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専門分野や専門競技以外からも積極的に学ぼう

 本を読んだりアスリートにメンタルコーチングしたりと、インプットする機会は割とたくさんあるのですが、アウトプットする機会を半ば強制的につくろうと思って始めた毎日noteも三日坊主をクリアして本日で4日目。

 アスリートのZONE(ゾーン)の意識状態を再現することを結構得意にしてるわけなのですが、これまでの経験からすると50パーセントくらいの確率で違う競技だったりプライベートでの意識の使い方が、ZONEに結びついています。

 例えば、とある格闘技選手の場合だと、自分の実力を100パーセント発揮できるZONEの意識状態が実は受験前にお風呂に浸かっている時の意識状態だったり、とあるウインタースポーツの選手の場合だと、最後の最後の直線でパフォーマンスを発揮するためには、自分の子どもが並走してくれていると意識している状態だったりするわけです。

 もちろん、今、競技者として活躍している競技の過去の良い体験がZONEに結びついている場合もあります。

 そう考えると、自分がこれまで経験してきたことは『全て』、これからの自分のために役立つものになりますよね。

 話がいきなりアスリートから僕自身の話になるのですが、今僕は宇宙の成り立ちに興味津々で『宇宙創成』にはまってます。

 ダーウィンの進化論は一般的に知られていると思うんですけど(強い者が生き残るのではなく、環境に適応したものが生き残るという適者生存の有名なお話です)、宇宙の成り立ちはこれまでどのように考えられていて、どのような経緯を経て今のビッグバン理論になったのかというのは意外と知られてませんよね。僕も全く知りませんでした。

 詳細は『宇宙創成』に書かれているのですが、宇宙の成り立ちもある日いきなり全てがわかったのではなくて、仮説(妄想)→仮説の修正→検証(観察)の3ステップで徐々にわかってきたそうなんです。

 この3ステップ、実はZONEの意識をつくる時にも当てはまるんですね!

 具体的には、過去に最高のパフォーマンスを発揮していた時の、意識の持ち方や五感の感じ方を仮説として思い出してもらって、練習を通じてその意識や五感を修正し、試合で検証するという流れになります。

 その結果、うまくいったものは継続して、うまくいかなかったものは違ったやり方を考える。ZONEの意識状態を最速でつくるためには、この繰り返しを最速で行うことですね。

 今日も日中にサポートさせて頂いたアスリートが、さっそく夜の試合でパフォーマンスを発揮してくれました。ZONEの再現を公に謳っている僕としては本当に嬉しい限りです。
 
 そんなわけで、今日お伝えしたかったことは「専門分野や専門競技以外からも積極的に学ぼう」ということでした。

 人は何からでも学ぶことが出来るので、もし今行き詰まっているとしたら、身近にあるものから何か学べることはないか考えてみるのがいいかもしれませんね。

 今日も最後まで読んでくださりありがとうございました😊

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