スマイル!チャップリンの「モダン・タイムス」(1936)から

豪快なピアノのイントロに続く、ジョシュア・ベルの素晴らしいヴァイオリンの調べ。

世界中がスマイルで溢れる素敵なミュージックビデオ。
チャップリンのサイレント映画を見てみたくなりました。

世界がたくさんの微笑みで溢れますように!
May the world be filled with many smiles!

「May」は祈願の助動詞。最近仮定法現在という特殊な英文法を調べて、Mayも祈願の助動詞だとふと気づきました。日常ではほとんど使わない。

それはMAYという言葉が古びてしまったというよりも、祈願する言葉をわたしたちが日常で使わなくなってしまったから。祈願することもない毎日。

個人的な欲求と欲望の「I want to」はいくらでもあるけれども、May the world be...って古風で素敵です。

ジョシュア・ベルの最美のヴァイオリン。わたしはピアノを弾くけれども、ヴァイオリンやチェロや美しい声楽にはピアノはかなわない(ピアノは打楽器なので発声構造的に限界がある)。

ピアノにはピアノだけが奏でることができる音があるのだけれども(例えばピアノだけの残響)美しい声楽や弦楽器を聴くと全身が雷に打たれたかのように震えてしまう。

May the world be... この続きにあなたはどんな言葉を添えますか?

Have a great day!

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Logophile
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