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今週のリフレクション【本当の自分を生きる(榎本英剛氏)】

今週は、榎本英剛さん著「本当の自分を生きる」を振り返ります。ザックリ3点でまとめると・・

1.①理由なく自分の中から湧いてくる「内なる声」は天からの贈り物。説明できず、インパクトがあり、意外なものがオリジナル。②シンクロニシティはその人が進むべき道を指し示す道しるべ。たまたまに敏感になる。③流れに乗ると、思いがけない形で人生の扉が開かれる。流れに乗るには、知っている・出来ることを手放して、未知の領域に飛び込む覚悟が必要。

2.④人生で起こることには、すべて意味がある。力になる意味付けをする。⑤正しい答えを求めるより、正しい問いを持つことが人生を豊かにする。自分が無意識に立てている問いに気づく。⑥人は誰しも、何らかの目的を持って生まれてくる。アウェイで本当の自分でないものを経験して、本当の自分を感じて思い出す。

3.⑦理由があるから行動するのではなく、行動するから理由がわかる。行動は心でするもの。期待しないでとりあえずやってみる。⑧これまでやってきたことは、すべてこれからやることの準備。人生にすごろくのような上がりはなく、常に進化し続けるプロセス。経験を統合してバージョンアップさせる。

キャリアを考える時に、自己分析をします。できることは何か?求められていることは何か?やりたいことは何か?そんな風に自分をメタ認知する時に大切なことは、健全な比較だと思います。なんとなく、比較をするのは良くないことで、オンリーワンを探すのが良いイメージがありますが、必ずしも比較は悪いことではないと思います。

誰かと比べると、自分はこれをやるのは苦にならない。誰かと比べると、意識しなくても自然とできている。こんなものが、健全な比較です。自分の中では当たり前すぎて、比較をしないとなかなか気づきにくいのではないでしょうか。

ただし、比較する相手は要注意です。書籍にもある通り、アウェイにいる人と比較するのが大切です。近くにいる人は自分と強みや志向が近く、比較しても違いがわかりにくいです。しかも、近いからこそ、細かい違いに執着してしまい、むしろ自分にネガティブな感情を持ってしまうことすらあります。これは不健全な比較です。

アウェイに飛び出して動き回っていると、自然にできて苦にならず、人から感謝される部分が自分にもあることに気づけます。人から感謝されることを続けていくと、そこがどんどん強化され、プラスのスパイラルに入り、やがて自信に変わっていきます。これが、キャリアの足がかりになるのではないでしょうか。

そして感謝されることを続けた先で、説明がつかず、インパクトがあり、自分にとっても意外な内なる声に出会えるのかもしれないと感じました。

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