横着者
花粉も飛び始めて春がすぐそこまで来ていると言うのに、俄然虚弱なまま。
外に出ず、人に会わない生活でネタが…苦笑
なので養生記録でも書こうと思います。
私、本当に弱ってしまったのでベッドから出られませんでした。
トイレに立つのもしんどいくらいで、前にも書きましたが介護用おむつを本気で考えました。買いに行けなかったから考えただけだけど、もし家にあったら絶対履いていたと思う。
こんな状態が2〜3週間くらい続いたような気がします。
この間、動けないからと言って食べない訳にはいきません。この時すでに食べられる量は少なかったけれど、身体を温めるのに少しでも食べたかったのです。
トイレに立ったついでに、お湯を沸かすくらい簡単で労力が少なくて短時間で調理が終わるもの。
それは私にとってお味噌汁でした。
名付けて「横着味噌汁」。
お湯沸かす
↓
お椀に味噌を置く
↓
豆腐や乾燥わかめ、生で食べられる葉物野菜を手でちぎってお椀に入れる(手でちぎれない固いところは今回はごめんなさいする)
↓
お湯を入れる
↓
出来上がり!
ダシ?
エッ。ナニソレ、オイシイノ??
当然そんなもんナシよ!ナシ!
省略よ!
だってしんどいんですもの。
余計な労力と頭を使わずに、まずくはない温かいもの食べて少しでも胃が温まって英気を養えればオッケーにしたのです。これが物足りないな、もうちょい美味しいの食べたいな、と思えてきたら元気になってきたって事になるんじゃないかと。美味しくする工夫はその時すればよいと。
実際、少しだけ回復して余裕出てきたら「やっぱダシ少しあった方が美味しいな」と思ったので、鰹の削り節をパラっとかけたりとろろ昆布を乗せて食べるようになりました。
ちなみに良く作っていたのは、豆腐、乾燥わかめ、もやし、春菊かな。ほぼぶっこむか手で千切れば終わり。
もう少し元気になったら「おや?キッチンバサミって便利なものあるやん」て気付いて(遅い)、ネギ、キャベツ、パクチーなんかも具にしていましたね。
今でも基本的な作り方は変わりません。
栄養価が高くなるとか美味しくなる、保存性が高いらしい、言う事で干し野菜を作ってストックしています。
ご飯を準備する時、翌日の味噌汁の準備として干し野菜、生姜の佃煮やしょっぱくなってしまったきんぴら、乾物とお水を適当にタッパーに入れて冷蔵庫に置いておきます。
↓こんな感じ。
翌朝、タッパーの中身を鍋にあけ、余力と食材があれば生野菜を少し切ってそれも鍋に入れて火にかけます。
その間に味噌をお椀に入れて煮立った具と汁をかけて出来上がり。味噌を解くのは食べながらです。
味噌は沸騰させない方が美味しいと言われているのと、キッチンで味噌を溶かすのが面倒というのと、大量に作った味噌汁を火にかけて吹きこぼれたり爆発したりするのが怖いという理由で、このやり方に落ち着いています。
今日は味噌の気分じゃないな、という時はコンソメ入れたり鶏ガラスープの素を入れたりすれば簡単ですし。
しんどくて外に出られないという時が続いても横着者だと何とか凌げるもんだなぁと思う今日この頃です。
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