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メタバースで授業をしてみた

先日、メタバース空間(仮想オフィスVirbera)で模擬授業をしてみました(^^)

授業者の立場として、その内容と成果や課題などについて書こうと思います。

◆授業スタイル:哲学対話(チャット&トーク)
1⃣テーマについて問いを立てる(付箋を使用)
2⃣話し合いたい問いを選ぶ(チャットを使用)
3⃣取り上げた問いについて、自由に意見交換
4⃣このテーマに向き合った思想家を講師が紹介

◆今回の授業
1⃣テーマ:苦しみ
2⃣生徒役(大人4人)と講師(私)から出た問い
・一番苦しいと思ったことは何?
・今、苦しんでいることは?
・苦しみから逃れるためにできることは?
・苦しみを感じたときどう対処してる?
・人生における「苦しみ」と「喜び」の割合は?
・苦しみは共有できる?
・「苦しみ」と「苦しい」の違いは?
3⃣取り上げて意見交換した問い
・「苦しみ」と「悲しみ」の違いは?
・苦しむ人を開放する手段は?
・人間の苦しみはなぜ生まれるのか?
4⃣思想家の紹介:ガウタマ・シッダールタ

◆成果
・普段、一人では考えないようなことを考える機会は作れる。
・問いを考える、問いを選ぶ、問いに対する自分なりの答えを出す、これらの過程で「考える」機会を提供することはできたかな。
・意見が出にくい問いに関しては、考える時間をとることで考えるゆとりを作れたかな~。
・ただ、話し合うだけでなく最後に思想家を紹介することで、自ら学ぶ種を蒔けるのかな~と。

◆課題
山積。笑
・味付けなしの「シンプルな哲学対話」をしてみたが、「しかけ」がもっとあってもいいのかぁ~とか思いました。
・生徒役が「沈黙」なのか「単に聞こえてない」のかがわからなくて、授業者としては不安になることが多かった。
・1回30分という時間の中で、しっかり「今日はここまで」という時間配分意識をもつことが大事だな、と。
・生徒の意見に対する「共感」の声(反応)をどう生み出せるか。

他にもありますが、おおまかなところだとこんな感じです(^O^)
では、また~☆