終戦記念日を後に巻き起こる、ロックダウン論という皮肉

<「デルタ株の猛威を防ぐ」という大義のため、また人権がないがしろにされる事態が起きている>
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/08/post-96905.php

本日8月15日は終戦記念日。
過去の悲惨な戦争で犠牲になった英霊を弔い、2度と戦争の惨禍を繰り返さない事を毎年再確認する日でもある。

その最中、コロナのデルタ株蔓延により、またまたメディアや怪しい医療専門家達がテレビやSNSなどで危機を煽り、インフォデミックで戦々恐々状態の日本。

緑のビッグBBA都知事は「災害級!帰省や旅行は諦めて!」と煽り、大阪のイケメン府知事は「メガトン級です!感染対策徹底して」と煽り、医療専門家である分科会は遂にデパ地下の入場制限を課すという。

いや昨年、「今年だけは旅行帰省控えて」言うてたから皆我慢してたのに、また諦めろ言われても、既にオオカミ少年状態。
分科会のデパ地下入場制限とかもアフォな話で、今回のエピデミックの拡大現場は殆ど家庭内と職場内のクラスター。つまり、五輪のステイホーム視聴で家庭内感染をブーストさせ、そこから職場内で培養させ、また家庭内へ…

ていうルートを叩くのが自明なのにデパ地下制限に何の意味がという…

…てそれは実は前段で、今回のほぼ自爆な感染拡大(日本人の五輪注目度を完全に舐めて無観客ステイホームさせた)で、緊急事態宣言で飲食店とか締めるとこ締めてるのに感染拡大が一向に収まらない事に郷を煮やした分科会などの対策班が口に出し始めたのが、

ロックダウン!

これを都道府県の首長達も検討すべきとかそんな事を言い始めてるらしいが、そんな事を言い出す分科会は即刻解散すべきだし、医療専門家も首長も足を洗って出直してこいというレベル。。

ロックダウンというのはいわば戒厳令。緊急事態という名目で法規を超え国家が人権制圧するもの。
でもそんな人権制限は憲法違反であり、緊急事態を理由に国家に人権制圧する権力を与える法律はない。

例えば、今厳格なロックダウンしている最中の豪州とか、他の欧州諸国を引き合いに日本の対策スピードの遅さが指摘される事があるが、それは「緊急事態」を理由に私権制限する権力が日本政府にはないから。
それが出来る国は皆、「緊急事態」を理由に先制して戦争を行使する交戦規定がある。

かつてワイマール憲法下だったドイツが何故ナチスの暴走を許し、惨劇を止められなかったのか。それは憲法に緊急事態条項が存在したから。

「感染症から多くの命を守る為だ」
「国民の生活の為だ」

医療専門家達はそんな尤もらしい「命」を大義に国家の私権制限を求めるが、過去戦争起こした国々は皆同様の大義名分で戦争を起こしたのですよな。その為に緊急事態という名目で法規を超えて国家が人権を制圧し、国民はそれを許容した。
そうして合法的に生まれたのがヒトラー政権。分科会や怪しい医療専門家の主張する事は戦争国家とさして変わらない。

国民の命や生活を守る大義の為に、ナチスはどれだけの生命を根絶やしに
しましたか?

ネットではロックダウン賛成論なんてのも出てきてるらしい。

「ガースーは罰金なんてバカな事言ってないで、補償金を出してロックダウンすれば良い!」

日本人の平和ボケは遂にここまで危機的状況まで達した。補償を出すのはロックダウンとは言わない笑。リンクの記事↓にある様な、おぞましい国家の蹂躙がロックダウンだ。

コロナの為の私権制限は戦争国家に近づく。
終戦記念日の今日、日本はその過ちを再び犯しかねない何ともな皮肉。命を守る医療関係者達からそんな皮肉が発せられている事に、靖国の英霊達に申し訳ない気持ちが湧いてしょうがない。

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