Quantum Observation Lab通信vol.10『流れは行き先を知っている』
Quantum(量子)Observation(観測)Lab(研究所)量子という目に見えない世界を観測により具現化する研究所として、発信していこうと思います。
略するとQOLとなり「Quality of LIFF(生命の質)」にも繋がります。
今回のテーマは「流れは行き先を知っている」です。
世の中には「流れを読む」「流れを変える」「流れを作る」「流れを掴む」「流れを汲む」「流れに乗る」などの言葉あります。
では、「流れ」とはなんでしょうか?
今回のテーマ「流れは行き先を知っている」では、今までの流れをどう観測するかによって、その先の流れは決まり、その流れにのれば自然とその先に連れて行ってくれることをお伝えしようと思います。
「今まで」と「これから」は「今」を起点に変わります。
つまり、過去の延長線上で今までと同じように今を観測していれば、これからは変わりません。
しかし、過去の出来事を今の自分で観測しなすことで、今の流れが変わり、これからが変わります。
過去の出来事をどう自分で観測するかだけで、これからの流れが変わるなんて、信じられないかもしれません。
例えば、自分にとって失敗した経験があると、失敗した自分をずっと持ったまま、その失敗を避けようとする流れになります。
しかし、その失敗を観測しなおすことで、あれは特殊な状況だったからで、もう一回やってみたら、練習したら大丈夫かもしれないと自分を観測しなおすことが出来れば、次の流れは変わります。
今の自分が今までの流れを観測しなおし、紡ぎなおすことで、新しい流れが生まれます。そして、その流れにのり、その流れが向かう先が気に入らなければ、また自分で流れを紡ぎなおせます。
今、自分がどんな流れ、どんな自分のストーリー上のいるかを観測するからこそ、「流れを変える」ことができますし、次の「流れを読む」ことができます。
流れは行き先を知っていて、急激に止めたり、軌道修正をすることはできなくはないですが、相当なエネルギーが必要です。
だから、量子の世界で観測し、今までの流れ自体を紡ぎなおすことによって、流れの行き先を変えるのです。
だからこそ、「流れを作る」ことも、「流れを掴む」こともできます。
すべてに流れがあり、止まっているモノなんて実は一つもないので、自分の流れが見えるようになってくると、他人や、取り巻く環境の流れも感知できるようになってきます。
流れを感じることで、「流れを汲む」ことも「流れにのる」こともできるようになります。
自分にとって気に入らない流れなら、それを量子の世界で観測して変えることができます。
「流れは行き先を知っている」ので、行き先を変えようと頑張るより、流れを観測して、流れを変える方がはやいです。
流れは目には見えませんが、確実に存在して、この世の中や人々を動かしています。
自分の観測するレベルを上げて、見えない世界を見ようとすることで、新しい流れが観測でき、その流れによって私たちを想像もできないような世界に連れて行ってくれるかもしれません。
vol.7『振り返り、カタチにする』でもお伝えしましたが、時間をとって自分の今までを振り返って、自分の人生のストーリーを紡ぎなおしてみてください。
今までとは、全く違うストーリーが生まれるかもしれません。
今までのテーマのバックナンバー
vol.1『観測する自己を上げること』
vol.2『見ている先の情報が入ってくる』
vol.3『空間を意識する』
vol.4『結果に反応しない』
vol.5『無思考の潜在意識がもたらす影響』
vol.6『仕方ないからの脱却』
vol.7『振り返り、カタチにする』
vol.8『アフォーダンスと観測』
vol.9『情報の地と図を動かす』
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