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Quantum Observation Lab通信 vol.7『振り返り、カタチにする』

Quantum(量子)Observation(観測)Lab(研究所)量子という目に見えない世界を観測により具現化する研究所として、発信していこうと思います。

略するとQOLとなり「Quality of LIFF(生命の質)」にも繋がります。
今回のテーマは「振り返り、カタチにする」です。

さて、2024年も折り返しとなり、7月からは後半戦となります。
皆様にとって、この半年はいかがだったでしょうか?
改めて2024年の1月~6月の半年を振り返ってみる時間をとってみませんか?

なぜ、振り返りが必要かというと、私たちは日々過ごす中で、いろいろな出来事もスゥーと流してきてしまう傾向があります。
量子力学的に考えると、あった出来事さえも、波にしてしまい観測しないと粒子にならないので、「ない」にしてしまいます。
変わらない日常を送って、特に変わったことなかったと認識してしまいます。
時間は本当に良くも悪くも、有難いもので、その瞬間はとっても感動したり、嬉しかったり、逆に悲しかったり、怒ったりしていても、時間の経過とともにその熱量は冷めて忘れさせてくれます。
(または、大きな出来事や変化は自分にとって一定の負荷にもなるので自己防衛や恒常性の機能が働いているように感じます)

そのため、この半年何がありましたか? 自分にとっての三大ニュースは何ですか?と尋ねても、「何かあったかな…何もなかった気がする…」になってしまうことがあります。
自分の人生のストーリーを平凡なものにしてしまい、成長や変化を感じられない状態です。

ただ、記憶をたどってみたり、スケジュール帳を振り返り丁寧に見ていくと、実はいろんなことが起っていて、「何もやってない」と思っていたものが、実は「いろいろやってきたな、あったな」に変わります。
振り返ることで、あったのに、「ない」にしてきたものに気付き、観測できたことで、自分の半年が全く違って輝いて見えるようになります。
出来事が大きい、小さい、凄い、凄くない、は関係ありません。
同じ日常を過ごしているようで、実はいろいろなことがあって、今の自分に繋がっていることに気付くことができます。

更に、今に繋がる「何か」を気付くことで、その流れを観測することができます。
それが数日もあれば、数ヶ月、数年、数十年のこともあります。
あのときに、あれが今にこう繋がっているのかと気付いて、流れを観測できた瞬間に、自然と「感謝」の気持ちが生まれます。
なんとなしに過ごして、見過ごしていた「何か」に気付いて、その繋がりを発見することで、更に、次の流れが起ってきます。

また、変わっていないと思っていた自分であったり、取り巻く環境が実は大きく変化していることにも気付けるかもしれません。

つい、日常で流してしまいがちな出来事をその瞬間にキャッチして観測することも大事ですが、少し時間をおいてから、振り返ることで、その時には気付けなかったこと、今に繋がる流れ、これからに繋がる流れを実感できると思います。

1日の振り返り
1週間の振り返り
1ヶ月の振り返り
3ヶ月の振り返り
半年の振り返り
1年の振り返り
3年、5年、10年、20年…の振り返り

今に繋がる「何か」を発見できて、それが無自覚に自分をカタチづくってくれていたり、その忘れていた「何か」に気付くことで、それが観測してカタチになったからこそ、また動き出したりもします。動き出して、それが私たちのこれからを更に作ってくれます。

自分の外ばかり探さずに、周りと比較せずに、自分の内にあるものを振り返り、掘り下げていくことで、実は必要なモノは、自分の内に全部あると気付くことができるかもしれません。

ぜひ、振り返りのお時間とってやってみてください!



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