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ボクの大好きなバンド
スポーツバッグです。こんにちは。
今回は布教の回です。僕が大好きなバンドの話をしますから、皆さんにはそれを聞いてもらいます。ちょっと長いかもですが許してください。
では………
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Ailiph Doepa
読みは「アイリフドーパ」と言います。ボクの好きなバンドで、ボクは高校生の頃からこのバンドを追っかけています。
名前の由来は「Paedophilia(ペドフィリア)」のアナグラムから来ていますが、別にメンバーにペドフィリアがいるとかでは無いと思います。
「マカロニえんぴつ」なども輩出している洗足学園音楽大学内にてバンドを結成していて、メンバーもそれぞれ超一級品の技術を持っています。
音楽ジャンルは一言でくぐれるような感じでは無いのですが、強いて言うならメタルやハードコアの部類でしょうか。
個々のスキルの高さと多彩な展開が特徴で、System Of A Downやマイク・パットンからの影響を色濃く受けています。これらの影響を受けているバンドで有名なものといえば「マキシマム ザ ホルモン」が挙げられますが、彼らはそのホルモンからも影響を受けています。しかし、ただのコピーのようなバンドではなくて、Ailiph Doepaでしか出せない個性がたくさんあります。
ただ、あまり万人受けとかは気にしていないのか、ポップやキャッチーな要素は少なく、いわゆる「変態」と言われるような音楽を多くだしているので、ハッキリ言って好き嫌いは分かれるかも知れません。しかし好きな人はとことん好きになれる、そんなバンドです。
メンバー
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ボーカル:Eyegargoyle(アイガーゴイル)
Ailiph Doepaのリーダー的存在であり、美声から凶悪スクリームまでなんでもできるすごい人。
Ailiph Doepaの楽曲は大体この人が作詞作曲をしているのですが、本人は楽器があまり得意では無いため、何かやってる時にふと思いついたフレーズやリフなどを鼻歌でボイスレコーダーに録音して作曲をしているらしい。そのため他メンバーはそれを再現するために結構な苦労をしており、Ailiph Doepaでしか使わないような独自のテクニックが身についたりしてるらしいです。
「日清チキンラーメン アクマのキムラー」や「ワンダ×ワンピース」のCMでちょいちょいナレーション?叫び?を担当しています。
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ベース:Redzibra(レッドジブラ)
ピエロのようなメイクとカラフルなベースがトレードマークの超絶技巧のベーシスト。
「ジブちゃん」の愛称で親しまれていて、立ち居振る舞いからも僕も最初女の子なのかと思っていたのですが、めちゃくちゃに男性でした。
音楽大学を準首席で卒業していたり、GEEKSというバンドのサポートメンバーを務めていたりとめちゃくちゃに才能がある方なのですが、それでもドーパの音楽はずっと難しいらしい。そりゃそうよね。
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ギター:パプリカパプリコ
前にいたメンバーと入れ替わりで加入しためちゃうまギタリスト。ツナギとランドセルが特徴。
メンバーの中でもいわゆるいじられキャラなポジションで、MVの中で死んだり、ランドセルのみの姿になったりしている。
以前に白血病を患っており、体調が万全でもないにも関わらず、空調をできるだけ下げたりイスを用意したりしてライブを敢行した魂の男。
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ドラム:ドナルディーケチャップ
メンバー内でも恐らく1番の男前だが、恐らく1番頭がおかしい人。
ドラムの技術も凄まじく、アイリフドーパの楽曲みたいな急展開にも即座に対応できる。公式のYouTubeにドラムの動画があるので是非チェックしてみてください。
オススメ曲紹介
①Machu Picchu
Ailiph Doepaといえばコレ!多分ファンはみんなそう言うと思います。
タイトルの通りマチュピチュについて歌っているのですが、この曲にはいわゆる「ドーパらしさ」が多分に含まれています。
目まぐるしい展開や演奏のクオリティ、多彩なボーカルワークとどれもが最高。
②Totem Pole
アイガーゴイルの声の多彩さがめちゃくちゃ現れてる楽曲。地を這うようなスクリームから天を衝くような高音までなんでもいけちゃう。
そんでもって曲の展開がこれまた目まぐるしく、4分くらいの曲なのに初見だと10分くらい聴いてる気分になると思います。
③SE・SA・ME
カプセルトイ「罠」のCMでも一時期話題になった曲。
静かな始まりから一気にテンションをあげて、更にラップパートまで挟み込むクールな作品。もともと人に上げるためだけに作られたらしいのですが、あまりの曲の良さにデジタルシングルの発売、更にD4DJ Groovy Mixにてプレイできるようにまでなったスゴいやつ。聞いてみなよ、スンゲェから。
④Edo Word
最新曲(10/22現在)。江戸(というか日本史に出てくる)のワードを歌詞に詰め込んだ変な曲。展開の目まぐるしさや多彩さがまさにAiliph Doepaの真骨頂といった感じです。それでいてキメるとこはバッチリキメるのもかっこいい。テーマも一貫して和風だしね。
⑤MARS
ボクがこのバンドにハマるキッカケになった曲です。
最初は気をてらったことやるちょい滑ってるバンドかなみたいな印象をもってしまっていたのですが、技術が何より高いし、所々に現れる音楽IQの高さみたいなのが感じられて「これすごいバンドかも…」と徐々になっていきました。これホント名曲。
⑥Lemon
米津玄師さんの楽曲とタイトルが丸かぶりしてしまった名曲。
音楽理論を完全に無視したムチャクチャな構成ですが、それでも楽曲として危ういバランスながらもしっかり完成してるのは正にAiliph Doepaのなせる技だと思います。
食べ物も腐りかけがうまいし、音楽もバランス崩しかけが美しい。
ライブ
Ailiph Doepaは日本のバンドなので、もちろん日本でライブ活動を行っています。
ただ、ライブって音源に比べてクオリティダウンしがちというか、複雑な音楽やってるバンドほど案外ライブがガッカリだったりすることってありますよね。
しかし、ことAiliph Doepaに関してはライブにおいてもそのクオリティを維持し続けています。
それどころか、ライブではアドレナリン出ちゃうので音源以上の体験ができちゃう。
下の動画はコロナ禍で客を呼べない際に無観客で行われた配信ライブの映像です。
Ailiph Doepaはお客が全然入らないライブをそれ以前にもよく経験していたからか、無観客でもこのパフォーマンスができちゃいます。こういうところに場数ってでますね。かっけー。
コロナ禍により、ライブハウスではソーシャルディスタンスや声出しの禁止などの厳しい規制が設けられていました。
しかし、Ailiph Doepaはそんな中でもライブハウスを盛り上げたい!と考えていて、特殊なイベントを色々敢行していました。
これからその一部を紹介します。
・超特殊空間型生ライブ「穴」
入場1名、チケット20枚、演奏1曲のみ(各自リクエスト)、代金1万円。
更にそのライブを鑑賞出来るのは、"壁に空いた500円玉サイズの穴"からのみというゴリゴリに攻めた内容の企画。
多人数動員が出来ない現状で考えついた苦肉の策…という訳ではなく、前々から考えていた企画に状況が合致したから開催されたとのこと。
マジで行ってみたかったです。
・~音を立てたら即退場!~ クワイエット(ニ)・プレイス(ル)
声出し禁止な状況を逆手に取り開催された、一切の物音を禁止したアコースティックライブ。物音を立ててしまうと化け物に外へと放り出されてしまいます。
ドーパは時折アコースティックでのライブも開催するのですが、以前にそのライブ中に散々ヤジを飛ばす迷惑な客がいたそうなので、それに対するアンチテーゼでもあるのかな。と個人的には思っています。
単純にアコースティックも聴きごたえがあるのでいいですよ。
などなど、他にも「セトリの最初の5曲を予想して当たりの数に応じてプレゼントがもらえるワンマンライブ」や「普段作曲しないメンバーに作らせた曲を強制的に持ち帰らせるライブ」などといった変わった企画が開催されており、今後も開催されると思います。
もし今回の記事で興味を持ってくれた方はぜひライブにも遊びに行ってみてください。後悔することはまず無いと思います。
おわり
ここまで長い分を読んでいただきありがとうございました。
この記事を読んでドーパを好きになってくれる人が増えてくれたら嬉しいです。そして好きな曲とか教えてください。語りましょう。
ということで以上です!ありがとうございました。
アディオス!👋
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