ビル・エヴァンズによるスパルタカス「愛のテーマ」

20世紀半ばのジャズ全盛時代に作られた映画音楽の多くはジャズメンによって編曲されて、優れたものは今もジャズスタンダードとして演奏されていますが、わたしが好きなのは1960年の映画「スパルタカス」の「愛のテーマ」をビル・エヴァンズがインプロヴァイズしたもの。

映画も大好きです。ローマの剣闘士たちの反乱物語と悲恋。十字架に貼り付けにされた反乱剣闘士たちの最期もまた忘れられない。泣ける映画です。

ビル・エヴァンズのヴァーヴのアルバムの、このトラックだけ取り出して何度も何度も聴いたものでした。センチメンタルだけれども、今でも時々聴きたくなる。まだ本当に若かった大学生の頃によく聴いたジャズ。リマスターされて音質が良くなったので紹介いたします。

P.S.
投稿数日後に、リマスター音源がYouTubeから削除されたために、リマスター以前の音源に紹介動画を取り替えます。悪しからず。YouTubeではこういうことがよくあるのです。残念。でもエヴァンズの名演であることには変わりなし。

ほんの小さなサポートでも、とても嬉しいです。わたしにとって遠い異国からの励ましほどに嬉しいものはないのですから。