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メンタルはあくまで最後は主観です

今日はこんなテーマでお話しを進めていきたいと思います。

と、珍しく前置きなしにいきなりテーマに入ろうとしているのには理由があって、1秒でも早くこの結論に至るまでの考え方をお話ししたいからです。

では早速。

アスリートのメンタルをサポートするという仕事をしていると、アスリートの周りにいる方から善意で「○○選手はこういう性格だから、もっとこんな気持ちで試合に臨めば良いパフォーマンスを発揮できると思うんですよね」というアドバイスを頂くことがたびたびあります。

メンタルコーチとしての僕にアドバイスを頂くこともあれば、選手本人へ直接アドバイスをしていることもあります。

僕にアドバイスを頂いた場合は、選手のためを思ってアドバイスしてくれてありがたいなと思う気持ちが大部分と、とは言えどんな気持ちだと良いパフォーマンスを発揮できるかは選手本人しかわからないよねとほんの少し思いながら受け止めています。

あくまで善意での行動なので、アドバイスをしてくれること自体は嬉しいことですね!

親身になればなるほど、こういう気持ちの面に対してのアドバイスってしたくなっちゃうと思うんです。だって、頑張ってほしいから。活躍してほしいから。大好きな選手の力に少しでもなりたいから。

でも選手によってはアドバイスされることで外からの目線が気になってしまい、自分の気持ちに迷いが出てしまう選手も実際にいます。

だから、アドバイスする側もされる側も知っておいた方が良いのは、(今日のテーマでもある)『メンタルはあくまで最後は主観だよね』ということです。

もう少し具体的にお話ししますね。

僕を含めていくら外野にいる人が「今はこんな気持ちでしょう」と思っていても本人は全く違う気持ちの場合もあるし、メンタルの状態って本人しかわからないんですよね。

「深呼吸したら落ち着くから良いパフォーマンス出せるよ」と外野がアドバイスしたとしても、極端なことを言えば深呼吸することで落ち着きすぎてしまい逆にパフォーマンスが発揮しづらいなんてことも起こったりします。

だから、アドバイスをされる側はいろんな人からのアドバイスを参考にしつつも最後は自分の気持ちがどうなるかが大切なことだよねと理解して聞く姿勢が必要ですし、アドバイスする側も1つの意見としてアドバイスしながらも最終的には選手本人が決めることだよねと理解して伝える姿勢が必要です。

そういう意味では主体的に生きることや主体的に行動することと、自分の気持ちを整えることは、今の状態に気づいて行動するという点で近しいのかもしれませんね!

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました😊




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