マネーフォワードに入社しました!~僕がスポンサー企業のアクティベーション担当になるまで~
こんにちは!SPODIGIのISHIこと、ISHIDOです。
2020年2月1日の本日、マネーフォワードに入社しました!
マネーフォワードは「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションに掲げ、家計簿アプリや、経理&人事労務などバックオフィスを支えるSaaSなど、お金に関わるプラットフォームを提供するフィンテック企業です。
また昨年、Jリーグの横浜F・マリノス、アビスパ福岡、北海道コンサドーレ札幌とパートナーシップ契約を結びました。
入社後は、この3クラブとのパートナーシップで得た権利を活用し、「アクティベーション」を企画・実行していくプランナーとして働きます。
学生の時からスポーツビジネスを志し、その中でも「スポンサー企業の担当者」になることを目標に、これまで様々な活動をしてきました。そのため、この転職は自分史上最大のチャレンジです。
今回は、自分の備忘録も兼ね、僕がスポンサー企業のアクティベーション担当になるまでの経緯を振り返りました。
*長いので、気になるとこだけ読んでいただければと思います。笑
小学校~高校:海外サッカーと関わる仕事がしたい
1993年生。出身は神奈川県の湯河原町。小さな温泉町で育ちました。小学校3年生からサッカーを始めたのですが、クラスの友達がいたのと、太っていて運動しようと思ったのが理由でした。笑
また、海外サッカー好きの父の影響で、「観るサッカー」にもはまり込んでいきます。WOWOWとスカパーどちらも契約して、一緒に試合を見ながら、その面白さを語ってくれた父に感謝。ちなみに推しの海外クラブはイングランド・プレミアリーグのリバプールFC、一番好きな選手はラウール・ゴンザレス。
ふんわりと自分の将来を考え始めた中学生のときに、「海外サッカーを仕事で観れるサッカージャーナリストになろう」と浅はかに考えます。これが全ての始まりです。そして、ひとまず高校は近くの進学校に進み、部活に勤しみつつ、英語の学べる国際系大学への進学を目指して勉強しました。
大学:英語漬け&スポンサーシップの魅力に気づく
大学は、立命館アジア太平洋大学、通称「APU」に進学しました。大分県別府市にある、学生の約半数が国際学生のユニークな大学です。神奈川から大分県の大学に進学することは、勇気のいる決断でしたが、APUにして心から良かったなと思います。
入学当初は全く英語が話せませんでしたが、学生寮でのフィリピン人学生とのシェア生活、テキサスへの短期留学、イギリスへの交換留学などを経て、徐々に身についていきました。イギリス交換留学中にはヨーロッパを巡り、20試合以上の海外サッカーを現地観戦できたのは一生の思い出です。
(写真:ジェラードのリバプール退団決定後のレジェンド選手たちによるチャリティーマッチ)
大学3回生のときから、Mars Camp というスポーツビジネス講座(10・11期生)で座学で学んだり、スポーツの現場インターンを経験しました。もともとメディア志望でしたが、スポーツマーケティングの中でも「スポーツチームと企業が一緒に成長できるスポンサーシップって面白い!」と思い、その仕事に就くのが目標に変わったのもこの頃からです。
また、スポーツマーケティングリサーチ&コンサルティング会社のニールセン・スポーツさん(旧レピュコム)でインターンもさせていただきました。スポーツスポンサーシップに携わっていく上で、効果測定の方法やその仕組みに触れられたのは大きな経験です。
就活期には、「自分の目指すスポーツマーケティングをやるために、まず別の業界でスキルを身に着けよう」と考えました。①今後伸びるデジタルマーケティングが学べる、②若くから成長できる(大手<少数精鋭)、③英語が活かせる、という3つの軸を掲げ、就職活動を行いました。
社会人:デジマケ修行とSPODIGIの運営
2016年4月に、電通インターナショナルグループで外資系クライアントをメインで扱うデジタルマーケティング代理店「iProspect」に新卒入社しました。ウェブ行動分析、SEO、UI/UX、ソーシャルメディア、デジタル広告などを経験しながら、「データをもとにロジカルに施策を提案する力」を身に付けていきました。
また、新卒1年目から、スポーツビジネスとデジタルマーケティングの勉強も兼ね「SPODIGI」というブログを立ち上げました。国内・海外のスポンサーシップのアクティベーションの分析記事や、JリーグやBリーグの経営データをBIツールで可視化するコンテンツなどを発信しています。また、ライターとして「スポーツスポンサーシップジャーナル」さんへの寄稿もさせていただきました。
こうした記事を書いてきた理由や記事例は下記をご覧頂ければと思います。
コロナ禍:#MSBS と東京ヴェルディの外部サポート
コロナ禍に入ってから、株式会社ミッションスポーツの満田さんが主催するスポーツビジネススクール #MSBS に1期生として参加し、スポーツビジネス、特にスポンサーシップについて深く学びました。また、様々な専門分野のプロが集まっていたので、そこから生まれる一つ一つのディスカッションを起点に、様々な角度からスポーツビジネスについて考える機会になりました。
中でも「自分ができる価値提供は何か?」を常に意識するようになったのが一番の学びかもしれません。自分であれば、アクティベーションのアイディアや事例知識、デジマケの活用、アイディアの構造化は、自分の武器として極めていくべきだと実感できました。
#MSBS 終了後は、東京ヴェルディのアクティベーション周りの支援をさせていただきました。きっかけは、いぬゆなさん主催のオンライン飲み会に参加→ヴェルディ菊地さんと繋がる→ヴェルディ佐川さんをご紹介いただく、という流れでした。コロナ禍で人と直接会えない分、色々なオンライン飲み会に参加して、多くの人と話すのを意識していたのが良かったなと思います。
ヴェルディでは主に、アクティベーションの企画と実行、効果測定の設計とデータ分析などの面でサポートをしました。営業部の方と様々な調整をしながら、自分のアイディアの実現に向けて徹底的に考え、動きました。日々クラブのために戦うヴェルディの方々をサポートさせて頂いたことは大変光栄なことですし、改めて「スポンサーシップの価値を伝えていくのは素晴らしい仕事だ!」と強く実感しました。
転職経緯:マネーフォワード内定までの流れ
「スポンサー企業の担当者になって自分でアクティベーションを考えて実行していきたい」と考えていた時、マネーフォワードと横浜F・マリノスのパートナーシップ契約が発表されました。新しい形のパートナーシップだ、と話題になりましたが、一番感銘を受けたのが、マネーフォワードの社員が積極的に発信していたことです。
契約ローンチ時の状況が分かる記事はこちら
契約のタイミングで、これほど多くの社員がワクワク感を発信していたのを見たことがありません。これは、会社の決定を心から受け入れられるほど、自分の会社が好きな人が多いのだと感じました。そしてその社員の反応に対して、温かく迎えるマリノスサポーターの方々。「この温かい世界に、自分も入りたい!」「マネーフォワードなら、理想の環境でアクティベーションができるかもしれない!」と強く思うと共に、その時点でマネーフォワードとマリノスサポーターのファンになっていました。笑
(ローンチ後の冠試合も観戦しに行きました)
そして、#MSBS で交流もあり、この契約を担当されたシティ・フットボール・グループの西脇さんにご相談したところ、紹介頂けることになり、採用面接を受けました。面接では、上記の経験やスポンサー担当となって実現したいことなどをアピールし、結果的に採用いただけることになりました。自分自身でスポンサーシップの採用効果を実証したと思います。笑
個人ミッション:スポーツスポンサーシップをもっと前へ
入社後の個人ミッションとして、「スポーツスポンサーシップをもっと前へ」と掲げて取り組んでいきたいと思います。これは、マネーフォワードのミッションである「お金を前へ。人生をもっと前へ。」を意識してのものです。
これまでも多くの企業がスポーツを支援し、スポーツが発展してきた歴史があります。それと同時に素晴らしいアクティベーションも数多く生まれてきました。
一方で、その裏側があまり知られていなかったり、一般の人まで広く認知されていないスポンサーシップの価値がまだまだあると考えています。マネーフォワードには、自社の取り組みの裏側やその想いを積極的に発信するカルチャーがあり、そのカルチャーとマッチさせた形で、スポンサーシップやアクティベーションについて様々な発信をしていきたいです。
そして、何よりも、横浜F・マリノス、アビスパ福岡、北海道コンサドーレ札幌の各クラブ、そしてサポーターの皆様のお力になれるような取り組みを行いたいです。「マネーフォワードのパートナーシップっていいね!」と思っていただけるように全力で頑張ります。そしてその過程で、マネーフォワードのサービスをご利用いただければ幸いですし、クラブ、サポーター、スポンサーが共に「もっと前へ」進める世界を目指したいです。
具体的なアクティベーションは、これから仕込んでいくので楽しみにしていただければと思います。
最後に
長くなりましたが、ここからが本当のチャレンジです。語るだけでなく、どんどん実行に移していきたいと思います。
今後も発信していきますので、ぜひnoteやTwitterをフォローいただけますと幸いです!
Twitter : https://twitter.com/Spodigi_K
また、同じくスポンサー側でアクティベーション担当しているよ!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ仲間を作っていきたいなと考えているので、ご連絡ください!
引き続き、何卒よろしくお願いいたします!
スポーツスポンサーシップをもっと前へ
ISHIDO
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?