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Quantum Observation Lab通信 vol.2『見ている先の情報が入ってくる』

Quantum(量子)Observation(観測)Lab(研究所)
量子という目に見えない世界を観測により具現化する研究所として、発信していこうと思います。

略するとQOLとなり「Quality of LIFF(生命の質)」にも繋がります。

第二弾となるテーマは「見ている先の情報が入ってくる」です。

皆さんは情報をどのように得ていますか?
または、どのように情報が入ってきますか?

改めて自分が持っている情報はどのように得てきたかを考えてみましょう!

簡単に考えると、テレビ、ネット、SNSで情報を得ているという方も多いでしょう。
情報も能動的と受動的があります。
自分が知りたい情報があって、それを調べて得にいっている場合が能動的情報。たまたま入ってきた情報を受動的情報とします。

「見ている先の情報が入ってくる」とはどういうことでしょうか?
当たり前のことですが、例えば時間が知りたいときに、時計を見ます。
時計を見るから何時かという情報が入ってきます。
場所を知りたいときは、地図を見ます。今ではスマホでGoogleマップかもしれません。
基本的に、自分が知りたいことがあるときに、その情報がある場所を見ます。これは、能動的な情報の取り方です。

では、知りたい情報がどこにあるかわからないときはどうでしょうか?
それは、知りたい情報がある場所に位置すること。そのためには、見ている先を変えることです。
今の自分の知っている中には答えがないのであれば、知らないところに答えがあるのです。
「ない」のではなく「ある」のです。

今までの自分と同じ思考や探し方では答えが見つからないだけなので、vol.1の「観測する自己を上げる」でもお伝えしたように、自分を位置を変えるのです。
つまり、自分の位置を上げること、自分の見ている先を変えることで、知りたかった情報、答えが受動的に入ってくるようになります。

情報により見えている世界がまったく異なります。
ある著名な大企業の経営者は、朝に言ったことが、昼には違うことを言っているそうです。よく言われる朝令暮改ですね。
社員は、それによって毎回言うことが違って、惑わされることが多いそうですが、結果的に長期的に見ればその判断が正しかったことがわかるそうです。

では、なぜ、毎回言うことが変わるのでしょうか?
それは、経営者と社員では、位置している空間、見ている先が異なり、入ってくる情報が全く違うからです。
入ってきた情報で、その都度のベストを選択するため、その情報を知らない社員にとっては、一見、発言がぶれているようにも感じます。

私も同じような体験をしたことがあります。
私の師匠に「以前はこう仰ってました」とお伝えすると
「以前っていつ?その日がすべてだよね。」と。
つまり、以前がどうであれ、それは過去で、今、その瞬間が全てであり、その瞬間でのベストを見ていくことが大事だと学びました。
過去の情報で動いてしまうことで、今の流れから乗り遅れてしまうことの方がリスクが高くなってしまいます。

高さや角度の違いはあれども、組織では同じ方向を向くことも大事ですし、入っている情報が違うことを知っておくことが大事になってきます。

「見ている」と「観測」の微妙な違い
観測は、実体になって具現化したもの。
見ているは、まだぼんやりして、実体になっていない状態。
まだわからない、可能性でしかない中で、見ようとする、見ていることにより、自分が向かう先に必要な情報が入ってきて、観測され、波が粒子になるようにカタチになります。
そして、カタチになったものは使うことができます。

見ている先の情報が入ってくるのならば、どこを見るか、見ようとするかが大事になってきます。

多くの人は、自分が見たいものを、自分の知っている範囲または、自分が作った限界の中でしか見ません。
そうすると、入ってくる情報も限られてしまいますし、もし入ってきても自分には関係ないと除外してしまいます。

能動的であれ、受動的であれ、実は、自分にどんな情報を入れるかは自分で決めているのです。

では、自分で決められるとしたら、自分が見たいもの、理想とするものを見ようとすることです。
そうすると、見ている先の情報が自ずと入ってくるようになっています。

さあ、皆様も自分の見たいもの、理想とするものを自由に描いて、見ようとしてみてください!


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