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身体の声を 聞いているか

目の前のことに
追われてしまい

以前より やりたいことに
取り組めていなかった

まとまった時間が取れなくて
やきもきしていた時

友人との 何気ないやりとりで
ふわっと 気持ちが動いた

果たして いま 大事な事は 
時間を取ることだろうか

いいや 違う
前に進めることの方が 
大事なのではないか

とにかく やってみることにした
たぶん 30分くらいだったと思う

けれど それだけで
だいぶ 豊かな時間になった
それだけで 満たされた

僕は 囚われていた

まとまった時間がないとできない は
思い込みだった

まとまった時間でやりたい は
進めることを 邪魔していたのだ

✳︎

気持ちが乗らなくても
身体を先に動かすことで
気持ちがついてくることがある

そういえば
演劇でも似たようなことを
言われてた

何かで 机の下に隠れる演技があって
その演技がわからなければ
まず 身体を机の下に運びなさい と

そこで感じたことから 考えるって
話だったような気がする

机の下の狭い空間に
収まるくらいに 身体を縮め

すこし頭が当たりそうなのを
気をつけながら 押し込む

ゆとりは少なく 手足を動かすと
四隅の足に ぶつかる

明かりは届かず
換気も悪い

決して 快適とは言えない
その場所に

自ら入りたくなるとは 
どういうことか

身体は知っている
そこを起点に 考える

✳︎

頭や 思考は 

いろいろな場面で
行動のトリガーになるけれど

それだけではない
身体の方が 正しこともある

いや 正しいというか
よく知っているということだろう

身体知という言葉もある
身体が教えてくれることが
認知されてきているのだと思う

ただ 頭が一生懸命考えているのを
あっさりと 身体が覆すのをみると

もうちょっとだけ 
身体から伝えて欲しいなと思う

けれど 身体からしてみたら
いまさら何をと 抗議するのだろう

普段 声を聞いてくれないのに
困った時だけ言ってくれというのは
都合が良すぎると

身体の声を聞く

それは 単に体調を聞くだけでなく
何をしたいか どう働きたいか

頭に投げかけている問いを
身体に問うことなのかもしれない

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