カタールW杯戦力分析 グループG

カタールW杯のグループリーグごとに戦力分析を行っていきます。

グループG


・ブラジル

2002年大会以来優勝から遠ざかっている王国ブラジル。

前回大会はベスト8でベルギーに完敗しましたが、大会後も継続して指揮を執るチッチ監督の下、チームの完成度を高めてきました。

そして2019年のコパアメリカで優勝し、南米予選も14勝3分、40得点、5失点という圧倒的な成績で通過しました。

エースは存在感を示し続けるネイマール。

そして前線ではネイマールと共にレアルマドリードの若き至宝、ビニシウス・ジュニオールやバルセロナで活躍するラフィーニャが攻撃を組み立て、CFにはリシャルリソンもいるという破壊力抜群の攻撃力です。

守備陣にも大ベテランとなったCBのチアゴ・シウバが健在。

マルキーニョスと組むコンビは安定感があり、層が薄かった右SBにエデル・ミリトンを回せるようになりました。

ボランチにもフィジカルがありマンチェスターユナイテッドで活躍するカゼミーロがおり、GKは世界最高クラスと言われるアリソン・ベッカーがいます。

各ポジション穴の無いチームに仕上がっています。

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