221210 - 冬の寒さと寂しさと


冬はつとめて。

枕草子冒頭を初めて読んだ時、とてもとても共感した。
冬の早朝は良い。寒いのだけど空気が澄んでいて心地いい。冬だからだろうか、遠くの音も良く響いて近所のお寺さんからお経を読む声が聴こえてくる。
朝の憂鬱を洗い流してくれるような気がして、寒くても窓を目一杯開けて空気を入れ替える。そんな時間が好き。


夜のスカイツリーを見に行った。

虹色で綺麗。

クリスマスシーズンだからか、イルミネーションで彩られていて夜だけど明るい。昔からイルミネーションは好き。きらきらしていて子供の頃のわくわくを思い出すから。クリスマスというイベント自体には好きも嫌いもないけど、こうやって街が彩られていくイベントがある日本はいいなぁと思う。


ある人に「ヘリウムのつまった風船みたいな人だ」と言われた。紐を持っていないと飛んでいってしまいそうだから、らしい。
私自身、社会に自分を繋いでおくのがとてつもなく下手な自覚はある。なんと言うか、いつ人生を手放してもいいと常々思っている。ハサミで糸をパチンと切るように、人との繋がりや集団への所属を捨てて何処かへ行ってしまいたいと願う瞬間が定期的に襲ってくる感覚。

いつかは誰かと一緒に居るかもしれない。けど今はそんな姿が想像できない。数年後の自分の姿すら全く想像できないのにそこに誰かが居るとは考えられない。

寂しいな、とは思う。
けど仕方ない、とも思う。

ここが独白の場として存在してくれていることが救いだな。


コメント欄に「令和のメルト」と書かれててわかる〜!って思った。(例えるのも違うとは思うけど。)
爽やかさと疾走感が好みドンピシャでプロセカでも何度もプレイした曲。オーケストラ編曲とかあったら聴きたいなぁ。

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