Mitsuki Shimomura

140字にまとまらない想いを綴ります。 Twitter ⇒ @split_kicker…

Mitsuki Shimomura

140字にまとまらない想いを綴ります。 Twitter ⇒ @split_kicker 育休日記 ⇒ https://sheldonia.hatenablog.com/

最近の記事

育児・家事の役割分担を決めない

 育児・家事の役割分担を決める同棲カップル・夫婦は多いと思います。料理は彼女で皿洗いは彼氏とか。お風呂は妻で寝かしつけは夫とか。あるいは、家事は夫で就労は妻とか。得意不得意もあるでしょうし、様々な形の役割分担が、カップル・夫婦の数だけあると思います。  そんな中、我が家では育児・家事の役割分担を一切決めていません。でもなんとかうまく回っています。朝ごはんの準備、娘のおむつ替え、保育園連絡帳の記入など、いずれもその瞬間にできるほうがやっています。  なぜハッキリとした役割分

    • 明橋大二著『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』言葉拾い

       何かしら育児書が読みたいと思って楽天で探した。レビューが500件近く、平均4点後半だった。2007年初版だが僕が手に入れたのは2019年の第63版だった。大人気だなあ。 次世代育成支援対策推進法 2005年に制定された法律。くるみんマークの認定基準もこの中に包含。男性の育休取得率は、くるみんは7%以上、プラチナくるみんは13%以上。  そういえば第4次男女共同参画基本計画の中では2020年の男性の育休取得率13%が目標になっている。2018年実績が6%とかなので達成目処は

      • 鈴木誠一郎著『「週末コンサル」の教科書』言葉拾い

         個人に対する育休プランナー、アドバイザーで信頼を積み、ゆくゆくは企業に対してもコンサルティング的に動ければいいなと思った。というような複業の仕方を考えるとコンサルを勉強する必要があったので、それっぽい本を買って読んでみた。 ワーク・ライフ・バランス配慮規定 労働契約法3条3項より、  労働契約は、労働者及び使用者が仕事と生活の調和にも配慮しつつ締結し、又は変更すべきものとする。  ここを発端に、使用者は労働者の生活に配慮しなければならない、つまりライフの時間に何をして

        • 堀江貴文著『東京改造計画』言葉拾い

           またしてもインパクトのある本の名前が...そしてタイミングもすごい。コロナ禍で世間がぐらぐらしていて、都知事選挙も見えてくる。そんなところを突いてこんな強烈な本を書くのは、編集者含めさすがと思う。 悪平等意識 みんなに平等に機会均等を保証する考え方のこと。著者はこれを凄く嫌う。お金持ちには高い出資とハイリターンを用意することで機会を得やすい権利を与え、その出資を"庶民"に還元することで並の出資でワンランク上のサービスが受けられるようになる。  演目のS席A席、飛行機のビジ

        育児・家事の役割分担を決めない

          復職後も尖り続けるために

           7/1(水)を以て復職する。  コロナ渦中に3か月休業したことがとても大きい。News Picksを始めとした"意識高い寄りのビジネスマン"の思想に触れまくって、僕の思想はずいぶん尖ってしまった。  いまの状態で考えなしに復職すれば、上司や同僚に尖ったセリフをぶつけるか、それを避けて僕自身が丸くなってしまいそうだ。それでは育休した意味の1割が失われてしまうので、尖り続けるためのセブンルールを定めた。 1. 在宅勤務したい気持ちは一切譲歩しない 在宅勤務でやってやれないこと

          復職後も尖り続けるために

          遠山正道著『スープで、いきます』言葉拾い

           スープ・ストック・トーキョー(以下SST)は99年に第一号店がオープンした、スープ専門店。僕も"友人"が勤めているため幾度となく食べてきたが、初めて食べたときは目からうろこが落ちた。食事の味も去ることながら、店内の雰囲気がたいへん良い。若い女性が一人で入れるお店というのも頷(うなず)ける。  本著はSSTの創業者である著者が2007年に発行した、自伝と仕事哲学の要素を半々にしたような本。こんなに面白く素敵な事業を立ち上げる人は、どのように仕事に向き合ってきたのか。知りたくな

          遠山正道著『スープで、いきます』言葉拾い

          日野瑛太郎著『はい。作り笑顔ですが、これでも精いっぱい仕事しています。』言葉拾い

           Twitterかはてぶか、どこで目にしたか覚えていないけど「感情労働」というワードとその意味に興味を持って購入した。  僕の職種は感情労働に分類されるものではない。しかし、感情労働の齎(もたら)す現代社会の問題については僕も常日頃から思うところがあった。職種単位では該当せずとも、あらゆる社会活動は大なり小なり感情労働の側面を持つので、誰しも学んでためになる概念だと思う。 感情労働 本著最大のキーワード。明解に定義されたフレーズを抜粋するなら以下。 相手を特定の感情に誘導

          日野瑛太郎著『はい。作り笑顔ですが、これでも精いっぱい仕事しています。』言葉拾い

          安藤哲也著『「パパは大変」が「面白い!」に変わる本』言葉拾い

           NPO法人ファザーリング・ジャパンの代表理事を務める著者の本。  別の育児書も途中まで拾いながら読んでいたけれど、97年著と古くて時代錯誤感が否めなかったのと、そもそも文体が気に入らなかったのとで棚に揚げてしまった。  代わりの育児書を何か...というときに書店で見つけて本著を購入。17年発行という新鮮さ、いかにも男性向けというタイトル、あとファザーリング・ジャパンを以前から小耳に挟んでいたこと、などがチョイスの決め手。 真面目なパパほど「家族のためにも仕事を休んではいら

          安藤哲也著『「パパは大変」が「面白い!」に変わる本』言葉拾い

          オンライン投票 実現への課題と個人的な所感

           10万円給付がオンラインで申請できるんなら、選挙の投票もオンラインでできるでしょうが。と直感的に思った。けどされていないということは何かしら課題があるとされているはず。それらを検索して個人的にまとめた。 課題1:誰にも強制されず、自由な意思で投票できるか なるほど。  最悪のケースとしては有権者が悪の組織に拉致監禁されて「**党に投票せよ、さもなくば・・・」と脅される事件が想定される。これは投票所での紙投票では(選管すら巻き込んだ極悪組織でもない限り)起こりえない現象であ

          オンライン投票 実現への課題と個人的な所感

          平田オリザ著『22世紀を見る君たちへ』言葉拾い

           何かのSNSで目にし、ほぼ勢いで購入した。言葉を拾いながらようやく読破したので、言葉ごとに感想や考えをまとめていった。  全体を通し、著者ご自身の主張を論理的に展開していてとても分かりやすかった。最近の活動・取り組みについても魅力的に説明しており、好感及び興味を持てた。 六次産業化 「将来の漁師にどんな能力が必要か、は分からない」という文脈で出現。農林水産省のHPに説明があったため一字一句違わず引用する。 「6次産業」という言葉の6は、農林漁業本来の1次産業だけでなく、

          平田オリザ著『22世紀を見る君たちへ』言葉拾い

          段階的な規制緩和をもっと具体的に示すべき

          出口戦略の論法に疑問をいだく。 緊急事態宣言や営業自粛が解除されたら即いままで通りの日常ですよ、とはいかないはず。じゃあそのときにはどういう日々を送るべきなのか、段階的な緩和の枠組みを早めに示したほうが良い。"新しい生活様式"も提言されたが、政府からはもう少し具体的に述べたほうが良い。あの提言のされ方だといつまで(orいつから?)どのような生活様式を取ればいいのか分からない。 いつ示すべきか。理想は緊急事態宣言の発令時。いまとなってはせめて解除を宣言する時。 そもそも、緊

          段階的な規制緩和をもっと具体的に示すべき

          堀江貴文著「理不尽に逆らえ」言葉拾い

          ホリエモンのことは以前から好きだった。日本人的な型に囚われない、とにかく論理的でバッサリと斬っていく物言いが好きだった。最近はコロナの件でTwitterをにぎやかしていたので、数年振り数度目の再フォローをしたついでに最新著書「理不尽に逆らえ」を購入した。5月1日から読み始めるにあたり、noteを広げて気になった言葉を拾い揚げていくことにした。 【】で括ったところは表題著書から一字一句変えずに引用した。続くコメントは僕の解釈とか感想とかを記した。 なお、以下のエントリを読ん

          堀江貴文著「理不尽に逆らえ」言葉拾い

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          Twitter(実名鍵なし)で雑多な想いを、Instagram(実名鍵あり)で日々の食事とたまのトロンボーンの練習成果を、はてなブログ(匿名鍵なし)で育休日記を・・・ という具合に、いろんな媒体でいろんなことをアウトプットしている。どんどん手を広げていっている状態やけど、正直まだ物足りないと感じてしまっている。 そう感じるのはなぜか?以下のように考えまとめた。 (1) コロナ禍に伴う莫大な変化が社会にもたらされている。このような状況では、例えば「緊急事態宣言下での自粛範

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