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「ほんとのはなし」に参加しました

noteに初投稿する日が来るのなら、そのときはきっと何気ない日常を書くのだろうと漠然と思ってました。

でも、違いました。
今日、とっても嬉しくて楽しい出来事があったので、記念に書いておきたいと思います。

「ほんとのはなし」というブックイベントに参加してきました。
本好きな方々がそれぞれ本を紹介して、話し合うという交流イベントでした。
私が大好きなAIR-G’パーソナリティーの鈴木彩可さん、そして、本の選書をされている「風味絶佳」の佐藤亜美さんが主催のイベント。
今回は第2回の開催で、場所は札幌、時間帯はお昼過ぎだったので、「参加できる…!!」と思い、思い切って参加してきました。

読書って実に個人的な活動なんですね。
参加されていた方々が紹介する本は、いずれも読んだことがなく、それでいて、読みたくなると本ばかりでした。
イベントで教えていただいた読書アプリが大活躍し、次に読みたい本を着々と記録してまいりました。

さて、イベントのテーマは「今年読んだ本でベストオブブックな一冊(もしくは2冊)」でした。

そして、私が持参したのは、
桜木紫乃「ラブレス」
工藤志昇「利尻島から流れ流れて本屋になった」
の2冊でした。

「ラブレス」は職場の先輩に紹介された本、「利尻島から流れ流れて本屋になった」は北海道新聞に紹介されていて、興味を持った本でした。
2冊とも読み終えても、またはじめから読み返したくなる作品。

桜木紫乃さんの描く濃厚な人間ドラマ、最高です。さらに桜木作品を読みたくなります。

工藤さんのは「読まさる」文章です。
さらっと書かれているのに、クスッと笑いどころがあり、「こんなふうに文章が書けたらどんなにいいか。」と、自分の力量不足を棚に上げて羨んでしまうくらいです。

正直、これまでに本紹介は上手くいった試しがなかったのですが、今回はそこらへんはあまり気にせず、本を手に取った動機、読んで思ったことを素直に言葉にしました。

幸い、興味を持っていただいた方がいらっしゃったので、ホッと胸を撫で下ろしました。

そして、イベント参加者には本のプレゼントが!
私がいただいたのは、朝井リョウさんのエッセイ「風と共にゆとりぬ」。なんと彩可さんの選書。
こんなにも幸運を使ってしまっていいのでしょうか。いえ、普段から色々頑張ってるのでいいことにします。

参加者の中には、鈴木彩可さんと同じくAIR-G’のパーソナリティーのSATO さん、シンガーソングライターの小澤ちひろさんがいらして、「この空間、どうしたらいいの??」と若干パニックになってましたが、「本」という共通の話題があったので、なんとか心を落ち着かせることができました。

昨年末から、ラジオをBGMのように、ただかけているだけでなく、番組の内容そのものを意識して聴きはじめてから、すっかりラジオファンになった私。
以来、番組にメッセージを送ったり、Xにポストしたりと、ラジ活(もしくは推し活)をしてきました。
それが、自分の世界をこんなにも広げてくれるとは。
これからも、好きなことをどんどん見つけて世界を広げていこう。そう思えた一日でした。

イベントを開催してくださった、佐藤亜美さん、鈴木彩可さん、そして参加者のみなさまに感謝申し上げます。
イベント会場だった、ムジカホールカフェさんはリラックスして過ごせるとても素敵な場所で、ケーキもコーヒーもとても美味しかったです。

そして、またいつかみなさまにお会いできる日を楽しみにしております。

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