大惨事を招く。その流れと原因の追及が描かれる。

事故の直接の原因は、打ち上げ時は記録的な寒波のため、燃料タンクのOリング(パッキン)が凍って燃料が漏れたこと。
この大惨事について、過去に書籍で読んだことがある。

ここでも、直接の原因はパッキンであり、技術者からその問題と低温の環境での打ち上げに反対していたことは書かれていて、映像の内容と完全に一致する。

映像では、その「Oリングの問題」が初期の段階から語られ、開発メーカーや科学者が何度も問題として繰り返し取り上げていき、観ているうちに不安が大きくなっていく。そして大惨事と、ドキュメンタリーとしての見せ方に衝撃を受ける。

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