12/5(日)ラグビー関東大学対抗戦 早稲田大学vs明治大学

12/5(日)ラグビー関東大学対抗戦@秩父宮ラグビー場
早稲田17-7明治

今年で97年目を迎える伝統の早明戦は、実に3季ぶりに早稲田が宿敵明治を破り最後に華を添える、会心の勝利👏👏

肝心の対抗戦優勝は先に全勝を決めた帝京に掻っ攫われたものの、伝統のダービーマッチというのは優勝がかかっていなくとも負けていい試合などないのである。
とはいえ、今季も下馬評的にはフィジカルタレント揃いの明治有位で、早稲田はスクラムが不安定なのでそこに強みを持つ明治に崩されるという展開は極めて厳しい。実際この試合でスクラムは予想通りにボコボコにやられた。

攻守の橋頭堡とも言えるスクラムを崩されると戦線が瓦解して勝負が決まってしまうと言っても過言ではない状況だったのが、今季の早稲田はそこからのラインDFが強固だった。個人のタックルのスキルは勿論、何より明治の攻撃を先読みしてスペースを作らせない組織的に高度なDF技術を発揮。

これは今季から就任した新監督、太田尾の影響が大きいか。太田尾はおじさん世代が学生時代だった2003年次の主将で、五郎丸も所属していたトップリーグのヤマハ発動機ジュビロで選手〜コーチを経験して、39歳の若さで今季早稲田の監督に就任。トップクラブに長年身を置いた経験、現代の戦術トレンドにも聡い。

まだ就任一年目、恐らく早明双方とも本番はこれからの大学選手権だろう。セットプレーに磨きを掛ければ、優勝候補筆頭の帝京を倒しての覇権奪還も夢ではない。が、その前に準々決勝でもう明治と当たる可能性が高く、早々に早明戦の再戦必至という近年稀に見る大学ラグビー戦国時代である💦
早稲田か明治のどちらかが正月を越せないなんて…(T ^ T)


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