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Jリーグ最高観客動員の浦和レッズの戦略〜スポーツビジネスのプロはイベントや試合で何をするか、観るか〜

ビジネスパートナーでもある、浦和レッズの2019戦略。先日、関係者の感謝の会で、その一端が見れた。Jリーグの中で、いや、日本のスポーツクラブ、チームの中で、浦和レッズの観客動員力は圧倒的である。Jリーグ内ではずっと一位であり、プロ野球と比べると試合数の関係で、トータルでの比較はできないが、1試合で55000人を動員をした試合もあり、だいたいこの数年、平均3万5000〜4万人前後の、ビッグクラブである。

スポーツクラブの存在理由としてその①競技での勝利、②事業・ビジネスでの採算・成長・拡大、③そして育成や地域貢献・社会貢献の3つが、行動原理となる。昨年末の天皇杯を制し、ACLの出場権を獲得。Jリーグは、10年ぶり以上の優勝を目指す。女子のレッズレディースも、ベレーザ、アイナックにどこまで迫り、追い抜けるか。なでしこリーグと皇后杯のどちらかを獲得を目指す。

感謝の会の装飾は、赤い世界地図があり、埼玉から、日本から世界へ、との思いがある。これは、ACLでのアジア戦略のみならず、FIFAクラブワールドカップや、選手が各年代、ワールドカップなどに選出され、レッズブランドのアンバサダーともなる。今年は、女子のワールドカップがフランスで。そして、ユース世代の大会も続く。つまり、チームとして強く、いい成績を残すこと。観客動員を増やし、スポンサーを多く集め、グッズを売ること。ユース世代を育成し、サッカー教室などで、レッズを普及させること。強化・事業・育成・普及の柱。これらが相互でシナジーするのが、クラブ運営・経営の根幹である。

では、スポーツビジネスのプロは、そこで何を見て、何をしているのか。それを今後書いていく。

#スポーツビジネス #Jリーグ#浦和レッズ


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