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打撲ってなんだろう

『打撲』 とは?体の組織に何が起こっているのでしょうか?

打撲は、外部からの強い圧力によって起こる皮下組織の損傷、です。

皮下組織、とは筋肉、腱、脂肪組織などを含みます。

衝撃が大きいと、血管や神経まで傷むこともあります。

毛細血管が損傷すれば、内出血が起こります。

(余談ですが、最近、ぶつけた記憶がないのに青あざをうよく作ります…why??)

あ、では続けます…
神経組織が損傷すれば、痺れや麻痺が起こることもあります。

打撲した組織を修復しようと、体の中ではより多くの血液をそこに送るように働きます。

そのため、赤くなったり、熱を持ったり、腫れたり、という症状がでるのです。

ケガ後の組織内部の修復過程についてはコチラに詳しく載せています。
軽度の打撲であれば、RICE処置を行なえば、ほどなく治ります。

。。。あ、RICEって?え?という方はコチラ

ほどなく治ります。ただし、あまり軽く見ると意外と痛みが長引くこともありますので、

子どもが

”今日~をぶつけた”

”~を蹴られた”

”~にぶつかった”

と申告し、

見た目にはそれほど損傷がないように見えてもきちんとRICEは行い、2~3日は痛みの増減をチェックしましょう。

その間、痛みがない範囲でストレッチも行なっておくと、回復も早いです。

それを、”たいしたことないだろう。。。”

とケアを怠ると、

さあ練習!さあ試合!と、再び全力で走ろうとしたり、力を入れようとしても、力が入らなかったり、筋肉の伸縮が十分にできず、痛みが出てプレーができない、ということもあります。

打撲で多発するのが、大腿部(ふともも)の打撲。通称 ”ももかん”

たかが打撲、ではないのできちんとケアしましょう。



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