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プロ野球日本シリーズ 第4戦速報

オリックス2勝、阪神1勝
オリックスが勝てば日本一へ王手をかけることとなる4戦目

結果は…

阪神が4-3でサヨナラ勝ち!!!


序盤から試合としては阪神がリードしていたわけだが、
ずっと阪神はピンチだった。

ハラハラドキドキの展開、

私はいてもたってもいられず
noteを書き始めた

そんな臨場感をお楽しみいただきたく、
今回は今までと違って
リアルタイムで書いたものをそのまま公開しています。

阪神日本一を予想した手前、
完全にタイガース贔屓になっていますが、
1人のタイガースファンの心境をお楽しみください。



2回裏 阪神の攻撃

1-1で迎えた2回裏

2回表に同点に追いつかれたあとの攻撃
2アウトから木浪選手が内野安打で出塁

点を取られた直後のイニングで三者凡退を防ぐ渋い内野安打だった。

さらに9番才木投手が四球で続く

そして勝負強い近本選手がタイムリーで勝ち越し!

2-1となる

3戦目は同点に追いつかれた4回の裏の攻撃で三者凡退で流れを完全に渡してしまった。

一方、4戦目の2回裏は三者凡退を防ぎ、
さらに点までとれたのは大きい。

ただ、オリックスはこの嫌な流れの中、
中野選手のヒット性のあたりをセカンドを守る
ゴンザレス選手がファインプレー
昨日から守備での貢献度が高すぎる。
また、打つ方も粘り強く嫌な存在になっている。

別の場面の話になるが、

中野選手の打席でワイルドピッチにより、
2塁ランナー才木投手が3塁へ進塁したシーンがあった。

才木選手は投手でありながら次の塁への意識が高く、
勝利に貪欲な選手であることが印象的だった。

阪神の選手は気持ちが全面に出る選手が少ない印象がある。
その点、才木投手は気持ちが全面に出るタイプだ。
彼が来季エースとしてチームを引っ張れば、
もっと強くなるのではないかと思った。


3回表 オリックスの攻撃

神2-1オ

阪神は勝ち越した後の大事なイニング

再度追いかける展開となったオリックスは1番中川選手からの攻撃

中川選手がヒットで出塁
2番宗選手は四球で続く

嫌な感じ…

そして、森友哉選手

6→4→3のダブルプレー

しかし、続くは好調な頓宮選手
1打席目でスリーベースを打っており、
3戦目から3打席連続でヒットを打っている。

パリーグ首位打者の力を遺憾なく発揮し始めている…

ここは四球でもいい

だが、阪神バッテリーは勝負を選択。

3ボール1ストライク
無理して勝負しなくていいカウントになったわけだが、

ここから変化球2つで三振に抑える!!

強気だ!!

ただ、才木投手はこの回で代えたほうがいいと思った。
ストレートは力強いがフォークを見極められている。
高めのストレートでカウントを取れているが
あまりコントロールはできていない。

さらに初回からとばしており、球数もかさんでいる。
4回でバテてしまってもおかしくない。

4回はゴンザレス選手から始まる攻撃

どことなく嫌な予感がする…


4回表 オリックスの攻撃

神2-1オ

先頭のゴンザレス選手が四球で出塁する。
これは良くない。

6番紅林選手がきっちり送りバントを決める。

やっぱりもう才木投手は代えたほうがいい…

続くは昨日出場がなかった野口選手
この選手が打てば、またオリックスの流れだなと思って見ていた。

相変わらずフォークは見極められている。
最後はストレートが浮き、

四球

才木投手やはり苦しいぞ…
なんで代えないのか…

1アウト1,2塁となり
8番廣岡選手
1打席目はストレートをレフト前へヒットを打っている。

ストレート勝負で勝てるか…

なんとか打ちとった!

解説の高橋由伸氏も廣岡選手の打ち損じと言っていたが、
ラッキーだったと思う。

続くは9番投手が打席に入る。
普段ならなんとか凌いだなと思うところ。

しかし、
4戦目はここで一息つけない。

なぜなら打撃がいい山崎福也投手が打席に入るからだ。

去年の日本シリーズでは先制のタイムリーヒットを放ち、勝ち投手になっている。

この日2度目の対戦
いやな予感がした

が、才木投手が渾身のストレートで三振を奪う!!

この回もなんとか凌いだ!!

ただ、2回以降毎回先頭バッターに出塁され、
毎回ピンチを招き、守備の時間が長くなっている。

かなり苦しい展開

この試合を落とせば王手をかけられることからも
出し惜しみせず
どんどん投手をつぎ込んだ方がいいと思うのだが、

岡田監督は我慢強い



4回裏 阪神の攻撃

神2-1オ

7番坂本選手からの攻撃

そろそろ先頭がでて、攻撃時間を伸ばさないと
苦しいぞ、阪神

しかし、坂本選手は打ち取られてしまう。

渋い内野安打で勝ち越しに貢献した
木浪選手が打席に入る。

この展開では彼に期待せざるを得ない
出ろ!木浪!

だが、願いは叶わずショートゴロ

2アウトとなり、9番才木投手
もう投手を代えてほしい私からすると、

ここは代打だろ!糸原いけ!
て気持ちだったが、そのまま打席に入る

あえなく三振

またも一瞬で攻撃が終わってしまった。
ここまで阪神は毎イニング、ランナーを出していたが、

このイニングはいよいよランナーを出せず
三者凡退

ピンチをなんとか防いだものの
全く流れをつかめない…厳しすぎる



5回表 オリックスの攻撃

神2-1オ

才木投手続投となったわけだが、
なんとかこの回は三者凡退で流れを作って欲しい

と願っていたところ

先頭の中川選手を打ち取る
よし、いいぞ!

しかし、宗選手にツーベースヒットを打たれる。

そして、森友哉選手

岡田監督!
もういいでしょ、代えても

しかし、続投

そして森友哉選手をセンターフライに打ち取る。

続くは4番頓宮選手

もうだめだ、見てられない
という心境だったわけだが、

才木投手、渾身のストレートで打ち取る!!

これだけ毎回ピンチを招いて抑えていれば
流れは阪神にくるんじゃないか?

と急に思い直した5回だった。



5回裏 阪神の攻撃

神2-1オ

阪神は先頭の近本選手がヒットで出塁する。
この日3本目のヒットだ。

日本シリーズが始まる前に懺悔しといてよかった。
素直に喜べる。


続く中野選手は送りバント

ここでオリックスにミスが出る。

山崎投手が1塁へ悪送球


ついにきた

この回だ

この回に点をとれる
いや、とれなければ負ける

このシリーズ初めてオリックス側に綻びがでた

ここを活かさずして阪神の日本一はない

オリックス中嶋監督はこの嫌な流れを察して
すかさず投手交代

山崎投手→比嘉投手

ついに来たか、去年の日本一の立役者
火消しの比嘉

ここを無失点に抑えればこのシリーズとれる
そんな意図を感じる比嘉投手の起用だ

一方、阪神はノーアウト、ランナー1,2塁で
クリーンナップに打順が回る

まずは3番森下選手
ショートゴロ
全力疾走でダブルプレーは防ぐ

1アウト 1,3塁となり
4番大山選手

ここで一本でれば、一気に勢いがつく!
頼む!大山!!



ショートゴロ
ゲッツー崩れの間に1点追加

神3-1オ

違う、そうじゃない

1点は入ったが、
阪神ファンよ
六甲おろしを歌っている場合じゃないぞ

この1点で抑えられてしまえば流れは来ない。
比嘉投手の火消しが完了してしまう、、

なんとかしてくれ!ノイジー!!



凡退

見事に役割を果たした40歳ベテランの比嘉投手

一方、やられてしまった阪神

継投に入るだろう6回
桐敷投手かな?

この流れで大丈夫か心配だ

ここまで早く投手をかえろと記載していた
私だが、

完全に怖気づいた。


6回表 オリックスの攻撃

神3-1オ

予想通り、桐敷投手が登場

嫌な感じではあるが、
三者三振で流れをもう一度引き戻してくれ!

オリックスは5番ゴンザレス選手からの攻撃
この日初めて右打席に立つ

※ゴンザレス選手は両打ちです。
右投手相手の場合、左打席に
左投手相手の場合、右打席に立ちます

ゴンザレス選手見事ヒットで出塁
仕事しすぎやで、ゴンちゃん…

続く、紅林選手
得意の右打ちを披露するが、ライトフライ

1アウト1塁となり、野口選手
頼む、ゲッツーで

なんと!初めて私の願いが通じた!

期待通りのダブルプレーでこの回を凌いだ!

ナイスピッチ!!



6回裏 阪神の攻撃

神3-1オ

オリックスは比嘉投手から阿部投手へ交代

阪神はこの日6番に降格した
佐藤輝明選手から

とにかくホームラン狙ってぶちかましてくれ

結果は三振…

3打席3三振だ

2アウトとなり、

8番木浪選手

やはり彼にしか期待できない
なんとかしてください、木浪さん!!

レフトフライ…

内容は悪くなかった。
さすが木浪さんだ。



7回表 オリックスの攻撃

神3-1オ

阪神は桐敷投手が交代すると思いきや
続投
(なんでや?)

オリックスは廣岡選手から

サード佐藤輝明選手、エラー

思わず舌打ちをしてしまった

先頭打者がエラーで出塁
このシリーズではエラーが必ず得点につながる

いやな予感

なんとか踏ん張ってくれ、桐敷さん!!
てかなんで代えないんだ?謎…

ノーアウト1塁となり
オリックスは代打セデーニョ選手
今シーズン育成契約から支配下登録を勝ちとった25歳の巨漢

3戦目では三塁線へのあたりを
自分でファールとジャッジしてしまい
1塁へ走らずアウトになってしまった。

前日にまずいプレーを披露してしまったわけだが、
汚名返上のレフト前ヒットでつなぐ

ノーアウト、ランナー1,2塁
迎えるは1番中川選手

なんで投手代えないんだ?←2回目

ここは三振あるいは内野フライがほしい

中川選手はバントの構え
これが決まるとまずい…

見事、送りバントを決められる。

1アウト2,3塁で宗選手
何度目なんだ、このピンチは…

スリーボール目となったスライダー
ストライクなのでは…

2戦目にも話題となっていたが、
このシリーズ審判のジャッジ厳しくないですか!?

いや、普段からこんなものなのか…
判定が阪神オリックスどちらかに優位に働いているわけではないですが…

この審判に対する文章を書いている間に

宗選手がセンター前へ同点のタイムリーヒット

これで神3-3オ

結果論だが、なんで投手代えなかったんだ?

続くは、森友哉選手
ゲッツーで終わらせてほしい

投手ゴロ
しかし、折れたバットが桐敷投手に当たる
これで1塁もセーフとなり、

1アウト1,2塁

バッターは4番頓宮選手

ここで阪神は投手交代

桐敷投手→石井投手

この場面で投入されるのはきついな…
結果論だが、イニング頭から代えてよかったのではないだろうか。

さらに佐藤輝明選手も代えられる。
急に厳しい

3三振、エラーありとダメな日ではあったが、
こんな日だからこそ、
最後は佐藤輝明選手の一打で試合が決まると思ったのになー

石井投手は頓宮選手をライトフライに抑える。
お見事!!

だが、2アウトでゴンザレス選手
オリックスとしては最高のバッターにチャンスで回ってきたのではないだろうか。

怖すぎる…ゴンちゃん
頑張れ、石井投手!!

三振!!

最後は渾身のストレートで石井投手がゴンちゃんを抑えた!!

なんとかリードされることなく7回を終えた!

4戦目の試合スコア5-4で阪神勝利
という私の予想も結構現実味を帯びてきた。



7回裏 阪神の攻撃

神3-3オ

こうなってくると、この試合をとるのはすごく価値がある気がする。

このシリーズのハイライトになりそうな試合

佐藤輝明選手が変わってしまった中、
この試合を決めるのは大山選手だろう。

3戦目は1打サヨナラのチャンスで打席に入った大山選手
しかし、オリックス守護神・平野投手の前に三振を喫し、最後の打者となった。

昨日の今日で汚名返上の機会が来そうだ。

感想が長くなったが、
オリックスは小木田投手に交代

先頭の糸原選手がショート内野安打で出塁

続くは今日絶好調の近本選手

右中間への打球

センター中川選手、少し落ちつきがないぞ
ちょっと足滑った?

たどたどしく、落球

この試合いろいろ起きるな…

2番中野選手、送りバント失敗

ノーアウト1,2塁のバントは難しいと言われている。

7回表、オリックスは同じ場面で中川選手が送りバントを決めた。

これがどう影響するか…

3番森下選手は内野フライ

2アウト1,2塁で
4番の大山選手

ここではない気がする

あっさり追い込まれた
最後はカットボールで三振

やはりここではなかった。
おそらく9回、あるいは延長でもう一度あるはず。

ただ、このシリーズでは初めてエラー後に点が入らなかった。
驚くことではないのだろうが、少しいやな感じ。

中野選手のバント失敗が痛かったかな…


8回表 オリックスの攻撃

神3-3オ

阪神は石井投手が続投
代えていい気がするけど…

オリックスは紅林選手からの攻撃
センター前ヒットで出塁

これで6度目の先頭打者出塁となった。
回跨ぎだし、そんな予感はしていた

これで負けたら継投ミス
勝てば岡田監督の我慢勝ち

野球て結果論すぎるな

7番野口選手は送りバントの構え
2ストライクまで追い込んだ
ここでスリーバント!?

また流れを左右しそうな場面がきた。

結果はスリーバント失敗

前のイニングで相手がしたことを繰り返さなければならないという縛りでもあるのか?

と思わせる展開

1アウト1塁で廣岡選手
3ボール2ストライクからヒットエンドラン!

廣岡選手がセンター前ヒットを打ち、
スタートを切っていた紅林選手は一気に3塁へ、

9番途中出場の小田選手に代打

T-岡田選手

そして阪神も島本投手に交代

ここで中嶋監督さらに動く

なんと代打の代打で安達選手!!

思いっきりがいい中嶋監督

2戦目ゴンザレス選手にダメ押しタイムリーツーベースを打たれた島本選手

火消しに成功するか!?
それともこの試合初めてオリックスがリードするか!?

初球1塁ランナー廣岡選手が盗塁
これで1アウト2,3塁

1ストライク2ボールから
安達選手サインを再度確認

なにかやってくるのか?

ファールで2ストライクに追い込む

さぁ勝負の一球

インコース外れて
2ストライ3ボール

打った!
サードゴロ!
3塁ランナーホームに突っ込む!


アウト!!

2アウト1,3塁となり
阪神ピッチャー交代

なんと湯浅投手!!

この場面でとんだサプライズだ

今年抑えを期待された湯浅投手
WBCの舞台でもしびれる場面で投げたわけだが、
ここで湯浅投手か…

どうなる阪神タイガース!?

初球で中川選手を討ち取った!!

鳥肌がたった
全然鳥肌が収まらない


この場面で湯浅投手を投入した岡田監督
その期待に応えた湯浅投手

2人とも常軌を逸している

これで流れを引き寄せたように感じたが
8回裏勝ち越しなるか?



8回裏 阪神の攻撃

神3-3オ


オリックスは宇多川投手に交代

阪神はイケイケな雰囲気で
ノイジー選手からの攻撃

サード宗選手がエラー!!
直前でイレギュラーっぽく跳ねてるし、
エラーというには少しかわいそうだが…

この試合オリックスは3つめのエラーとなった。
なんで阪神は3点しかとれてないんだ…

代打小幡選手が初球で送りバントを決める

グッドリズム

1アウト2塁で坂本選手は三振

2アウト2塁となり木浪選手!!
やはりあなたに期待するしかない

しかし、宇多川投手が立ちはだかり
木浪選手はあえなく三振

味方がエラーしてもまったく動揺することなく
投げ切った宇多川投手

さすがの一言でした。

一方、阪神の攻撃については少し疑問
守備での貢献度を考えれば代えることはできないのだろうが、
坂本選手には代打でよかったのではないか。

いい流れでチャンスを作ったが、
坂本選手の三振で流れがとまってしまった。

抑えた宇多川投手がすごいのだが…



9回表 オリックスの攻撃

神3-3オ
同点のまま9回に突入

阪神は守護神・岩崎投手に交代
岩崎投手に苦難が待ち受けていなければいいが…

オリックスは宗選手からの攻撃
レフトフライでまずは1アウト

続く、森友哉選手はセンター前ヒット

1アウト1塁となり、
オリックスは代打・石川選手
送りバント成功

2アウト2塁となり、ゴンちゃんこと
ゴンザレス選手

正念場がまたしても来た
なんてドキドキワクワクする試合なんだ

なんと初球セカンドゴロで打ち取った!

私の予感は全く当てにならない。
岩崎投手はヒットこそ許したものの
全く危なげなく、9回を抑えた。



9回裏 阪神の攻撃

神3-3オ

オリックスはワゲスパック投手に交代

阪神は途中出場の9番糸原選手から

やはり阪神が勝つには大山選手が決めるしかなさそうだ

糸原選手はフルカウントまで粘るも三振

1アウトとなり、
当たっている近本選手
ここまで3安打、1つのエラーで全4打席出塁している。

四球を選ぶ

これでまたも出塁したわけだが、
1番が全打席出塁してなぜ3点しかとれていないんだ…

1アウト1塁で中野選手
ワイルドピッチで近本選手が2塁へ進塁

1アウト2塁となり、引き続き中野選手

またもワイルドピッチで近本選手が3塁へ!!

3塁にいったところで中野選手に対しては
敬遠を申告する中嶋監督

1アウト1,3塁で森下選手
そして、森下選手にも申告敬遠…!!

オリックスベンチは満塁策をとり、
4番大山選手と勝負することを選択

冒頭にも記載したが、やはり大山なんだ!

ここだ!ここしかない!
決めろ!大山!!!漢になれ!!!


きたーーーー!

サヨナラだーーー!!


大山選手が決めたーーー!!!

神4-3オ



終わりに

見事阪神がサヨナラ勝ちを収め、
このシリーズ2勝2敗の五分に戻した。

再三のピンチを乗り越えて、最後は苦しんでいた4番大山選手のバットで決めた。

まるでWBCのメキシコ戦を見ているようだった。

あの試合も何度もピンチを招き、なかなか勝ち越せず嫌な展開だった。

しかし、最後はヤクルトの村上宗隆選手のサヨナラヒットで勝利した。

日本代表は続くアメリカ戦に勝利し、世界一に輝いたわけだが、

阪神もここから勢いに乗り、日本一をとれるのではないか?
そう思わせる試合となった。

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