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国内フリーランス 1,670万人 57%増加

2021年3月31日 日経新聞より

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70503710Q1A330C2TJ1000/
上記の記事で発表された通り、国内のフリーランスは1,670万人 / 前年対比57%の増加とのこと。
日経新聞の前提になるランサーズ社の調査・HR総研の発表は↓こちら↓
ランサーズ社のプレスリリース
HR総研の発表記事

ギグワーク・フリーランスの今後

記事の内容には、
①コロナ禍の影響によって副収入を増やしたいと考える人が増えその受け皿に柔軟な働き方ができるギグワーカー・フリーランスを選択する人が増えた。
②ただしその一方で、業務委託(個人事業主扱い)形態での雇用の仕方はどうなのか?
という2つの論旨が記されています。
概ね私は同様の意見を持っており、それに対する今後の方針として以下のようなことを考えています。(当社の事業方針にも反映されています)
<企業側に対する啓蒙の必要性>
・ギグワーカー、フリーランスの隙間時間を活用することにより、安価にリソースを調達できる! という考え方は長続きしない。
・それよりかは、ニッチなスキル/経験/資格などを保有するリソースをオンデマンドに調達できる! という考え方にシフトしていって欲しい。
<ギグワーカー側に対する啓蒙の必要性>
・あくまで副収入の1つとして捉える意識が重要。
・メインの収入として捉えるのであれば、中長期的には自分でも集客する術を考えておく。(ブランディング 形成 / 営業活動)
・誰でもできる単純作業もいいけれども、自分が培ってきた経験 / 資格、スキルなどを活かして時間単価を向上させる努力をしていく。

上記の観点をきちんと啓蒙していくことにより、
「ただしその一方で、業務委託(個人事業主扱い)形態での雇用の仕方はどうなのか?」
という部分に対する明確な答えが得られるように務めていければなーと思っています。

ギグワーカーは従業員?フリーランス?問題

私個人的には、
「従業員と同等の役務提供、就業環境を事実上させているにも関わらず、フリーランスとして扱っている」と見做される場合には、従業員だ!という主張は一定認めざるを得ないのだろうなーと思っています。
一方で、「明らかに従業員とは異なる役務提供、就業環境が用意されており、フリーランス(個人事業主)として社会一般の相場感と同等の報酬が獲得できる」場合には、フリーランスである!という解釈でOKなのかと考えています。

従業員として「拘束される時間とその対価」と「時間的な拘束を補完するための福利厚生/  フリンジベネフィット」

フリーランスとして「役務提供のために投下した時間とその対価」と「時間的な拘束がないこと」
のバランスで考えていくことが重要なのではないか?

なーんてことを本ニュース記事から考えていました。
というわけでいつもの宣伝になりますが、

自身のスキルや経験、資格を活かしてギグワーク、フリーランサーとして働くならspotgig をご活用ください!

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