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#2 おかしな情報を見分けるために〜白黒思考は危険〜

おはようございます!
今回のテーマは「おかしな情報を見分けるために〜白黒思考は危険〜」というテーマで話していきます。

今の時代は、多くの情報に触れるので自分自身で情報の精査をしなくちゃいけないですよね?
自分自身の専門知識が高くて、一次情報にアクセスできる人は全く問題ないと思うんですが、そんな人もなかなかいないです。
そんな人でも今回の話を知ってると相手の情報を精査するときにヤバい情報に振り回される確率がグンと下がるかもしれないですよ。

白黒思考ってどんな考え方?

まず、そもそも白黒思考ってどんな考え方なのかというと、二つの考え方を比べたときにAは良いけどBはダメという様にものごとを白黒ハッキリつけちゃう考え方です。

分かりづらいという方に向けて、3つ例えを用意してみました。

①運動前の静的ストレッチはパフォーマンスの低下につながる
→運動前に静的ストレッチはやっちゃダメ!

『確かに運動前の静的ストレッチはパフォーマンスを低下させる可能性が高いけど、静的ストレッチの後に動的ストレッチを組み合わせればパフォーマンスの低下を抑えられたり、そもそも柔軟性に課題がある人はトレーニング前に静的ストレッチをして可動域を広げてあげるのはトレーニングの進行をスムーズにする可能性もあります。』

②肉中心の食事は健康を害する
→肉なんか食べずに菜食主義になるべきだ!

『確かに肉中心の食事は赤身肉の場合、腎臓病のリスクを高めてしまう可能性があり、お勧めできるものではありません。
だからといって菜食主義にすると足りない栄養素が出てくるので、それはそれで健康的とは言えません。』

③中国からコロナウイルスが広まった
→中国人はやっぱりヤバい!

『ちなみに中国人の友達もいるので、中国人はみんなヤバい奴だとは思ってないです。でもこの例えに似た様なものって多くないですか?そのものの一部がダメだから全部がダメみたいな思考。例えばウエイトトレーニングに取り組んで体を大きくした選手が怪我をするとウエイトトレーニング自体を否定する風潮ありますよね?でも、その選手がやっていたものはウエイトトレーニング以外にもいっぱいあるでしょうし、スキル的な部分に問題があったかもしれないし、因果関係を出すこと自体が難しいのに「ウエイトトレーニング=悪」みたいに広まっていきますよね笑』※これに関しては「合成」と言われる理論も加わっているので分かりにくいかもしれないですけど、本当によく目にするので例として出しました。

まとめると・・・

正しい情報を取捨選択するためには、自分自身で一次情報にアクセスする必要があるけど、そもそもその情報がおかしいかどうか判断するときには、「この人極端な事言ってないかな?」と考えることが大事です。
一度、気にして情報をみてみると突っ込みたくなる情報も多いので、ゲーム感覚で試してみてください!