仕事と遊び

Singalifeというシンガポールの日系フリーマガジンが主催したウェビナーに参加。ゲストは、Owndaysの田中修治社長。シンガポールが主催者だが、ゲストは島根県から参加、参加者はオンラインなので当然全世界から参加可能。便利な世の中になったもんだ。

まだ本は読んだことなかったので、これから読もうと思うのですが、前例にとらわれず、物事をすごくシンプルに捉えている。ものの言い方がストレートなので、勘違いする方もいるかもしれないが、言っていることは非常に理にかなっている。

特に、繰り返し日本の「生産性」について疑問を呈していること。コロナが、日本社会がより生産性を意識する社会に変われる機会ととらえるべきと。コロナの前に戻ろうと、いろいろな助成金・支援をしているが、それで生産性が上がらないし、元に戻るとも思えない。元に戻ったところで、それは前進ではない。その通りと思った。

話の中で、一番印象に残ったのが、仕事への姿勢。
「仕事と遊びの境界線はないと思っている」。仕事の意義は3つ、
① 楽しく、遊びと同意義の状態
② 何かの使命感を持った状態
③ 「労働」の状態

仕事でつらいと感じるのは、「労働」の状態が多いはず。
これからの時代、生産性を意識するだけでなく、如何に「労働」の状態を減らして、遊びと使命感に近づける仕事ができるか。すべては自分の匙加減で変わる。

話を聞いていて、気が付くと、限られた人生、自分は有意義に過ごせているか自問自答していた。選択肢は自分にあるが、このコロナ状況下でも日々に流されている自分がいる。ある意味、コロナ前の状態に戻したい、今を維持したい日本社会と同じ。

日常の中で、面白さ、楽しさを感じる物事をどんどんやっていこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?